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公爵家の長男坊は皆から愛されている。  作者: 雪将
公爵家の最初の子供  前編
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44 リカルド報告書 アドソンと等について 6

 前回のあらすじ。(簡単に)

 親父の家の騎士どもを脅した。

 で、騒がしい城門に着いたらお持ち帰りされた。今ここ。


 父と義伯父上に連れられて、今俺は城門近くの詰め所の隊長がいつも居るような部屋につれてこられている。

 この中に意識を持っている人間は以下の人たち、一つの椅子に座らされ、椅子の後に父が居て机を挟んで前に義伯父上が座ってジッと見てくる。

 コレw! なんて、尋問っww! 草はえっる~~~~!!!!

 ついでに、アドソンたちは俺の魔法でこの部屋に気絶した状態で連れ込んでいる。

 連れ込む時に父に「そいつ等の魔法は解除しなさい(そこにおいてきなさい)」といわれたが、「一応説明するのに必要だから、無理」で互いにごねて、5分くらいの会話で相手に折れさせた。

 さて、から始まる義伯父上がそこに居る。

「で、いつもながら一体全体どう言う事なんだね?」

「その前に義伯父上は何処まで父から話を聞いてますか?」

「・・・確認だが、公爵領のことか?」

「はい」

「うむ、騎士たちが自分を迎えに来た事と、公爵領の情報、それと今後公爵領に帰りけじめをつけてこようとしているとは聞いてはいる。」

「それで、義伯父上はなんと言われましたか? また、義伯父上の気持ちは?」

「それは・・・・・」

「こら、リカルドっ! 聞いていいことといけないことがあるだろ!?」

「だがっ」

「だがもへったくれもない!!」

 義伯父との会話で途中から入ってきた父が一括してくるが、俺は軽い魔波動を発動させて、

「父を心配する子がいちゃわりーか? 父に何かあれば母さんが哀しむだろ!?」

 言ったら、黙った。

「で、義伯父上の気持ちは?」

「半々だな、共に家をついで私を支えてほしい気持ち(最も信頼できる貴族であって欲しい)と、近くに居て支えてほしい家族(貴族の面倒ごとを直ぐ横で補佐してくれる存在)

であってほしい。」

 その言葉に、父は義兄弟で次期国王の王太子に頭を垂れていた。

 俺はニッと笑って、「俺はそういう義伯父上が好きだ。だから、ちゃんと話すよ。でもその前にちょっと起こしたい人いるから話はそこからでいい?」真剣な眼差しを父と義伯父上にして言った。


今日短いから夜23時にだすね。

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