7『父』に、会う。
『陽藍先生』が、すご過ぎて、「じゃあ手本見せてよ!」ってキレた俺は、後悔したのだった。そして、あれこれやって。一向に『センス』に及第点の出ない俺は、精神疲労したおじさんに、「一旦戻るかあ」と、言われてしまい。『街エリア』に、戻って来たのであった。ふっ、精神が『ズタボロ』なのは、俺(の方)だぜ!
帰り道で、陽藍先生が言う。「俺、教え方下手って、言われるんだよね。」
“御前は出来ない奴の気持ちが、理解出来ないからだ”ーーそう言われると。なるほど?
ーーーーおれ、陽藍先生に直接“手合せ”して貰った事、無いんだっけ。確か………“先生は強過ぎるから、初心者では怪我をするから、挑んでは駄目だ”ーーーーそう言われた筈だ。ああーーーーなんで忘れてたのか。
はあ。ちらりと、自分の“前脚”を、見つめた。そうだよ。何回見ても、“前脚”だったよ。“真っ白”な“ふわもこ”だったよ。たしたしっしてみる。
横で先生が、「何やってんだ? 前脚つうか、“肉球”痛めんぞ。やめなさい。」ーーーーそう言ってた。
× × ×
歩くの疲れた頃に、やっと“街門”が、見えて来た。もう“街手前”の、“フリー・エリア”まで、来てた。はあ疲れた〜うさぎ、体力無いなあ。
「ん? あれ?」
なにー? そう思って、陽藍先生を、見上げたら。
「…………………何やってんだよ? こんなとこで。」
陽藍先生が、そう言ったのだ。× × × 誰か、立ってた。…………………誰だ???
「うわw 御挨拶だな〜“陽藍君”よw “息子”が、“面倒掛けてる”と思って、挨拶しに来たってのにw」
…………………………、ほわっつ???
「あのねえ。あんた“忙しい”つーから、俺出張って来てんのに、何してんだよ……………“晃嗣”さん。」
………………………。わっつ?! は? “アキツグ”って。ボクノ“オトウサン”の“ナマエ”ダヨー???
わっつ?!?
「………………此の“白い・ちまいの”が、“うちの坊やw”な、訳?www まじかあ。w」
「………………、あんた“そんな”だから、“息子”こうなってんじゃ、無ーの。晃嗣君。」
「うはw 言われちったw」
「…………………、駄目親父。」
「…………………、他人の事、言えんの?陽藍君よ?」
「…………………、言えない。」
あんたもか。“駄目親父・展示場”は、こちらです。はあ。お母さ〜ん!
「あっ、お〜い! おじ、さ〜んっ! 良かった、会えた〜らっきー。」
「ん?」
「…………あれ?」
“又誰か来た〜”思ったけど。あれってもしかして“ヒロアキ”と違うか? 後、“ヤマダ”。
× × ×
「や〜良かった、マジ・ラッキーで。フィールド捜し周らんとイカンかと思いましたよ。お久し振りっす。“元気そう”は、可笑しいかな? はは。ま、いっか。“小屋”は訪ねたんですけどね?」
「広陽。“本題”は?」
「へ? 本題すか? “ぴょん。”の“指導”ですよ? “請け負い”ますよ、俺?」
「…………御前“大学”は? “法律”舐めてんのか?」
「あ……………勿論“余裕”とは、言いませんよ。でも、“手解き”程度ですよ? だってオジさん、格闘は玄人でも、“ゲーム”素人でしょ? しかも自分が『プレイ』するなら、まだしも。『モンス』の『教育』とか。
…………………………、出来ます? 梃子摺ってません? 『勝手』判らんでしょ?事『ゲーム』に関しては。て、ことで、来ました。多少『役立つ』かな、と。」
「…………、なあ? 『モンス』って、何?」
「?! は?!」
“ヤマダ”が、堪え切れず、そう叫んだ。ww ーーーーしかし“ヒロアキ”は、冷静だったw
「あ〜『そっから』かあ。『友理奈さん』並みだった。『噂』に、違わずw 来て良かった〜
おじさん。『モンス』は、『モンスター』。『略』です。」
「………『先』に『言』え。て言うかな、広陽。『友理奈』と一緒にすんな。並べんな。『酷い』らしいじゃ無えか。勘弁してくれよ。」
「………………、『同類』だと、自覚して下さいね。あ〜どうしよ。先ず『フィールド』行きます?
