資料「キャラクター集」
クロスオーバーや参加していただいた方のも含めたキャラ表です。
あ行
「入間誠」【同盟】
ハンマー使いのチンピラ退魔師。同盟所属の「狩人」。
二つ名は「鉄槌」のイルマ。
死ぬほど口汚く、そのノリはハリウッドかカトゥーンコミックの軽口に近い。
ただし「死ね」「殺すぞ」は敵にのみ使う。
それなりに義理人情と粋を重んずるヤクザメンタルな元僧侶である。
炎使いで、主に金槌にエンチャントして闘う。
黒コートに黒いソフト帽、マスク姿。
「CCT罵倒短棒術」の開祖でもある。
口上
「かっこもつけずに生きてられっか。
いいか俺はクズをぶちのめしてすっきりしたいわけ。
女子供や弱い者いじめするようなダサいマネはつまんねえんだよ」
「頭大丈夫かあんた、常識ねえのかよこれだから犯罪者は・・・・・・」
「飯くらいゆっくり食わせろよクズ共がよ!死ねよ。
何がテロリストだこのエロテロリストがよ!最高だな!死ね!」
「五百山羅吼」【百鬼】
のじゃ口調のロリババア鬼。百鬼の実質的リーダー。
その性格は苛烈であるが、実は常識をわきまえている。
わきまえているが、それ故に冷酷非情な軍人、扇動家であることを自らに科している。
つまりは苦労人。
彼女のビジョンは武力によりある程度の領土を得たらその後は自治領として細々とやっていくことである。
しかしいざ戦争になればその機に人食いたちを全て戦場で死に場所を与えてやり、
残った親人類派に政権を明け渡しそのまま妖怪全てを日本に帰化させる、とも覚悟している。
基本的に着物姿。
「人間共よ、飼い慣らされた家畜の暮らしは苦しかろう?
我と共にこの国を変える気はないか?」
「五百山計都/駒野盤外」【八百万】
善良な妖怪の組織、八百万のリーダー。ハルマンの弟子の一人。
紳士風の口調の男装の麗人。白髪の鬼。羅吼の妹。
生来パンクな気質であるため百鬼の「化物は人の敵であるべし」という掟に反逆。
都会に出て「人と共にある妖怪のための組織」である八百万を立ち上げる。
基本的にスーツ姿。
「妖怪は人がいなければ意味が無い?ふざけろよ。僕等は人の寄生虫なんかじゃない。
人を食わなきゃ生きていけないアイディンティティなんか犬に食わせろ」
名前:鬼若〈本名:近藤歳彦〉
登場作品:『剣と、鬼と。』シリーズ・『宵闇の剣』シリーズ
作者:香月夏人さん
種族:半妖。剣に魅入られ、修羅道に堕ちた剣鬼。現在は「人間宣言」をしている。
外見:体長二メートルを超える巨躯。
所属:狩人→百鬼→無所属→狩人
性格:寡黙で愚直。
過去:狩人から剣に魅入られ百鬼となり、十兵衛と出会って「人間宣言」をするに至る。百鬼になった直後、鬼華と出会い、行動を共にするようになった(鬼華が放っておけなかったから)。鬼華とは赤の他人ではあるが、ずっと一緒にいたせいか、よく兄妹に間違えられる。
口調:無言でいることが多く、しゃべっても短い文章で簡潔に話す。常に無言なのは、口下手なのを隠すため。
信条:剣に生き、剣に死ぬが信条。十兵衛の「剣の道に終わりなどない」という言葉に感銘を受け、常に最強の自分を求め続けている。
武器:大振りの刀。無銘ではあるが、かなりの業物である。鬼の血が混ざっていて、鬼の力を解放すると角が生え、凶暴さが増すと同時に、力が飛躍的に上昇する。その半面、鬼の力を使いすぎると人間に戻ることが難しくなるデメリットを持つ。
能力:我流の剣術を使っていた。現在は十兵衛に師事し、新陰流の剣術を習う。
口上:「・・・・・・(無口なため、これといった口上はない)」
か行
金治【警察】(樹脂松明さん)
今様退魔師でも登場。多見とは刑事時代からの相棒である若手側。外見は普通の若手サラリーマンである。
とぼけているようで仕事は全て卒なくこなし、上役である多見にもズバズバと物を言う。かなりいい性格をしている。
未来退魔師時点では曽良場臨時支援復興本部と市長代理の補佐官。仮だらけの肩書を結構気に入っている。
「空気なんてものを読んでたら補佐官は務まりませんよ。ねえ市長代理?」
「神子守」【連合】(松脂松明さん)
「連合」の「東の長」。
本名は不明だが、旧来の退魔師の元締め的位置の人。一応人間か、元人間。戸籍的には完全に人間。
小柄で非常に品の良い着物姿の老婆。旧家の退魔師は皆一度は彼女と顔を合わせる儀式をしている。
そして彼女はその全てを覚えており、退魔師全員を孫のように愛している。
そのため、よほどの外道行為をしない限りは多少だめでも「あらまあ仕方の無い子ね」と許してしまう面もある。
しかし、「家」というものに厳格であり跡継ぎや家長でないと彼女に意見は出来ない。
また、数百才であろう年齢や、屈強な若者にわずか数秒で殴り勝てるフィジカル、東洋系の術を全て深く修めている達人。
それらの強者ゆえの余裕や苛烈さはしっかりとあり、多くの退魔師の畏怖を集めている。
彼女の現在の目的は「日本本来の術を継承していくこと」である。
東洋魔術全般を修めていることから「東の長」と言われる。【連合】には西洋魔術を極めた「西の長」もいるらしい。
「あの子達もまた、我らが手勢。可愛い我が子のようなものでありますから。千尋の谷へ突き落とすなどとても、とても……」
「良き腕です。若さも考慮すれば貴方ほどの使い手は、我ら退魔の家でも珍しきこと。驕らずにお励みなさいますよう――」
「鬼院楼蘭」【百鬼】
百鬼の創設者。妖怪側の黒幕。のらりくらりとした狸のような言動。妙齢のドレスの女性。
その行動方針は長期的な視野で妖怪という種族を存続させること。
そして退屈しのぎという面もある。羅吼と計都の母親であるスリヤとは親友の関係。
かつて秘匿をseals社首領カール・S・ハートマンと共に成し遂げた。
世界内戦の仕掛け人でもある。
「妖怪は人を食う。人は妖怪を退治する。それが当たり前の形であり自然な事。
それを曲げる事は誰にも許されませんわ」
「時代遅れで結構。そこまでして先に進む事に何の意味が?
