表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者嫌いの彼は、英雄をやっています  作者: 終末の死神
僕が冒険者になるまでの話
10/11

5歳、幼馴染みとの出会い 《後編》

みなさんお久しぶりです。いや〜本当に今就職活動中でして。しかも最近色々ありまして。書く暇がないため。またしばらく開きます。

申し訳ありません

 決闘当日....現在、ディバイン公爵の広い練習場で行うために来ています。


 僕とレオは、向かいあっていてお互い木刀を持って始まるのを待っていて後はオルニアが来れば開始される。


『えーと、ラグナにレオ君もう少しだけ待ってね。女の子は準備が大変だからね。』


『うん。女の子だもんね。ゆっくりと作戦でも考えていますよお父様。』


 レオからなんも返事がないから見てみると、顔がにやけてる。たぶんオルニアに良いところ見せようと考えているか。勝った時の妄想でもしてるのかレオは。おいっ。よだれ出てるぞレオよ。どんだけ好きなんだよ。


『フリード、どっちが勝つと思うかい?私は、贔屓目無しに言うとね君の息子が勝つと思ってる。ラグナ君は、今でも作戦を考えてるように見える。昨夜、言っていた通りならラグナ君も対人で同い年なら初めてなのだろう。私達や家のものと戦うのではわけが違うのにラグナ君には、一切の油断がとても見えない。まあ、君の方が実戦は豊富だからね。君の意見も聞きたいかな』


『ふむ。贔屓目無しに見ると............五分五分に見える。感だけどね。』


『感か............戦場とかでは感はとても大事だろう。今まで感のおかげで生き残ったこともあるんだろ。文官の方があってる私にはわからないけど』


 お父様とセルさん何話してるんだろう?さっきからこっち見ては黙ったりしたり、じっと見たり。声が聞こえないとわからん。


 だからレオ。よだれを拭け。


 それから十二、三分後。『ガチャッ』来たね。


『遅れてしまってすみません。』


『いいよ。女性を待つのは男性の務めだよ』


 お父様率先して言ううえにオルニアを女性扱いするとは相変わらずの紳士力。笑顔が輝いているよ。これは見習わなければ。


『さて、揃ったしそろそろ始めようか。ラグナにレオ君、準備はいいかい?』


『いいですよ』


『ラグナ本気で来いよな』


『それじゃ。試合............開始!』


 最初は、お互い走り出して『パンッ』と木刀が当たる音と共にそれから十、二十、三十回お互いに打ち合っていたら四十回あたりになるとお互いの木刀からミシリという音と共に同時に折れた?いや砕けたという方が正しいかな。それと共に僕とレオは、所定の位置に戻った。


『木刀砕けちゃったね、ここからは魔法かな』


『ああ、砕けちゃったな。魔法でも負けないぜ』


 さて、どうしよう。この一言に尽きるのだ…理由は、最初木刀で倒せると思ってたんだが(慢心)普通に強かった。今の所は、レオの方が剣術が上だと思う。ここまでは、いいんだが、問題はここからだ!

 このまま魔法勝負をすると彼の実力がわからないからINTの高さ的に大怪我をさせかねん。お母様によって魔法のコントロールが出来ているが試合だからミスった時に大変だ。魔法で攻撃しないで倒せる方法は、うん?............そうだ!あれを使うことにしよう。

 これなら、攻撃に使わないで済むぞ。ふふふ、補助に魔法を使うことにするか。


『いくぜ、エアスラッシュ』


 っ!風か。


『なら、こっちはファイアウォール』


 一気に決める魔法をコントロールしてエアスラッシュを受けたの時間差で確認してファイアウォールの真ん中を開けてそこに一気に飛び込む。レオは、目を見開いて驚いて固まってる。


『うおぉぉぉーー!!これで決めるアイスバインド。チェックメイトだ。............レオ』


 レオの首には、半端折れた木刀が首に向けられていた。足も動かないように氷で地面とくっついていたのだった。


『勝負あり!この勝負ラグナの勝ち』


『ふたりともよく頑張ったね。レオ君今回は君の負けだけど次はわからない。君が負けてしまった理由はラグナのファイアウォールで驚いたからだけど普通、初見なら誰でも驚くよ。僕も驚いたしね』


『ははは。負けちゃったか。まさかファイアウォールに突っ込むなんて思わなかったぜ。オルニアにかっこいいとこ見せたかった。』


『そんなことありません。十分かっこよかったです。今回は負けてしまいましたが次勝てばいいんです。だからそんなに落ち込まないでください』


『そうだよ。レオ、いつでも挑戦受けるよ。それに魔法では勝てたけど剣術では、僕の方が弱いよ。』


『そっか。なら次頑張るとするか』


 ふーむ。あの二人やっぱりお似合いだな。おや、お父様とセルさんが向こうで何か話してるぞ?


『フリード、あれを見てると私達の子供の頃を思い出すな。』


『そうだね。僕たちも昔はあんなことあったね。確か初めて戦った時は僕が勝ったんだよね。』


『む?何を言ってるんだ初めて戦った時は私が勝っただろう』


『いや〜僕だったと記憶してるけど』


『いや、私だろ』


 なんか言い合いしてる。こっちも向こうも話し合ってるせいで僕はボッチじゃないか。いやでも、お父様の方行ったら飛び火が来そうだし、レオとオルニアの所はピンクのオーラ出てるし。.........................どうしよう............






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