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生産職の戦闘狂(打ち切り)  作者: deftmikan
第一回イベント
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6/41

EP6 幽霊一家

「Hi!

 ワタシ達のhomeにようこそ可愛いお嬢サン!」


「男です」


そう、n回目のやり取りを交わす。


「Oh!

 これは失敬。I'm sorryネ!」


 この騒がしい口調の男は幽霊一家の父に当たる人物だと思われる。

 コイツの右に奥さんらしき人(幽霊)、そのまた右に小学3年生に見える子供がいる。三人家族かな?


「...名前を訊いても良いかな?」


「OK!

 But、ワタシ達はアナタの名前を知りまセン。 名前を教えてくだサイ!」


「サキだ

 この土地を購入した。今日からここを工房として使わせて貰う」


「I see!

 では、ワタシ達の名前を。

 ワタシの名前はオリバーデス! ヨロシクお願いしマス!」


「私はアイラと言います。

 以後、お見知り置きを」


「オレサマの名前はニックだ!

 お前の好きにはさせねぇぜ」


 一体何を阻止しようとしているのか。

 個性豊かな家族だ。温度差が激しい。


「じゃ、今日からココを工房として使うに当たって、家を改造する必要があるんだけど、何処なら良さそう?」


「ちなみに、工房をなんの用途で使うんですか?」


「錬金術と鍛治と魔術付与だ。

 魔術付与用の設備は無いからしばらく鍛治と錬金術だな」


「ナルホド!

 では、地下室はどうでしょうカ!」


「それいいじゃん!そうしよう。

 鍛治用の炉は家の裏に設置しようか」


 そう言い、裏に出ると、雑草生え放題の荒れ放題だった。家は割と綺麗なのに。


「ここの掃除はまた後でにしようか。

 時間がかかりすぎる」


 そうして、家の中に戻った。


「そういえば、地下室はどこにあるんだ?」


「そこの廊下の突き当たりにの階段から行けますよ」


「ありがとう。

 行ってくる」


 言われた通りに行き、階段を降りると真っ暗な部屋に着いた。目の前が何も見えない。


「照明とかなんかないかな...ん?」


 部屋を適当に歩いてると、なんか柔らかいものを踏んだ感触があった。

 まさか...いや、まさかな? まさか死体だったり...


「オレの死体踏んでんじゃねーよ!」


「んひゃぁ!?」


 びっくりして変な声が出てしまった。

 そして背筋も凍った。なんで地下室に死体が...


「そうだ。オレ達の死体埋めといてくれねぇか?

 こんな暗いところに放置されてると気分的に...な」


「それは構わんが、暗すぎてどこになんの死体があるのか把握出来んぞ」


「知らん!」


「丸投げすんなクソガキめ」


「クソガキじゃねぇ!」


そんな感じに騒ぐニックを横目に、俺はランプを買いに出掛けた。







「買ってきたぞ〜」

地下室は結構広いようなので6個買ってきた。その内2個は予備と探索用だ。

魔術のランプなんてのもあったが、バカみたいに高かったから買わなかった。

発光の魔術をランプに付与するだけで作れるんだし、1個4000も払って買う価値は無い。


ランプを壁に括り付けて、火を灯す。

地下室はほぼ密室みたいな感じで、そんな場所で火を使おうもんなら一酸化炭素中毒になりかねんと考えるだろう。

大丈夫だ。俺はプレイヤーだから毒で死のうとすぐ生き返る。この工房で。しかも他の住人も既に死んでるから害は無い。

火が消える暗いこの部屋に一酸化炭素が充満する時には換気扇ぐらい取り付けてるだろうから今は放置で良い。


死体をインベントリに仕舞って、他の設備の設置も済ましたら、設備の使い方を確認する事にした。

死体は後で埋めよう。


まずは台座。

こいつは、固体の合成に使用するようだ。

台座1つを中央に、他の6つの台座を周囲に円になるように設置して使用する。―と、インベントリの解説に書いてあった。

実験として魔水晶を合成してみることにした。

...しかし、魔水晶の素材となる魔石が足りなかった。

死体を埋めてから、買いに行くとするか。







死体を埋めて、外に出た。

石もなかったので、その辺の木材を十字に組んで、埋めた場所に突き刺した。

少々雑な造りだが、しょうがない。これしか無かったんだ。

軽く祈りを捧げてから、街の広場へと出掛けた。

...祈り捧げるより本人に直接言えば良いとか思うだろうが、この行為に特に深い意味は無い。様式美的なアレだ。




広場に着いた。

現在の所持金は13万エルク。フツーの魔石程度であれば、3000個弱買える。

必要なのは6個分の魔水晶なので、125個程度買えば良い。

しかし、そんなに大量に売ってる訳も無い。

狩りに行くかぁ…

男性キャラの口調が似てて区別が付きにくい。

どうしよう。


設備の役割↓


大釜

液体の合成に使用する


台座

固体の合成に使用する


変換の水晶

上位変換、下位変換


天秤

等価交換

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