待ちに待ったお披露目会①
というわけで、私は王女様らしいしかも第一王女でした。エース兄様と2人兄妹!エスカルトお兄様と初めは呼んでたんだけどエース兄様が、「エース兄様と呼べ!」と言ってくれたので喜んでエース兄様と呼ぶことにした。
この世界では15歳が成人でお酒を飲んで良いのは25歳。この設定謎すぎる…20歳で良くない?日本でさえも20歳という年齢なのに。お披露目会は6歳で行うんだってさ。
「リリエール様。そろそろ時間です。」
「わかりました!よし、エリー行くわよー」
「かしこまりました」
「あっ、エース兄様」
「お、リリーではないか!これからお披露目会だな。俺の可愛いリリーなら絶対に成功するぞ!」
エース兄様は少しシスコンだ。めっちゃ褒めてくるしスキンシップが多い。でもこの世界では私は王女なので慕われる立場…。だから中の良い友達もいないし婚約者もいない。だから、私もお兄様が好きだな。
お披露目会はこの世界では人生に関わる重大な行事らしい。緊張する。
ガタン、ガタ、ゴトと馬車が揺れる
この王宮。めっちゃ広いので馬車で移動しなければならない。私が住んでる場所は本館ではない。でも、私が住んでる場所だけでもすごく広い。本館はもっと広いのだろう。私は今日が本館に行くのが初めてなのだ。
「お兄様。本館の王宮はどんな感じなのでしょうか?」
「うーん。凄いんだよ。こんな感じで」
「あ、あはは。凄いんですね〜」
お兄様。語彙力が皆無よ。
「リリエール様。王宮にはお披露目会が終われば自由に出入りできますよ」
「おお!自由に!うんうん、楽しみだな〜」
なんか凄い数の馬車が停まってある。そういえば、赤ちゃんの頃も一回だけ王宮に入ったことあるよね。きっと、兄様のお披露目会だったからね。お披露目会を通してお友達できるかしら?できたとしても公爵家とか高い地位の人達だけだよね。平民の子たちともお話ししてみたいのに。逃げ出そうとすると絶対にエリーに見つかるのよね。
カチャ 馬車の扉が開いた。
「リリエール王女殿下、エスカルト王子殿下。ご到着いたしました」
「ありがとう。セバスチャン」
やばいっ!めっちゃ綺麗だし廊下広っっっ‼︎ 想像以上だわ〜!テンションあがるう!
「リリエール。ごきげんよう。今日はお披露目会ね?頑張るのよ」
「ありがとうございます。頑張ります、お母様」
「リリエール。お披露目会はとても大切な行事だ。頑張るんだぞ」
「はい。お父様、私はお父様のように強い女性になりたいです」
「リリエール様。そろそろ準備が…」
「あ、ごめんなさい。エリーも準備手伝ってね」
「もちろんです。リリエール様」
ということで私は控え室に。お父様とお母様は先にお披露目会の会場へ向かった。
ドレスが、薄ピンクをベースにして花をイメージした煌びやかなドレスッ!最高!!!!
髪型のセットも終わったしそろそろ本番だ。頑張るぞ。
「コホン 我が娘。第一王女リリエールのために集まってくださりありがとう。リリエール」
お父様が私に合図した。
コンコンコンコン
「皆様。わたくしは、第一王女リリエールです。以後お見知り置きを」
パチパチパチパチパチパチパチパチ
大きな拍手だ。まぁ私王女様だし、拍手が大きいのは当たり前よね。
ということで、貴族のみんなが私の席まで来て挨拶しに来てくれる。次々と…。名前とか覚えられないんですけど!
とりあえず形だけってことで。
「リリエール王女殿下。私は、アースベル公爵家…。アイラ•アースベルです」
「え?」
次回はお披露目会の続きを載せます。




