45 リカルド報告書 アドソンと等について 7
俺の発言に父等は、誰だ? 見たいな顔を下から、気を失った4人を山済みにして置いておいたが、一人だけその中から取り出して、そいつの顔を一発張った。
「・・・pgr!!」
口からなんか吐き出して、首だけ僅かに伸びて元の位置に戻る。
それから、うううっと声を出して目を覚ましはじめる。
見事に右頬が腫れている。俺のせいだがまあいい、後で治せば。
「アドソン殿! アドソン殿!! 置きましたか? アドソン殿」
「・・・ウウッ・・・! うぁぁぁぁああああああぁぁぁぁぁああああ!!!!!」
突如俺を見て発狂しやがった。
失礼な!
もう一発、ビンタしてやる。
「pgr!」
俺は一言とても優しい顔で「起きたぁ?」と聞いていた。
アドソン殿は痛む頬を押さえて俺を見て一生懸命無言で首を上下させる。
その光景を無言となんと言っていいかわからないと言った表情で父と義伯父が見ていたのは知ってるし、俺が笑顔を向けると二人とも視線を外した。
アドソン殿! と、声をかけるとビクゥゥゥ!! 驚き、必死な眼を向けてくるからそれは無視して、
「アドソン殿も聴いて欲しいことがある。
うちの父のことだ。
義伯父上と父がこの場にいるからこれから話すことに参加してくれ?」
の言葉でアドソンはゆっくりながら回りを見る余裕が生まれ、口からもれ出ていた。
「・・・ら、ライド様!・・・・!! お、王太子殿下!!!!・・・・・・・・」
「さて、仕切りなおしだね。
何で俺が城の外で魔法を放ったかを説明すると、アドソン殿たちへの脅しとそれ以外の奴等への警告・・かな?」
「!」父
「・・・」義伯父
「・・・!」アドソン
「俺はアドソン殿には先に言っておくけど貴方の事はそこそこ信用はしているが、他の三名に至っては信用をしていないんだ。」
「! なっ、何故ですか? 他の三名も信用できる者達です」
「「・・・・」」
「さっき(平原で)言ったろ、した約束を守れない奴は信用しない。騎士を侮辱する行為をした奴は信頼はできない」
「「「・・・・・・」」」
黙って父たちは俺達を見ているがアドソンはやっちまった感もあるが信用できる仲間達を疑われ憤慨感も感じているが一番になんで私だけ(起こして)言うんだ? と顔をしている。
それに明確に答えてやる。
「貴殿は母に凹されてから敵愾心なく敬意を払い、俺に無視されようともメゲズに何度も話しかけてきた。
騎士としてというより、人としての敬意は感じている。
父の家臣たちの中で一番信用できそうだったから今話している。
そのほかの理由があるとすれば、部下の制御は出来ていない現実があるがここの隊長をしていてあいつらに嫌われていない事が、俺が話してもいいと判断している。」
「・・・・」
改めて聞いてアドソンは難しい顔をしていた。
でも、それは今回の話じゃないので本題をここで言う。
「で、問題の話に戻る。
今回、アドソンたちには脅しとして見せたが、もう一つの理由がある。」
言葉を紡ぐと、父たちが何故脅しとして見せたのか聞いてきたから平原の時に言った言葉をそのまま言う。
父たちは難しい顔をしつつ、俺を見て数秒後頷き話を促してきた。
「もう一つの理由は、我等の敵になるかもしれない人間が浮き上がってくる可能性がある。
敵とはというだろうが、父の噂が流れ始めたのは半年前、それもまだこっそり程度だが、耳がいい貴族(公爵家分家のどれか)がいたら何かしらの行動をしてくる可能性がある。」
現に、お前たち(公爵家騎士たち)が来た。
「「「・・・・・」」」




