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公爵家の長男坊は皆から愛されている。  作者: 雪将
第四章     後編
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255 リ・オルタイシ   10.5日目 夜 騎士の村または名もなき騎士の村

お久しぶり、流石にね。載せないと、生存報告で載せないと、と思っての投稿です。不定期で出します。

 簡易の死者の弔いは済ませて精悍な顔つきで村の男たちが一つの家に集まっている。

 男たちの中には無傷の者や動ける軽傷な男たちとかが渋い視線を一人の男に浴びせて沈黙している。

 そして、その集いの場の最重要な長で鋭い視線を浴びるのは俺である。褒めるがいい! ふははははははは!



(カールド)

「再三いうけど、そういうのいいから」

「断る! 断固として断る!! 諦めるがよい!」

「「「……………」」」

 誰かがため息をつく音が聞こえた。

 そして、別の誰かがぼそりと

「これがなければいい人なんだけど…」

「なぁ…」

 ごめんね。でもやめられない、止められない、もっとやりたい! ハスハス。



 ある程度は俺の正体は周知されている。

 リッドの甥で祖父母たちの孫で公爵家の次期頭領とリリアスの子であることは理解されていた。

 そう、リリアスの子供でリッドが事実と認めたことで一切の疑いなく村人からのどういうことなのか、どのような危険がこの村にまだ降りかかろうとしているのか知ろうとする視線が俺に降り注いでいる。

「まず、貴君らよく生き残ったそれは伝えておく」

 状況を深くは知らないが、あの脅威にさらされて生き残ったのは普通にすごかったからそれを褒めておく。

 わかりやすく言うと一対一でLv1でLv150のホブゴブリンと遭遇するようなもの普通に死ぬよ。学者たちにわかりやすく言うと、お前と知性のない野生のカールドにあったようなもの。(ここでおいぃ!とカールド。そこに納得顔の同僚。えっ、マジで、うなずいていた。)

 その上で何がまだ森にいるのかを示すために、俺は魔力でパスを個々の連中につないで説明して周囲を直接頭に叩き込んだ。

 ここにいる初めての体験をした村人たちは頭を押さえ膨大な情報を処理できないものは膝をつく。

 が、半数だけである。

 村人全員膝まづく姿が拝めると予想したが、祖父母や叔父たち、ガファル、一部の屈強な者たちが頭を押さえているだけでギリ立っている。普通にすごい。初めての人は膝をつくんだが、うちの今回初めてついてきた騎士たちのように。

「・・・ガファル殿、それに何名かこれをされたことがあるのか」

 知覚ことである。

「・・・ハハ、前にリリアス殿からなら受けたことがあるものがいます。殿下とともに」

 苦笑いを浮かべながら顔に渋面つけてようやくまともに立つ。

 ふむ。と一つ頷き、先ほどから気になっていたことを聞くことにした。

「貴公ら、元は騎士か等級の高い冒険者か? それにこの村、正直母から祖父母がこんな近くにいたことなんて聞いてこなかったがいかようか?」

「・・・んん、まぁここまで助けていただき、リリアス殿とライド様の子であるなら、いいか。

 その通りにございます。

 多くが除隊した騎士や国が信置ける引退した冒険者に声をかけて、そちらのダンテ殿を筆頭にここで特殊な薬草を栽培(ダンテとその家族の護衛)しています。」

 ガファルが別の、感情的な渋面を解いてダンテと呼ばれた男は腰が低いいかにも平民という感じで俺に頭をへこへこと下げるがその横にいた母に似た少し若く小奇麗な女性がいた。

 あとで母に聞いたら、時折化粧品や石鹼を届けていたという。

 話を戻すがダンテとおそらく叔母(マジ叔母)は夫婦なんだろうと、直感がさえる。

 いや、だれでもわかるか。

「なるほど、ちなみに特殊と言われるが、いかな薬草か聞いても? 一応襲撃を受けた原因か知りたい」

 と、原因も考えている。

 魔物・魔族の中には知性があり、育てているのが魔物を興奮するような成分が出すことや、単純に違法薬物が変化して特殊なにおいを出している可能性も考える。

 状況、燃やして、この村を廃棄して彼ら事連れていくことを視野に入れなければならなくもあるからだ。

 ガファルが少し嫌そうにしつつもこちらが立場があり重要人物の親族でおかんの子供ということもあり、しぶしぶといった感じで口を開いた。

「エリクサーに使われるもの。といえばわかりますか?」

 その言葉で、俺は母関係か。と納得して、

「承知した。以降誰にも言わぬ。また、ここにいる我が騎士たちにも言明する。他言無用」

 「「「はっ!」」」複数から拝礼する騎士たちの礼にガファルは安堵の視線が来た。

 それはそれとして、さて問題の解決に向かおう。



 周囲にいるものの数と種類は先ほどの知覚共有で理解しているが、ここに怯えはバフドーピングを施しているため、あまり見られない。

 一部は女性陣だけだが、怯えより不安だろう。なんで女性まで巻き込んだかは、知らないよりも知っていた方が漠然とした恐怖という不安が薄いと思ってでやった。

 それよりも俺は、現状の戦力から判断して、農園と住宅は別々のため、一時農園はあきらめるように伝える。

 親戚からザワリとあるが、エリクサーの原料なら結構大事なもののため、種などあれば回収は許可してうちの騎士を護衛に取りに行かせる。

 それ以外は、強制魔力防衛をするため軽めの防壁を作る。高さにして地面からは4m、だが、堀を1m掘り、通路は1.5m、矢除け高さと横80cm、1m間隔にして、最重要施設までの距離は30mとした。

 小規模な防衛線を敷く、取り囲まれるが、騎士たちが速やかにフォローに入れるようにするのが最優先であり、住民がいる建物は地下を深くして作る。その際、いざとなった際の逃げ道も確保する。

 今逃げる可能性もあるにはあるが、正直村人はここから離れる気がないのは見て取れていたし、一応提案はしたが諸事情で断られているのと流石に夜の逃走は集団でも二手に分かれても危険であり、伯父夫婦を送り届けたくても家族がここにいるため逃げるという選択がなくなっている。

 そのため一番可能性が高い判断はここですべてを終わらせる。が最善となり、次の手を考え始めるために索敵を遂行する。

 俺の知覚の把握からすれば少なくともオーガ連中はアドソン率いる部隊だけでどうにでもなるとしてみている。まぁ、一応、緊急脱出路の確保はしている。


 さて、改造もしたし、睡眠も少しはとった。

 俺はリクスとロイを引き連れ俺の近くで把握しているおおよそ6km先の敵のボスにごあいさつに行くとしました。







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