それとも『戻っ』て、小屋で『会議』します?」
「……………『同類』て、御前。『真逆』だろ?」
「『大差』無いっす。おじさんの云う『どんぐり』ですよ。」
「………………『団栗』なのかよorz. メンタルにざっくり『来る』わ。止めろw今『俺』精神体なんだからな? 消滅したらどうしてくれる? w」
「……………、笑いながら、云われてもですね〜。さて、『どう』します?」
「ん〜『作戦・会議』かな?」
「『らじゃ』っす。あ、因みに『此奴』、大学の『同期』の『ヤマダ』、ヤマダは『プレイヤー・ネーム』で、本名とは違いますが。で、ヤマダ。此の人は、うちの『大学』の『創設者』だ。あ、『他言無用』な?」
勿論『ヤマダ』は、「は?!」と言ったのだった。× × ×
❏ ❏ ❏
一旦『小屋』に、戻った俺達だが。『ヒロアキ』から陽藍おじさんは、事細かく、『ゲームについて』話を聞いていた。そして、
「ま、大体“把握”したよ、広陽君。で、どうする? 後は“実践”だろ?」
と、言ったのだった。
まじ?! また『行く』の??
しかし、『ヒロアキ』がそこで、
「嫌〜、フィールド行く前に、『闘技場』行きましょうよ? 色々“試せ”ますし? ついでに“レベル上げ”も、兼ねて。」ーーーーそう、言った。
おう。“その手”が。
「……………闘技場? 何それ? 陽藍君?」
父は言った。
「俺に聞かないで広陽に聞いてくれ。時間を無駄にしない。」
陽藍おじさんは、そう答えたのだ。
「…………陽藍君よ、“其の使い方”間違って無いか? 格好良く“言ってる風”だが、な。」
お父さん……………、“ボク”モ・ソウ・思ウ・ヨ。………ダサイ・セリフ言って、“格好良い”オジサンて、…………何?………………どうなってんの??? あのひと……………先が思いやられるヨorz.
❏ ❏ ❏
「ほ〜闘技場、はじめて入った〜やべぇ〜広〜あがるw」
俺はちょっとだけ、興奮してしまった。『ゲームしてる!』って、実感湧くよね!
「……………、広陽、彼奴、『何』が、上ってんの?」
後ろでおじさんが、そう言ってた。無視しよ。
「……………、『テンション』ですね。おじさん、『あがる』は別にゲーム用語じゃあ『無い』ですが?
………………おじさん『小説家』…………、ですよね?」
「…………広陽、『小説家』舐めんな。『主語』省略して言葉の真髄が伝わると思うなよ?
後、俺は『世間では死んでる人』だから、『小説家』とは、云えない、な。」
「……………色々と“問題発言”してる処、あれですけど。“未だ書いて”ますよ、ねえ?」
「突っ込むな。」
「嫌“突っ込み”ますよ。“戻って”来ないんですか?」
「…………、広陽。」
「はい、はい。“すみません”でした。んじゃ、“ぴょん。”やるぞ〜」
「え"っ」
「え"っじゃ、無ーよ。お前な、未だ“高校生”成ったばっか、で、“死ぬ気”か? 阿呆じゃ無えんだから。
“甘え”てんな。ほら、始めるぞ。手、抜くな。“全力”出せ。“負ければ”死ぬと思え。“遊び”じゃ無えんだよ。」
「おれが“遊びたかった”ゲームと、違う!」
「当たり前だろ? “世の中”なんてな、“甘い事”のが、“少ねえ”んだよ。子供じゃあ有るまいし、何時まで愚図愚図言ってんだ? “理不尽”解決出来んのなんて、結局は“自分自身”だ。ほれ、“ファイヤーボール”」
「あっじぃ"!! ひで! あじ! っ、消火!えっと」
「“バースト・フレア!”」
「うがあ! おに〜! あづぅっ!!」
「! “サンダー・ファイヤー!”」
「ちょっ、ヒロ・AKI! やりすぎ……っ」
「大丈夫、大丈夫。」
「たく。 ーーーー『ぴょん。』っ。先ずは『走れ』! 『テリトリー』から逃げろ! 離脱後『消火』だろ!頭『使え』って言ったろ! 広陽程度に、負けんな! 」
「いだいよお! あづい〜!もう止めて〜わ〜っ」
「………………『ウォーター・シャワー』。………………。『ヒール』。あ、足りてない。『ハイグランド・ヒール』。………………。全然、駄目じゃん。おじさん、どうします?『起こす』?」
「……………、今日はもう、止めてやれ。さて《どうした》ものかな?」
「……………、《手に追えねー》な。」
「…………。《助っ人》だ、な。」
なんか………………『薄れ行く意識』とかいうやつの『中』で、そんな『台詞』を、聴いた『気』が、した。
『もうやめて』よ。『たすかりたい』よ。《手に追えない》……………あれは《お父さん》の、「声…………………………」だったよ? なんでだ……………よ。お父さん……………………。
『ぼく』を『たすけて』よ。




