6『うさぎ』さん、寝床を貰う。
「どう?」
「……………。なにが?」
おれはまだ、うさぎの『まま』だった。
つまり、なにひとつ、『解決』していないんだ。××××はあ。
目の前に、『畑』が、あった。あ、ニンジン………………。え? 『食え』ってことなの???
うそだよね?………………………オジサン………………。まんまで食うの??おれ『やだ』よ???
「そう、拗ねるなよ。見ろ“小屋”付きだぞぉ。」
「可愛く、言っても、ダメだから。………………そろそろ“おれ”泣くよ?」
「はは」
「はは!じゃあ!ないよ! ねえ? “説明”してよ?」
「“その答え”は、自分で導き出せ? ほら“入れ”よ。昨日の“あれ”で、おまえ“捜索”されちまってるんだからさ。ははは。此の“人気者”め。」
「うれしくない・から!」
そう抗議したらさ? えり首持たれたw そして運ばれちったよw うわ〜ん! もう許して!
しかしなあ。“カイ”が、“陽藍オジサン”の、息子だったとは。…………盲点だよorz.
う〜ん。おれね? 陽藍先生の息子のことは、全員は知らないんだ。“空手”やってる頃に、『陸ちゃん先生』は、良く来てた。あと、先生の息子サン達って、他の道場で稽古してて、だからあんまり会ったこと、ないーーーー。おれがさっさと辞めちゃったせいでもあるんだけどね。orz.
だから『カイ』とは会ったこと無かった。『昨日』まで、ね。
昨日ーーーー『無茶ぶり』の、あのあと。他の『プレイヤー』が、来ちゃって、さ? そしたら陽藍先生が、『やべ』とか、言い出して。
そして気付くと、と『ある』部屋の『中』に、居たのだよ。どこだと思う? まさかの『リアル』へ、行ってたんだ! って、それは『普通の人』には、『普通の事』ーーーーなんだけどさorz.
って、「おれって『リアル』に戻れんの?!」っ、絶叫しちゃったじゃないかorz.
そしたら。目の前の『美形な人』が、「? 当たり前だろ?」って。
その人『誰だった』と、思う? ーーーーそうだよ! 最初に『会った』あの美形サンダヨ!
それより重要なのは。美形さんの正体が、『陸ちゃん先生』だったこと。いや、驚いたよ。orz.
なんで気づかなかったし、俺。あほー。お馬鹿あ! なんて駄目なんだ! このウサギめっ!
しくしくしくしくしくしくしくしく。
『ロープレリア』と、『フリー・フィールド』作ってたのが。『陸ちゃん先生』だったと。orz.
「製作者の処に、名前フルネームで明記してあるよ?」ーーーーだって。はい、確認しました。
『陸ちゃん先生』、『グランド・フラワー』の、社長サン・ナンダッテ・サ。………………はやく、知っていれば。…………………………、いや、『知っていた』と、して。なにも『変わらない』のか。
『おれ』が『死んじゃった』のは……………………
「あのさ? 『不注意』は、確かに『不注意』で、晃和が悪いのは、『変えられない』けどね?
『何か勘違い』、してるだろ? 言って置くけど、さ? 晃和は、『死んでない』よ?」
は? ほわい?? りぴーとあふたーみー?
「はう?」
あ、動揺して『はい?』に、ならんがったorz.………………かんだ(泣)
❏ ❏ ❏
「…………………え?………………………と?」
「取り敢えず。『戻る』気が、『無さそう』だったから、『魂』放って置くと『消滅』しちゃうんでね。『捕獲』に行ったら、驚いたよ。持ってた『スマホ』媒体にして、『ゲーム』の『中』へ『ダイブ』してるんだもんな、『魂』だけの『状態』で、さ。はあ、全くさ。『僕』の『システム』其の場から僕も『スマホ』で起動させて、かなり『無理矢理』ゲーム内部迄『追い掛けた』んだけど、ね。ーーーー『容量』不足で、動ける訳無いし、しかも『アップデート』の『最中』だよ? 一旦諦めて、PCの処迄、戻ったよ。」
「………………………、え?………………………と??」
ふわい?
「それさ、気になるんだけど、『Why』の、言い間違いな訳?」
「あ〜陸さん、『造語』又は『混乱語』だと思いますよ? 意味的には『Why』ですね。多分ですが。」
「…………、はあ。最近の『高校生』は、理解らないよ。」
「………………『逆』に?」
「…………? 『何』が?」
わっつ??
「………………。あ〜嫌、『最近の高校生、頭悪過ぎて、(陸さんには)理解らない系』かな?と。」
と、陸ちゃん『先生』のとこにいた、二十歳くらいの、結構顔は格好よい系の、『ニイちゃん』が、意外にひどい系、毒舌系だった。『頭悪い』って。『否定』出来ない。………………しくしく。でも『言わない』で。
「ま、良いけどさ? そういう訳で、最初の時、晃和、僕から『逃げた』だろ?
又逃げられては『困る』からさ、『作戦』変えたんだよ。ーー『あっさり』捕まったね。」
「流石『海』君。『油断』させるの、得意だからね〜」
えぇ?!
