※登場人物紹介
第一部の登場人物一覧です。第一部のネタバレがありますのでご注意ください。
第一部
・伊月
現代から神隠しに遭った女子高生。山本家に拾われ居候している。
現代では真面目でも明るい子だったが、『月夜里』では不安の所為か少々引っ込み思案に。
セミロングの髪の毛を緩く結んで前に垂らしている。
・山本大吾
扇子屋の主人。伊月を拾い店の手伝いとして家においている。無表情、無口、無愛想の三無の男。
背がとても高い。
・お美代
大吾の妻。時に優しく、時に厳しい。朗らかで明るい。伊月を娘のように大事にしてくれる。
・吾郎太
大吾とお美代の一人息子。快活で明るく元気いっぱい。とてもしっかりした皆の兄貴分。
・東シイノ
染物屋の娘。両親は紺掻。吾郎太の幼馴染でちょっとおませさん。
・蔵助
船着場で荷卸しの仕事をしている。検め衆のまとめ役。ボサボサの髪の毛を一つに束ねている。
・兵四郎
塗師の男。飄々とした男。
・光之助
塚河光之助。下級武士の家に養子として引き取られた。穏やかな性格。
さらさらの髪の毛を一つに束ねている。
・富爺
本名 富吉。足駄屋の職人。50年以上検め衆に参加している。
・戌親
研師見習いの少年。礼儀正しく律儀だが、その分融通が利かない。
・巴
可愛らしい女の子。だが、かなり気の強いところがある。おしゃれや流行に敏感。光之助が好き?
・おキヨ
巴の友達。大人しくてやさしい性格。父と姉がうまくいってないことに悩んでいる。
家は『茶屋 饅饅』。
・シフミ
おキヨの姉。影憑きと呼ばれている。
・瑞香
女田楽を率いるまとめ役。男っぽい女か、女っぽい男か、伊月には判断つけられなかった人物。愛煙家。
・吾郎太の友だち
佐助、栄吉、彩にぃ。吾郎太の町の友達。
・義孝
領主 山下清太義孝。山下家の当主。




