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元・奴隷の少年は王宮を駆け回る  作者: 水月
黒の王子
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異母兄弟2

「──レーウィス、遅いな」


 星が瞬く濃紺の空にスカイティアは呟く。窓辺に腰かけたスカイティアは、退屈そうに足をぶらぶらと揺らしていた。


「……スカイティア様」


 耳朶を打った声にスカイティアは視線をずらした。部屋の中に家具は少ない。応接用の椅子とテーブル。暇潰し用の本が詰まった本棚。生活に必要な物は揃っているとは言え、不必要な物は持たない主義であるスカイティアの部屋は他の王族や貴族から見れば絶句するレベルである。その数少ない家具の一つの椅子に座る少年に呼ばれた。


「何?」

「子供のような仕草は如何なものかと思いますよ?」


 シュヴァルツ改め、ヒカルがいう「子供のような仕草」というのはこの足をぶらぶらと揺らしていることだろう、とスカイティアは理解した。おそらく十一、二歳くらいの少年から「子供のような」と言われるのは何処か可笑しな気がしたが。


「別にいいだろう、此処には誰もいないし…仮にいたとしても王位継承権がある訳でもないのに何故、礼儀やら作法やらを気にしなくてはならない」


 スカイティアは鼻で笑った。窓の向こうの闇に溶け込むような黒髪とは逆に雪のように白い肌。長い間引き籠っていた証拠だ。……何処かの誰かが暗闇に潜んでいた──別に脅かす心算はなかった──スカイティアを見て「幽霊」だと喚いた騒動が懐かしい。……別ニ、傷ツイテナイヨ。


「第三王子に王位継承権がないのですか?」

「他国では生まれた順に王位継承権を与えると聞くが…此処はルゼノで、俺はこの髪色だ」


 スカイティアは闇に溶け込む黒髪を一房掴んだ。白い掌に広がる黒髪が青い眼に映り込む。


「俺に王位を継がせるくらいなら、この髪色の呪いを受けてでも暗殺を企てる覚悟はあるんじゃないか?」


 何処かの誰かさんなら、とスカイティアは続けた。

 それが示す人物を、ヒカルは頭に思い浮かべたが、首を振って人物像を消した。


「ぷっ…あははは…」


 不意に、スカイティアが笑い出した。彼が笑うのは珍しい、というか声を上げて笑うのは初めてではないだろうか。……というか、同じ部屋にいてちゃんと言葉を交わしたのは二度目です。初対面以降、初。なんという快挙。一週間掛ったけどな。


「何です?」

「今、クラウディア兄上を思い浮かべただろう」

「う……」


 図星を突かれ、ヒカルは言葉に詰まった。最悪の初対面を経て、クラウディアに対する印象が悪いことは彼も承知済みだ。


「あの人なら簡単だろうな。あの人が得意とするところだ」

「笑っている場合ですか⁉」


 にっこりと微笑む王子に対して思わず大声を出せば、スカイティアは一層穏やかに笑う。それが、ヒカルには悲しく思えた。兄弟間で殺しあうのが王宮の常だというのか。……まぁ、あの王子の顔を即座に思い浮かべたヒカルにも思うところはあるけど。


(どうして、笑える…?)


 思わず、ぎゅっと拳を握った。


「もし、貴方がいなくなったらレーウィス殿が悲しみます」

「そうだなぁ……彼奴には助けられてばかりだ。俺が恩返しできた例がない…いっそ、早く死んでしまえばそれだけ早く解放してやれるんだが」

「縁起でもないこと言わないで下さい!」


 ヒカルが叫べば、スカイティアは「すまない」と軽く謝罪する。ヒカルは口を尖らせた。

 スカイティアの言葉は嘘ではないだろう。彼は自由を望む籠の中の鳥。翼を幾らはためかせても籠の外には出られない。


 何時かはそこで息絶えるのだろうか──?


 孤独のまま。広い世界を知らず、一人閉じ籠ったままで。けれど、それが当然だと諦めて。


「…変なの」


 ポツリ、と言葉が落ちる。此処に来てから何度も口にした言葉だ。今までに見てきた世界観とか、人間関係とか、主人に対する感情とか、全てに対して。此処では状況が異なっていた。


「ヒカル…?」


 スカイティアに名を呼ばれた。スカイティアの表情は何処か慌てた様子でヒカルに駆け寄り、ヒカルの顔を覗き込んだ。ヒカルは彼の行動に愕き、眼を見開いた。


「何故、泣く…?」


 何処か痛いのかと、普段とは打って変わって焦燥に駆られている主人の言葉を、ヒカルは瞬時には理解できなかった。


「へ…泣く…?」


 言葉を口にして、やっと意味を理解する。しかし、一体誰が泣いているのか、と怪訝に思う。

 スカイティアに指摘され、目尻に触れれば微かに湿っている。


(泣いてる…俺が?)