「まって! なんか『おれ』が『おぼえてる』のと、なんか違う!」
「? 当たり前だろ?」
「………………、はい?」
「何言ってんだか。初めて『魂だけ』の状態になって、しかも『ゲーム』に『タイブ』状態で。『平常』通りだったら、僕の方が、驚くよ。流石に『晃嗣さん』の『子供』でも、さ。君の『お母さん』は、普通の人間なんだからさ。ーーーーはあ。」
……………………………と、陸ちゃん先生の『話』は、さっぱり分からなかったのだ。なにが何だか。
❏ ❏ ❏
「……………『魂だけ』って、『死んでる』よね?……………。」
おれは、思いきって、そう言った。× × ×
「ん? 『晃和』はそれでは『死ねない』よ?」
はい?
「ふぁ??」
ーーーーーーそう、また噛みましたよ。かみかみですよ!
「『晃和』は、『生きてる』よ。でもね。正直『今のまま』だと、『帰せない』なあ。
『晃嗣さん』にも『頼まれた』ので、『身体』が『保つ』限り『精神修行』して貰います。ま、頑張れ?」
…………………………ふわっと?!?
………………………、そして『おれ』は、『戻された』んだよね。勿論『ゲーム』の、世界へ。
なんでなんだあ。あ、今度は『陽藍先生』一緒だった。『付き添い』なんだって、さ。
違うのは『先生』の『外見』が、『リアル』と一緒の見た目、つまり『イケメン』になってた。
先生は『イケメン』というより、『イケメンを超越した・イケメン』だけどね。美形過ぎて、良く分かんなくなるほどに、『美形』なんだ。『彫刻』みたいな、きれいな『見た目』だった。昨日は『地味』だったからなー。『目立たなく仕立てたのに、どうせ目立つから、もう諦めて、戻す。』ーーーー
『陸ちゃん先生』が、そう嘆いてたよ。『オジさん』あ、『陽藍先生』は、気にしてなかった風だけどね。
おれはそうして。『今日』は、『寝床』を、手に入れたのだった。…………………全く嬉しくないな。
ねえ? おじさん…………………、なんで『生きてる』のに、『死んでる』んだよ? 説明してよ?
「良しっ。『料理器具』有るね〜流石陸。分かってるな。『材料』と。あ、これね。でーーと。あ〜成る程ね。『ゲーム』もやれば『楽しい』もんだね? さて? 『栄養補給』したら、『レベルあげ?』行くぞ〜分かった? 晃和…………違うなwえ〜と、『ぴょん。』君。 今度は逃げんなよ? はは」
『おじさん』は、とても愉しそうだった。………………泣きてー。
「……………『レベルあげ』イヤ。行きたく無い。行かない。」
「甘えんなよ。 『帰れなく』成るぞ? 」
「……………、行きたく、無い。」
「……………はあ。晃和、おまえさ、『うち』の『海』に、『似てる』ね。『子供』の海に、『会った気分』だよ。………………、『聞きたい』か?」
「………………うん。」
「良し! じゃあ『勝ち1』で、『海君のやらかしてるw昔の話w』を、1個教えてやるw さ、先ず『食え』。 『美味い』らしいぞぉ、此れ。ほら『ブイヤーベース』。と、『パンナコッタ』。」
「いきなりまず、『メニュー』おかしいからあ! なんで『作れ』んの?!」
「陸に『レシピ』と『材料』貰ったからだな。早よ『食』え。嫌、『お食べ』?」
「なんか『動物』の『気分』!」
「晃和、おまえね、今『うさぎ』ーーーーなんだわ。自覚して? もう『面倒』だから、強制的に『オート』で食わすか。はあ。『梃子摺る』ねえ。愉しく成って来たよ。『昔』を、思い出すなあ。」
「はぐっぅむ! なんか『くち』はいって、きっ! あっ、うまあ!」
はぐっ。むぐっ。むぐぐ……………………………………
「ん、『行く』か。」
「『行く』………………よ。」
そうして『おれ』は、『闘い』に、出ることに『なった』けれど。……………流石に『いきなりボス(戦に飛ぶ・のはね!)』ーーは、止めて貰うことに、したのだった。『心の準備』とか!要るのよ!普通はね!おれ『普通』なのよ!
たくっ。『相変わらず』、『非常識』な、人だぜ! おじさんはさ!
❏ ❏ ❏
ーーーーーッざん!
【ラージ・ラビットはHPが、尽きました。消滅します。】
よし!ーーーー次!
俺は残りの【ビッグ・ラッド】に、目を向けた。さっき『スタン』させたから、こいつはまだ『行動』して無い! もう『スタン』が、切れるな! さてーーーー
「『プラチナ・ランス!』」
『魔力』を、発動させた。よし!ちゃんと当たったな! が!まだ生きてる! 魔法あんま効かない?!
『きゅ! きっきぃー!』
『ラッド』が、向かって来た! やべ! よけねば! くっ
「おっとぉ?!」
くはっ! ーーーーぎりぎり交わしたあ! よし、攻撃!
「『爪』っ」
『ぎゃっ!』
【ビッグ・ラッドはーーーー】ーーーーよし、勝った! なんだか『辛勝』だけどなあ。はあ。先が思いやられるよ。orz.
「………………、晃和、おまえ………………『闘い方下手』だなあ。全然駄目だな。じゃ、ほれ、次だ。次回は『頭』使えよ? 折角『付いてる』のに、首の上に載せてるだけでは、『無駄遣い』なんだからな? 『頭』ってのは。 『装飾品』て、言われちまうぞ?」
「……………………………。使ったよ。」
「…………………、何処で? ギャグ言って無いで、ちゃんとやれ。ほら『回復』したぞ?」
“おじさん”は、そう言って、容赦無かったよ。俺も『子供次代』の記憶、湧いて来たよ。……………orz.