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ナァナァ主人。技術継承の問題点①ー❶

誤字脱字があると思います。温かい目で見てください。

「ナァナァ、主人。やっぱり、主人は技術が問題って言ってたけどお金の方が大きな問題じゃないのかにゃ?」

「そうだね。技術は失ったら、何の解決もできないけど、お金だったら莫大なお金を使うことで現状の問題を解決できるんだ。それに、少ないお金で解決できる事は日本はしてきたんだ。後は大きなお金を何処に使えば、確実なリターンが来るかを確り見定めなきゃいけないんだ。」


猫の虎太郎こたろうがさっきの気になったことを聞いてきた。僕、黒永龍真くろながりゅうまは虎太郎にも自分自身にも説明するように答える。


「それがインフラ整備なのかにゃ。」

「うん。土地のインフラ整備はそうでもないけど、情報インターネットは海外に負けないように発展はしてきたからね。あとは、2つを組み合わせられるくらいまで高めることだね。」

「でも、63歳なのにゃ。」

「うーん。それが問題なんだけど、最新技術を扱うノウハウを備えているのは、引退間近の人しか持ってないから、どうしても関わってもらうしかないね。」

「問題が山積みなのにゃ。」

「そうだね。現状を理解しよう。まずは、技術継承を課題として、論じようか。」

私は、これまでの整理を行い、手元に自作の資料を揃えながら、これからに備え、1つ息を整えた。



「それで、技術継承を手っ取り早く解決できるのが土地のインフラ整備なのかニャ。何でインフラ整備なのニャ?」

「土地のインフラ整備に必要なのが、これまでの科学の発明と技術の発展となり、

「土地のインフラ開発」=「科学・技術の結集」(発明と発展)の式となるんだ。」


「うーん。技術力を継承するためには、土地のインフラ整備が必要なのはニャんとなく。でも、結局お金では?」

「そう。お金と言う問題を優先して、技術が停滞する方がいいと考えているのが、まず問題なんだ。」

「そこまでは……」


「まず、技術力が停滞するとどうなる?」

「停滞したら、他の所から教えて貰えればいいのニャ?」

「それなら、公共投資額が増えるね。ただ、自分たちの失策で、技術力を失った国をおとなしく助ける?」

「助けないと思うのニャ。適当な人材を送って、公共投資額を巻き上げるのニャ。」

「うん、そうだね。技術力が停滞した国は、古い技術を安く扱われて、手取り・所得が減る→所得が減ると外国に出稼ぎする→働き手が減る。その頃、公共投資額が無駄になり、公共投資に回すお金も少なくなる→周りの国が発展する→手取り・所得が減る→物価も上がる。の不のスパイラルで抜け出せなくなる。」


「ニャア。技術の停滞はだめなのニャ。でも、そもそも、技術力の停滞はあり得るのかニャ?」

「確かにあり得ない。全ての国が意図的に、技術力を失わせようとはしないからね。」

「ニャア大丈夫なのニャ。意図的に失わせようとはしないのニャ。」

「いや、大丈夫じゃないんだよ。意図的ではなく、世界の技術の継承がされづらくなっているからね。」

「?!どういうことニャ?技術力は意図的でもなく停滞するのかニャ?」

「いい質問だ。では、【現場からの技術継承の歪み】の推論を見てほしい。」

私は自作の資料を見ながら、

人の手と手動機械 = 同じく多い(職人の数が)

人の手と数値制御機械 = 少ない(職人の数が)

の部分に目を通しながら、虎太郎こたろうの言葉に耳を傾ける。


「ニャ。簡単に言うと、社会全体で、1つの究めた職人よりも生産技術者が評価され、中小企業では、社会全体で評価された管理職に、職人から教わっていた人がなって、技術継承ができていニャい。」

「うん。それに教わっていた人だけでなく、その下の世代の30、20代が、本物の職人を目指して頑張ろうとしても、業務に圧迫されて、大企業に転職したりする。」

「それで、職人が引退して、お金だけの中小企業になり、いずれ潰れるとニャ。そうニャ。大企業があるのニャ。」

「確かに大企業がある。だが、これは例なんだけど、現場の問題点のもつ企業が多数あったとしよう。中小企業99.7%のうちの7割がそうだったとしよう。その7割に大企業から分業化された企業も、存在するともしよう。その中小企業たちの職人が一斉に引退したら、大企業にそれらを救うだけの力はあると思うかい?」

「あるのニャ。と言うか、その前にM&Aするなりで、職人のいない中小企業を淘汰していけばいいのニャ。」

私はここで、決定的な問題を突きつける。


「そうだね。M&Aで大企業になったら、分業化して、また中小企業が生まれる。その後、何十年かして、その中小企業から職人がいなくなる。また、新たな大企業が生まれる。それで?いつまでこれを続けるの?まさか、職人がいなくなるまでとは言わないよね。」

「あれ?確かにそうなのニャ。でも、大企業にも職人はいないのかニャ?」

「いるとしても、分業化とホワイト企業化の2つの波を喰らって、分業化しすぎた、細分化しすぎた仕事をできる人材が生まれているよ。」

「主人はその人を職人と呼ばないのかニャ?」

私は言葉を選びながら、返答する。


「プロであっても、職人とは呼びにくいだろうね。あくまで、分業化の波を喰らっていなく、ホワイト企業化の波もあまり喰らっていない、中小企業位じゃないと、職人とは言えないかもね。」

「要素の大企業と、強みの中小企業と言うわけかニャ。」

「そう。要素として、分業化しすぎるのが大企業で、中小企業はまだ強みを持っているんだ。引退間際の職人と言う強みをね。」

「あれ?だから、土地のインフラ整備なのかニャ?」

「うん。だからこそ、国が投資して、インフラの整備なり、再開発をし続ければ良かったんだ。続ければね。だけど……」

「30年も空いてしまったのニャ。」

「そう。その空いてしまった、消極的な土地のインフラ開発の時期を私は、失われた30年と呼ぶのではと考えているよ。ただ、多分に少子高齢化問題が絡んでいるけどね。」




読んでくれて、ありがとうございます。主人公たちが考えた日本を救う案を【エッセイ】として、随時投稿していきます。今回は切りが悪いので明日も投稿します。お楽しみに。

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