魔の海域攻略編後編 異波襲来③
魔獣の死骸はまるで赤潮のように多大な魔獣の死骸が海上に広がっていた。
エレンはその死骸と先程上空から降り注いだ魔獣を比べて疑問を感じた。
エレン「...空から降ってきた小型の魔獣と大型の魔獣...
この魔獣の死骸...小型でも大型でもない中間の大きさの魔獣達だ...」
エレンが魔獣の死骸を観察していると、魔獣の死骸を挟んだ遠方から砲撃音が聞こえた。
エレン「!!前方を先行していた艦隊の砲撃だ!おそらく向こう側でも大型魔獣と遭遇してるんだ!!
、、、アナ...無事なのかな...」
エレンが遠方の砲撃に気を向けていたら今度は此方側のフリーゲートが魔獣の死骸に向かって砲撃をした。
エレン「!?」
六番艦検証官「我が艦のフリーゲートが魔獣の死骸と思しき対象に砲撃をくわえたところ、再生反応は確認出来ません。」
マルス六番艦艦長「...魔獣が生きてるなら寝ぼけてても再生反応は起こるはずだからな。
目の前のデカ物に集中出来るって事か。」
アリウス七番艦艦長「...まずは此方側の大型魔獣を駆逐してから前方艦隊との合流を模索するか。
総員!六番艦との連携砲撃の体制に入れ!」
六番艦と七番艦は対象大型魔獣に蓮撃を開始した。
ガルムカス八番艦艦長(...見事な連携だ。推定殲滅戦力も十分であろう。私がしゃしゃり出ても無粋と言うもの。)
ガルムカス八番艦艦長「よし、6時の方向に旋回し、九番、十番艦の砲撃支援を、、、」
その時、変化が始まった。
空から降り注いだ今まで顕著に動こうともしなかった小型魔獣が一斉に六番艦と七番艦の方向に向かって集まり出したのだ。
エレン「!!?これはどういう事!?」
ガルムカス八番艦艦長「!!?
何だ!?これは!?
小型魔獣の集団行動!?
、、、どうするべきか!?
我が艦のフリーゲートに威嚇砲撃をさせるべきか!?」
六番艦、七番艦も異変に気づいたらしく、既存のフリーゲートの砲撃で小型魔獣の集団を砲撃している。
すると魔獣の死骸の中から軟体動物を想起させる大型魔獣が飛び出して来た。
軟体大型魔獣は六番艦と七番艦に蓮撃されていた大型魔獣を捉えて七番艦の側面に張り付いた。
マルス六番艦艦長「な、なんだと!!?」
軟体大型魔獣は駆逐しかけた大型魔獣を軟体の触手で包み、七番艦を覆い被さりながら、捉えた大型魔獣を体内に取り込む様に捕食した。
マルス六番艦艦長「!!アリウス!!!」
ガルムカス八番艦艦長「!!何という事だ!?」
エレンは遠方の海の変化に気がついた。
海が先ほどと同じ環境に変化していってるのだ。
エレン「!!第二波が来る!!」




