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これは・・・ですが  作者: 斉藤一


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一つ目

その日、私は3歳の娘と一緒に幼稚園から帰るところでした


駐車場に向かう途中で、娘が後ろを振り向いたとき、指をさしました


「ママー、あそこに一つ目の人がいるよ」


私は、「えっ、一つ目小僧?」と思って振り向くと、そこには眼帯をした老人が居ただけでした


私は、老人に謝りながら、娘に


「あれは、目を覆っているだけで一つ目じゃないのよ」


と伝えましたが


娘が指さしたのは、老人の後ろでした


私には何も見えませんでしたが、娘には何か見えていたのでしょうか

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