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変態の日常的生活  作者: 荒崎 藁
変態たちの休日!
33/66

己を貫け!

更新遅くなりました。

二日も空けてしまいました。


 そういえば夕真と悠奈はどこに行ったんだ……。

「私疲れたんだよね。夕くん、私のためにイスになってよ」

 ――この甘酸っぱくて少し毒っぽい声、悠奈だ。夕真嫌がってんじゃねえかよ。

ここは兄として!

「そーゆうことは俺に言え!」

 無意識の内に我が弟たちの元へ走っていた。

「お兄ちゃんが私のイスになってくれるの?」

「当たり前だろ! いや当たり前じゃない? どっちだっけか」

 俺の『兄』の部分と『ロリコン』の部分が混ざっているようだ。

兄が勝てばここで叱るところだ。しかしロリコンが勝てば、悠奈という幼い女の子のイスになる。

「志多野! 己に負けんじゃねえぞ!」

 どうやら境は、今俺が置かれている状況を理解しているようだ。さすがだぜ!

「兄貴……」

 夕真だって応援してくれているんだ。

俺の『己』とは、ア

「イスになってくれたら私の足すりすりしてもいいよ?」

 ――ニ、ではなくロリコンだ! すかさず手と膝を床につけ、イスになると、悠奈がためらいもなく座った。

「お兄ちゃんの背中座りやすいね」

「あざっす!」

「志多野……お前って、Mだったのか……?」

 痛い視線を、境に向けられた。

「俺は断じてMじゃねえ! 幼い女の子が困ってたら助ける、それが俺だ!」

 境の目を見ながら声を張り上げて言った。四つんばいのまま。

読んでくださってありがとうございます。

悠奈がついに本性を表しました。

志多野はMじゃないですよ。

感想とかもらえると光栄です。


では次回に

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