↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「RPGパラレル・パラドックス」  作者: しんTAKA


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

95/101

『RPGパラレル・パラドックス』 AFTER TALK  〜番外編〜 その2

KAHO

「でも、その不器用さが安岡氏なんだよね。だから私、最後まで嫌いになれなかった」


恵理

「そうなんですよね。崇さん、本当に優しいだけの不器用な人なんですよね」


崇

「『優しいだけ』って『だけ』はいらないと思うんだけどなぁ。笑」


恵理

「シーさん。そこ、反論するとこじゃないわよ」


KAHO

「まぁ、それでも安岡氏と音楽やってる時は幸せだったと思うわ」


崇

「俺も KAHOちゃんと音楽してる時が一番楽しかった」


恵理

「え〜、私と一緒の時は楽しくなかったの?」


崇

「いや、そんなことないよ。大学の時は一番楽しかったってこと」


KAHO

「そうね。私だって、その後、いろんな人とセッションして楽しかったこともあるしね。でも、大学の時のあの初夏の風景は今でも忘れられないな」


崇

「初夏の風景かぁ。大学の二階の教室から遠くに海が見えたよね」


KAHO

「そうそう。よく二人で眺めたよね。私、永遠にこの時間が続けばいいと思ってた」


崇

「俺も」


KAHO

「でも、永遠なんてないってこともわかってたよね?」


崇

「わかってた。だからこそ、永遠に続いてほしいって」


KAHO

「そうね」


崇

「やっぱり同じ感覚だ」


KAHO

「うん、同じ感覚だ。笑」


崇

「よかった。笑ってくれて。早田さんと付き合ってた時は笑ってくれなかったから」


KAHO

「ああ、喫茶店での『ひ・み・つ』の時のことね。あの時の安岡氏、可笑しかったぁ。笑」


恵理

「え、何が合ったんですか?」


KAHO

「安岡氏に私が『私、ほんとにあの人のこと、好きなのかなぁ?』って言ったら……」


崇

「わ、KAHOちゃん、やめて」


恵理

「えー、絶対聞きたい。KAHOさん教えて」


KAHO

「安岡氏が、『え、だってつきあってるんでしょ?』って言うから、『ふふ、ウ・ソ』って言ったら、『うそって今言ったことが?、それともつきあっていることが?』って真面目な顔して言うの。その顔が可笑しくって」


崇

「わー、言っちゃった。はすかしい〜。(顔、真っ赤)」


恵理

「シーさん、純粋にKAHOさんのことが好きだったんだね」


KAHO

「そうだと私も思ったから、あの時は内心嬉しかった」


崇

「そうだったんだ。それなら言ってくれればいいのに」


KAHO

「言ったら、どうにかなった?」


崇

「え?」


KAHO

「言っても、結局、あなたは何もできなかったよね?」


崇

「……うん、そうだと思う」


KAHO

「ほら、ごらんなさい。だから言わなくて正解だったのよ」


崇

「そう……なるのか……」


KAHO

「そうよ。それに女は、そんなこといつまでも引きづらないわ」


恵理

「そうですよね。引きずるのは男性ですよね」


しんTAKA

「まぁ、その辺は人それぞれだからね。この話を続けるとまた怒られそうだから、この辺にしとこ。笑」


KAHO

「ま、その方が無難ね」


しんTAKA

「それより雪の日の握手はKAHOちゃんとしてはどうだったの?」


その3へ続く。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。