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生産職の戦闘狂(打ち切り)  作者: deftmikan
第一回イベント
11/41

EP9 状態変化

 朝早くにログインした俺は、昨日試しきれなかった設備を使う事にした。

 今日は大釜。効果は、液体を混ぜるというもの。

 液体オンリーだから、魔水晶と他の液体を混ぜてなんか作るとかは無理らしい。

 だが、俺はここに一手間加えればなんかいい感じに出来ると考えた。

 という訳で、魔水晶を加熱して溶かせば良いのではと思ったので、実際にやってみる。

 鋼鉄製の容器を買って来て、その中に魔水晶を突っ込んで庭にある炉で加熱する。


 30分後。途中経過を観察。魔水晶は赤熱しており、ほんの少しだけ溶けている。あと3時間程加熱して様子を見よう。


 3時間と30分後。魔水晶はドロドロに溶けている。

 こいつを大釜に入れ、すぐさま水を入れて混ぜる。

 しばらく混ぜてるると、紫っぽくなった液体が大釜の中に満たされた。その辺のコップを突っ込んで掬ってインベントリに入れてみると、魔力回復ポーションと書いてあった。

 このゲーム初の魔力回復アイテムだ。多分。

 錬金術を使用したため、俺は少しだけ魔力が減っている。飲むと、魔力が限界を超えて回復した。

 回復量は200くらい。随分多いな。

 後でジョーンの店に行ってガラスの容器でも買って保管しよう。

 ジョーンの店に行くついでで、魔石の回収して、魔水晶売って、金床買い忘れたから買って、金属とか買って、魔術付与の設備も買おうかな

 今日の予定を決め、俺は我が家(工房)を後にした。




 *




「よう、嬢ちゃん。

 じゃねぇ、坊ちゃん」


「もう嬢ちゃんで良いよ...」


 いい加減突っ込むのもめんどくさく感じてきたので、諦める事にした。


「それで、今日は商談に来た」


「ほう、この前の交渉を忘れたか?」


「違う。ここに魔水晶と魔力回復ポーションを卸したい


 魔水晶は今、原料を全部で1500で買い取ってて、2000で売って欲しい。その内、1750の収入を得たい。お前は余った250を得れる。


 ポーションは原料が1600で、同じく2000で売って欲しい。その内1800は俺、余った200はお前。

 それでどうだ」


「2000だと高すぎるんじゃないか?」


「1500でも売れてたし良いだろ


「そうなのか。じゃあ、そういう事で頼んだ」


 交渉成立。これで安定した収入が得られる。


「あと、ガラス製かなんかの瓶が欲しい。ポーションを入れる容器が無い」


「あいよ。10個で500だ」


「ありがとう。早速帰って入れてくる」




 *




 全部の瓶にたくさんポーションを入れてまた来た。まだ釜の中にはポーションガ1Lくらい入ってる。作りすぎたなぁ...


「入れてきたぞ」


「おつかれさん。

 明日から早速店頭に並べてみるぞ」


「おう、頼んだ。

 あ、そうだ。金床と金属と魔術付与用の設備が欲しい」


「すまんが、そいつらは今はねぇ。

 一週間後にまた来てくれ」


「わかった。

 それじゃ、俺は帰るわ」


 そう言ったあと、俺は退店した。




 *




 あの後、ギルドに寄って魔石を大量に回収した。

 これだけあれば魔水晶もたくさん作れそう。

 さて、今日のプレイ時間は既に3時間をすぎたため、ログアウトしよう。

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