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これは・・・ですが  作者: 斉藤一


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121/862

2分の1

右か、左か、好きな方を選んでください


「ここは夢の中か?」


何の脈絡もなく目の前にそう書いてある看板があった


左右に一本ずつ通路がある


周りを見ると、数えきれないほどの人が居た


俺はとりあえず右の通路を歩いた


右か、左か、好きな方を選んでください


また同じ看板があったので、同じく右の通路を歩いた


人数が、大体4分の1になったので、次の段階へ進みます。自分が生きたい人は右へ、他人を生かしたい人は左へ行ってください


俺は素直に右に行った。7割の人が右に行ったと思う


自分が生きたい人は右へ、両親を生かしたい人は左へ行ってください


俺は少し迷って、「どうせ夢だし、好きに選ぼう」と思い右へ行った


すると、右の部屋には両親の死体があった。それは夢とは思えないリアルさだった


「俺の……せいか?」


俺は怖くなって立ち止まったが、同じように周りの人も愕然としている。その中で、両親と仲が悪かった人たちなのか、平然と先に進む人たちがいた


「ごめん」


俺は両親にそれだけいうと、先に進むことにした


すると、部屋にガスが注入され、先に進まなかった人たちが吐血し始めた


「なんだこれは!」


俺は先に進むと、看板があった


これが夢だと思う人は左へ、現実だと思う人は右へ


俺は……

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