表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
これは・・・ですが  作者: 斉藤一


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
427/862

バーベキュー

バーベキューをしにキャンプ場へ集まった


SNS上での知り合いだったので、知り合いの知り合いは、まったく見たことも無い人になる


それでも、オフに来るような人達なので、1時間もすれば慣れてくる


途中で人が増えたり、減ったり、もともと開催はSNSで集めたこともあり、最大数が30人くらいだという事以外は時間は自由だ


事前に会費を集めていたので食い逃げも無い。まあ、ホームレスなんかが混じってくる可能性もあるが、それはそれであとで笑いのネタになるだろう


「なあ、あの人は?」


「ああ? 誰だよ? さあ、俺は知らんが……」


途中で気が付いたのだが、一人だけバーベキューに混じらずに木の陰で休んでいる女性が居た


20代前半くらいで、ほとんど男ばかりの集まりに怖気づいたのだろうか


それでも、女性の参加者は皆無じゃないし、そういう人たちはお互い連絡を取り合ってきているので、1人だけで来るという事も無いだろう。可能性は0じゃないが、それならそれでこっちに来ない理由が無い


「どうしたの? 入りにくい?」


「あ、どうも……。ちょっと興味本位で来ただけなので……」


そう言って女性はスッは離れる


無理に誘ってはあれだろうと俺も戻る


「お前、何で木に向かって話しかけてるんだよ、酔っ払いすぎだろ(笑)」


戻った俺に知り合いが話しかけてくる


「いや、一人でいた女性に話しかけてたんだよ。ああ、別にナンパとかじゃねーぞ?」


「まあ、そう言う事にしておいてやるよ(笑)」


そう言って知り合いはまた他の人と話に行った。そこでさっきの女性を探したが、どこにも居なかった


次の日、SNSでそのバーベキューの話題でもちきりになったが、誰もその女性の話をする人は居なかった


当然、最初に一緒にいた友人は知っているだろうと思ったが


「そんな女性居たか? 見間違えじゃね?」


と記憶にない様子。会費は30人分あるが、その誰もが違うという


俺は気になってもう一度そのバーベキューをした場所へ行ってみた


木の側へ行くと、そこには花が添えられていた


「気になって出てきた……か」


俺はその花に向かって目をつぶり、手を合わせる


その瞬間、ポンと肩が叩かれ、異臭が鼻を突いた





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