9月8日(ファイナルシリーズ)
サマーブレイク・ベースボールリーグは、全日程が終了した。16球団中、最も長いシーズンを送ったのは、仙台と高松。それでは、ファイナルシリーズの激闘を振り返っていこう。
シリーズ第1戦と第2戦は、勝率で上回る高松の本拠地・レグザムスタジアムで行われた。初戦は仙台が1回と2回に1点ずつ取り、その後は固い守備に徹する。この試合を2対0で勝利した仙台が勢いに乗るかと思われたが、続く第2戦では反対に高松が完封し、そのうえ満塁ホームランを含む9得点で流れを渡さない。
両チームとも1勝1敗として、舞台は楽天モバイルパークに移る。第3戦と第4戦は仙台のホームで、もしも2勝2敗にもつれれば第5戦はレグザムスタジアムで行われる仕組みだ。本拠地に戻ってきた仙台は、前日の大敗を受けて投手陣が奮起。2対1というロースコアゲームを制した。
9月7日の第4戦。仙台は引き続き投手陣が高松打線を抑えながら、攻撃面でさらなる進化を見せる。2回、5回、7回にそれぞれ3点を取って9対0とすると、8回裏にコールドの走者を出して、チーム内ではシーズン最多安打に輝いた1番打者が、もう少しでホームランかというようなフェンス直撃の当たりをバックスクリーンに放った。観客総立ちのなか、走者がホームイン。今シーズンのサマーブレイク・ベースボールリーグ最終戦は10対0、8回サヨナラコールドで決着した。
シーズンの終了から、すでに2日が経っている。レギュラーシーズンを勝率5割で終えた仙台の優勝について、疑問を持つ者も多いようだ。確かに、その意見は完全な的外れではないだろう。しかしながら私は、画面越しとはいえ、楽天モバイルパークの歓喜に湧く人々を見ていた身だ。彼らの喜びに水を差すようなことを今さら言うのも気が引ける。
現実世界では、今まさに優勝争いへ向けたペナントレースが開催されていることだろう。12球団制で140試合以上もあるペナントレースやプレーオフも、もはや私にとっては懐かしいものになってしまった。バーチャル世界から戻りたいかと言われると……微妙だ。懐かしい世界に戻りたい気持ちもあるし、ある種の理想郷ともいえるバーチャル世界にまだいたいという気持ちも、否定できない。
もしも、まだ私がバーチャル世界で生活し続けるのなら、きっとまた来年の8月1日に開幕する、この奇妙なプロ野球リーグを楽しみにするのだろう。何もかもが都合よく変わり続けるこの世界で、私はきょうも生きていく。もし、また気が向けば、いつかこのブログを再び更新してみよう。
ファイナルシリーズ第1戦
(レクザムスタジアム)9月4日18:00
仙台 /110 000 000/2
高松 /000 000 000/0
ファイナルシリーズ第2戦
(レクザムスタジアム)9月5日18:00
仙台 /000 000 000/0
高松 /021 411 00X/9
ファイナルシリーズ第3戦
(楽天モバイルパーク)9月6日18:00
高松 /010 000 000/1
仙台 /020 000 00X/2
ファイナルシリーズ第4戦18:00
(楽天モバイルパーク)9月7日
高松 /000 000 00/0
仙台 /030 030 31x/10




