表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
これは・・・ですが  作者: 斉藤一


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
136/862

顔がこわい

顔が怖い


そう言われていた俺は、就職の面接にことごとく落ちた


スーツを着ていても、そっちの人?って聞かれはしないが距離を取られるので分かる


ある朝、面接に向かう途中に絡まれている女性を助けた


助けたといっても、俺が近づいていったら、男たちが逃げただけだが


「ありがとうございます!」


女性は、俺の顔を見ても怖がらず、きちんとお礼を言ってくれた


「おう、気を付けてけーれよ」


俺は右手を挙げて立ち去った


すると、会社の面接時にその女性もいた


「奇遇ですね!」


まさか、同じ会社の面接に来るとは。彼女は、俺も人の事は言えないが、20歳前後に見えないほど童顔だった


俺はうきうきと帰路についた


まあ、面接自体はいつも通り怖がられていたが


俺より先に面接を受けた彼女はどうだったのだろうか?


俺はコーヒーでも飲もうかと、公園に向かった


この公園は、近くにグラウンドもあるため、自販機がある


すると、さっきの女性の後ろ姿が見えた気がした


「おーい」


俺は彼女に声を掛けると、別人だった


「私に似た人かと思って声を掛けたって? あははっ、ナンパにしてもベタ過ぎ」


その子も俺の事を怖がらなかった


「そうだ、この先に涼しい場所があるよ」


今日は夏に近く、暑い日だった


俺はその子に連れられて行くと、廃工場の様だった


「ここの地下が涼しいんだ」


地下へ続く階段を下りていく


「俺の顔、怖くないのか?」


「いいえ、人間の顔なんてどれも一緒でしょ?」


そう言ったその子の顔は、蛇の様に口が裂けていた


「お腹に入れば一緒だし」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