 そう思った瞬間、ヒカルは目頭につん、と熱を感じた。頬に流れる生暖かい液体が顎を伝わり、やがて床に落ちた。


「何故、泣く…?」


 ヒカルが泣きだしたことで、スカイティアはさらに慌てた。ヒカルが泣く理由も慰め方も分からない。人を慰めたことなどないのだから無理もない。……泣かすどころか笑い合ったのも久しいという現実。虚しい。

 それは兎も角、目の前の状況の打破の仕方を考えなければ。


「え…ちょっと…」

「……馬鹿ですか」

「え…?」


 スカイティアは一層眉を顰める。困った表情が一層色濃くヒカルの瞳に映り込んだ。ヒカルは服の袖で乱暴に涙を拭うと、キッとスカイティアを睨みつけた。


「俺は誰の事も知りませんけど!レーウィス殿が貴方から解放されたいなんて思ったら、元から此処に居ませんからね!」


 きっぱりと言い放てば、スカイティアは豆鉄砲をくらった鳩の如く呆気にとられていた。

 言い放って気が緩んだのか、ヒカルの目からぶわっと涙が溢れた。それに驚いたのはヒカル自身だった。


(何なんだよ…!本当に!)


 此処に来てから自分が可笑しくなった。涙は拭っても拭っても溢れてくる。

 兄弟間が不仲とか、主人に対する側近の気持ちとか。今までなら気にならなかった事情の一つ一つに感情を左右される。

 どれだけ拭っても涙は止まらない。俺は何時から、こんなにも泣き虫になったのだろう。

 泣くことは幼い行為に思う。ヒカルは子供と言われる年頃だが、けれど、泣きたくはない。泣くことは弱い者がする行為で、奴隷が泣けば泣くほど主人は暴力を振るった。

 何時しか、泣くことはなくなった。泣くことが意味をなさないことは明白で、寧ろ自殺行為に等しかったことが要因といえば要因だろうが、それだけでなく心を揺さぶられるようなことがなくなったからだ。


 乾いていた。何処までも。どんな言葉も行為も、ヒカルが泣く程に屈辱なこともなければ痛むようなことでもなかった。


 ある意味、悟りを開いていたとも言えるだろう。泣いてどうなる、と。

 それなのに、今は涙が溢れてくる。泣く理由も思い当たらないのに。


 彼がおかれた境遇に同情して?彼の優しい側近の心内を慮って?


 理由は、この際どうでも良かった。無理に留めようとして止まるなら、ヒカルの身体に残る傷はもう少し少なかった筈だ。


「……変な子だ」


 不意に耳朶を打ったのは笑声交じりの言葉だった。慌てて涙を拭ってスカイティアを捉えれば、床に腰を降ろして笑っていた。冷笑でもなければ苦笑でもない、ただ無邪気に笑う姿がやっと年相応の笑い方に感じられた。


「……笑えるではないですか」


 思わず、呟いた。今までスカイティアが纏っていた、痛々しい空気が一変していた。

 無邪気に笑うスカイティアの顔はなんとなくユエに似ている気がして、ヒカルは(あぁ、そうか)と思った。兄弟だから、と。

 髪色の違いで気付かなかったが、例え半分でも血が繋がっている。スカイティアには家族がいるのだ。そう思うと、何だか羨ましくなった。


「本当に変な子だな…あの人によく似てる…」

「え、何です?」


 スカイティアはヒカルの頭に手を伸ばすと、優しく撫でた。

 子供扱いだ、とやや反感を憶えつつも、何となく悪くないとかと思ってしまう。


「昔…優しくしてくれた人がいたんだ」

「その人も黒髪だったんですか?」

「あぁ…綺麗な『黒髪』だったよ」


 穏やかな笑みが浮かぶ。彼の色白の肌に映える『黒髪』が肩を滑り落ちた。

 不吉とされる黒髪を「綺麗」と形容することは、きっとこの国では有り得ないのだろうけれど、ヒカルにはその感性に同意した。自分の髪色を褒める訳ではなく、ただ黒色そのものは多国で高貴なる色とされていることもあった。

 スカイティアは少し考えるように間を開けると、軈て困ったように眉を下げた。


「黒は不吉だと思うか?」


 スカイティアに問われ、ヒカルは首を横に振った。


「俺、母親の記憶が無いんだ。この髪色は何処に居るかもわからない母親譲り…この髪色を否定するなら俺は母親の存在を否定することになる。この髪色は、例え不吉と蔑まれようとも『家族』との繋がりだから」


