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これは・・・ですが  作者: 斉藤一


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携帯を拾った

道を歩いていると、携帯が落ちているのに気が付いた


その時代の携帯はまだ指紋認証や、ロック機能の無い、いわゆるガラケーである


俺は警察に届ける前に、どんな持ち主なのかと携帯を開いた


メール無しとは珍しい。待機画面もデフォルトっぽいし、写真も無しか


俺は歩きながらも携帯を触る。スケジュールも空白、電話帳すら空かよ、手掛かりも無いな


そう思っていると、一本だけ動画が入っていることに気づいた


どんな動画が入っているのかと再生すると20歳くらいの男が映った


「今この動画を見ているやつ、早く逃げろ! これはゲームだ。あいつらに見つかったら・・」


そこで銃声が響き、携帯が地面に落ちたようで、男が画面から見えなくなる。足音がして携帯を拾い上げられた


「次はお前の番だ」



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