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これは・・・ですが  作者: 斉藤一


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民泊

こんにちは、山内花林です。


ある民宿に泊まった時の事です


県外の大型テーマパークに数日間行く予定だったため、ホテル代をケチり……いえ、抑えようとしたらしいのです


その民宿は、部屋の中にはトイレも風呂も無い代わりに安いという事でした


行ってみると、思っていたよりも快適そうで、以前泊った事のあるビジネスホテルよりも、よほど快適そうでした


リビングの様な部屋に……というか、元リビングだったのでしょうけど、そこに鍵のつくドアを付けたような感じです


何部屋もあり、私たちの家族以外も泊っているみたいでした


1日目に、余計な荷物を置いて出かけようとしたとき


カタンッ


と、ドアを閉める様な音がしました。見ると、その部屋は横にスライドさせるタイプのドアのようでした


音がしたから見ただけで、特に何も思いませんでした


その日は、乗り物に乗るよりもパレードを見る事に時間を使ったため、思ったより帰ってくるのが遅くなりました


部屋にトイレが無いので、私はトイレに一人で寄り、部屋に戻ろうとした時


カタンッ


とまたドアの閉まる音がしました。2度もあるなんて……偶然かな?


まさか、私が通るのを見ていたわけじゃないだろうし……そう思いながら部屋に戻り、寝ました


次の日の朝、今日は朝からテーマパークへ向かうという事で、出かける準備をして、部屋を出ました


今日は、昨日のドアを見ながら横を通り過ぎました。ドアはきちんとしまっていました


カタンッ


私はバッと振り返り、ドアを見ました。当然、さっき見た通り閉まっていましたが、開けてから閉めたにしては時間がおかしいし、何のために開け閉めしたのか……私はブルッと身震いすると、家族の元へと急ぎました


その日は乗り物を中心に乗るつもりだったのですが、とてもそんな気になりませんでした


そう思いつつも、屋内の、スピードが速くない乗り物に乗る事になりました


一番後ろの席に座り、さあ、出発というところで


カタンッ


と後ろから音がしました



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