 スカイティアの瞳は何処か遠くを見ているようで、その瞳が映すのは記憶のない母親の面影だ。恐らく、彼が言う『家族』に父親である王は入っていないのだろう。そして、それは同時に他の兄妹も家族とは思っていないということ。


(王宮って複雑だ…)


 分かっていた心算でも、自分が此処まで振り回されると思っていなかった。


「…俺の母親も黒髪でしたよ。まぁ、俺がいた国では黒髪なんて珍しくないですけど」

「ヒカルは東洋の生まれなのか?その『ヒカル』という名前も極東の言葉だったと思うけど」


 東洋?と聞き返すヒカルに、スカイティアはニッと笑うと、書棚にある本を取り出した。テーブルの上に本を広げると、ヒカルに見せた。


「これは昔、ユエ兄上から頂いた物なんだ。東洋では黒髪で瞳も黒い人種がいる、と兄上が仰って…俺の母親も、もしかしたら此処から来たのかもしれない」

「黒髪に黒目…ですか…伯父はそうでしたけど、母の瞳は焦げ茶色でしたね。人種は間違いないと思いますが」


 ヒカルは記憶を手繰り寄せた。黒髪から覗く瞳が黒い月を画く。優しく微笑む母や伯父と何時になったら会えるだろう。


「帰りたい?」

「……帰り方が分からないですし、今、母と伯父が何処にいるやら…」


 故郷は決して治安が良いとは言えなかった。素行の悪い連中が街を闊歩していたし、そもそもヒカルが奴隷商人に捕まっている時点で物騒だろう。


(……戻ってもいなかったらどうしよう)


 漠然と抱いていた不安はいくつもある。奴隷商館や他の屋敷にいた時には、そこから脱走して国に帰ることが目的だった。けれど、改めて考えてみると余りにも無謀に思えた。子供の力や知識では限界がある上に、元いた場所に家族がいるとは限らないのだ。


「俺も行ってみたいな……もし、王宮から出られるなら色々な国を回ってみたい」


 穏やかな微笑を浮かべ、スカイティアは言った。何処か子供のように好奇心が覗く瞳にヒカルは驚いた。


「…意外とアウトドアなんですね」


 引き籠りが、と言う言葉は呑み込んだ。引き籠る理由はあくまでも外的要因である。彼の意思とは別だ。……しかし、確りと心の内は届いていたようで。


「引き籠りが、意外か?」


 ヒカルが呑み込んだ言葉をズバリと当て、スカイティアがはっと笑う。湖面に光が反射するように青い瞳の中に光が揺れ動いた。


「俺は王宮から出た事がないから。書物を読んでも、それが起こったのは一昔前だ」


 スカイティアは懐かしそうに眼を眇めた。決して『黒』を不吉としない長兄を敬愛しているのだろう。


「ユエ様とは仲が宜しいのですか?」


 ヒカルにはユエが不思議だった。金色の髪を美とする国で、『不吉』と蔑まれる黒髪のスカイティアを気に掛けていた。


 ──もう少し顔を見せてくれると嬉しいな。


 鈴の音に似た、柔らかな声音が耳の奥に響く。ユエがスカイティアに向けた言葉だ。穏やかな瞳なのに、その奥には混沌とした感情が潜んでいるように感じられた。渦巻く感情はきっと悲哀とか憤怒とか。きっとスカイティアだけが侮蔑される事に対するもので、ユエは本当にスカイティアを愛しているのだろう。


(クラウディア様と違ってね!)


 クラウディアの態度を思い出し、途端に腹が立ってきた。横柄で不遜な態度。『金髪』のユエには委縮しておきながら、『黒髪』には確りと侮蔑の視線を向けるから、余計にヒカルの神経を逆なでする。


「仲がいい?『黒髪』の俺と『金髪』のユエ兄上が?」

「それでも兄弟でしょう?」


 髪色を誇張するスカイティアにムッと顔を顰めると、そうだな、とスカイティアは微笑んだ。


「王宮では面倒な事が多くてな…どの王子に取り入れば利があるか、と考える輩ばかりだ。…まぁ、第一子にして『金髪』のユエ兄上に群がるのが当然だが」


 スカイティアはヒカルに話しながら過去を振り返った。自分には『別の理由』で貢物を持ってきた輩がいた、と。


 『黒は必ず災いを呼ぶ』

 そんな迷信が何時からか広がっていたルゼノでは、黒髪は恐れるべき存在となっている。


「我先に、とユエ兄上へと献上品が贈られたが、そんな輩の腹の内を兄上が分からない筈がない。貢物の殆どは非合法的な手段で得られた富のはした金だった。兄上は品物に一切手を付けることなく、不正を働いた者へと容赦なく罰を与えた……兄上なら立派な王になる。きっと、差別のない平和な世界にしてくれる。きっと…俺達にとって生きやすい世の中になる…まぁ、まだ先の話になるだろうけどね」


 にっこりと微笑んだスカイティアはテーブルの上の本を閉じると、元の場所に戻した。


「スカイティア様は王位を望まれないのですか?」

「兄上がいて、何故?」


 真っ直ぐに見つめるスカイティアの瞳に他意は感じられない。ユエが第一王子だから、ではなくただ信頼しているからだ。それを感じ取って、ヒカルは眉間に皺を寄せた。


「…では、仲良くされる気は?」

「誰も望まないよ。特に、クラウディア兄上が…ユエ兄上に接触した日なんて、蔭でこそこそ言われるだけじゃ済まなくなる。稽古に誘われて、珍しいこともあるかと思えば、滅多打ちにされたこともあったかな。しばらく部屋から出られなくなった」


 なんて酷いことを、とヒカルの口から洩れたが、スカイティアは笑うだけだった。書棚の位置から戻ったスカイティアは窓辺ではなく、ヒカルの正面の椅子に座った。


「基本的に、王宮内での好意は見返りを要求される。打算的なものだよ、哀しいけどね。好意の裏を探れなければその者に喰われてしまう。腹の内の探り合いが日常茶飯事のことだ。顔は笑っていても腹の内は真っ黒なんてざらにあるから……その点では、クラウディア兄上は特別かな。あの人は感情が表に出やすいから付き合いやすい…あの人は嫌だろうけど」

「クラウディア様だって『赤髪』ではないですか」


 ヒカルは口を尖らせた。赤髪は平民階級であり、奴隷階級よりは位が高い。けれど、此処は王宮だ。金髪が多数を占めるこの場所で差別を受けるのは赤髪も同じはずなのに、赤髪であるクラウディアがスカイティアを蔑むのは納得いかない。


(差別の辛さを知ってるくせに…)


 迷信に踊らされているなら、滑稽だと笑えた。けれど、クラウディアは迷信に踊らされているのではなく、迷信を利用してスカイティアを蔑んでいるのだ。


「『赤髪』だからだよ。クラウディア兄上は『赤髪』だから王位から遠退いている。王族の象徴である『金髪』でもなければ、畏れられる『黒髪』でもない。臣下の中には俺の不興を買うことを畏れて貢物をする輩もいるんだ。それが、気に食わないんだろう。俺に取り入っているように見えるし…きっと、人望はクラウディア兄上が欲しがっているものだから」


 苦笑交じりに話すスカイティアには次兄に対する嫌悪はないらしい。ヒカルは口を尖らせたまま机の上に腕を重ね、その上に顎を乗せた。


「まぁ、確かに一人でしたけど」


 ヒカルが思い出したのは、初めて会ったクラウディアだった。側近の一人も付けず、ただ一人で回廊に現れた。それはユエも同様であったが、その表情は雲泥の差だった。

 スカイティアとレーウィスを捉えれば、ユエの表情には安堵が、クラウディアの表情には憎悪と羨望が浮かぶ。

 クラウディアの誘いをレーウィスが断った時に感じた違和感はこれが原因らしい。クラウディアの中には嫉妬や憎悪、そして微かに羨望がある。自分が持たないものを持つ弟が羨ましくて憎いのだろう。


「案外、可哀想な方…なんですか」

「この城で幸せな人間はいない。きっと、ユエ兄上も幸せではないだろうな。誰一人、愛されて生まれた者はいないから」


 呟いた言葉の返答にヒカルは眼を見開いた。


「愛されていない…?」

「王子や王女は所詮、王が血筋を残すために生んだ『駒』に過ぎない。王の子を産めば、そして、その子が王位を継げば母親は国母の地位を得る。王は勿論、子を愛した母親もいない。…結局は自分の為だ」

「…スカイティア様は御自身の母上もそうだと?」


 『黒髪』は家族との唯一の繋がりだと言った彼は、自分の母親も打算で自分を生んだと思うのだろうか。唯一母親との繋がりだと縋れる容姿の一部で周囲に忌み嫌われたとしても、穏やかに微笑んでいたのに。


「さて、ね…俺には母親の記憶がないから…愛されたという記憶もないんだよ」


 スカイティアは苦笑を浮かべ、是とも否とも明確にしなかった。浮かべられた苦笑は痛々しく、ヒカルはスカイティアの顔を直視できなかった。


「ヒカルはたくさん愛されてたんだね……羨ましいよ」


 微笑むスカイティアに、ヒカルは何と言っていいか分からなかった。

 そっと伸ばされた手がヒカルの頭を撫でる。その優しい温もりが、却ってヒカルを居た堪れなくさせた。


(何て言ったら、良いのかな)


 ヒカルは答えの出ない迷路に迷い込んだ気分だった。

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