あなた方人間は犠牲を払って次代を手に入れる。私達にはそれが理解できませんのよ」
「グエン・ココペリ」【同盟・神祇局】
褐色肌のマリオみたいなヒゲマッチョ。怪しい外人。
うさんくさい片言でしゃべる、
ベトナム人を自称している。獅子吼の秘書という立場である。
実際はハルマンからの監視役。
空間魔法を操り持ち物を収納できる「インベントリ」とテレポートを使う。
カンフーも使い、実は相当に強い。
アロハシャツにGパン姿。
「ハロウ、フレンド!いいブツありますね?」
「イエスイエス!ではヒアウィゴー!」
「オーライ……ならば紳士的に、拳で語り合おうか!」
「狗賀志郎」【同盟・ファウスト】(秋月さん)
登場作品:剣鬼と魔女は夜を駆けるシリーズ
同盟の提携組織ファウストの退魔師。
そこそこかっこいい顔だが無愛想で厳しい顔をしていることが多い上、社交的ではない。
示現流をベースにした剣術を使う。祖父に厳しく鍛えられたため剣術はあまり好きではない。
ぶっきらぼうな口調だが意外とまともな感性をしており、
基本的に防衛のためならば殺人も辞さないが、殺しは嫌い。
嗅覚が鋭い。
喫煙者。
近藤勇治
登場作品:付喪のバーと二人のおっさん
作者:穂波じんさん
【服装】肩だしのジャケット、白いタンクトップ、革パン、革手袋、顔に古傷、無精ひげ、ミリタリーブーツ、顔が古傷だらけ
【年齢】49歳
【種族・性別】人間男(ただし影だけはグラマラスな女)、日本人
【所属】連合
【武装】伸縮自在な鋼の八角棒。他、各種近接格闘技。
【概要】
恐妻家。細かいことはあまり気にしない。
戦闘では主に前衛を担当するが、今回は昔取った杵柄でトランペッター(吹いていたのはフリューゲルホルンだが)として活躍した。
妻子の敵を置い続ける相棒を心配している。
影が変わってしまった理由については、また別のお話で。
さ行
狭霧・華風【一般人?】(樹脂松明さん)
今様退魔師!から引き続きヒロイン?
黒く開いた艷やかな髪。スタイルの良い巨乳。
さらには良いところのお嬢様であったりと非の打ち所がない美人。……なのだが、オカルトに執心しその異常な行動力で周囲を振り回す困った人。
護兵とは微妙な関係ですが、その内くっつくでしょう。
本来世界が歩むはずだった科学世界の落とし子であり、神秘を知覚することができない。存在のチャンネルが宵闇世界とはズレていると推測され、幻術などの精神攻撃は一切通用しない。深淵と呼ばれる強大な存在が垂れ流す精神汚染すら無効化するほどである。
反面、物質的には確かにこの世界に存在するため、戦闘で前に出ることはできない。……とはいえ持ち前の運か智謀か、しぶとく生き残るので更に困った人。
未来退魔師時点(エピソード2)では博士過程を最短で卒業して、曽良場の相談役。
「すごいねえ!神秘は本当にあるんだ!世界はこんなにも楽しいじゃないか!」
「しかし私はこういう時に危機感が共有できないなぁ見えないんだもの」
「獅子吼竜也」【同盟】
「同盟」の長。ハルマンに師事していた。
役職名は「同盟長」思想は極まったタカ派武断派であり一言で言うと
「クソみたいな政治家に、イカレた科学者、傲慢な異能者、人間を舐め腐っている人外ども。うんざりじゃあないか。皆、この機に狩り尽くす」彼の最終的なビジョンは百鬼と日本国、同盟で壮大な内戦を起こし、同盟がそれに勝つことである。
彼の考える理想の日本は西部開拓時代のような互いが銃を持ち自衛しているからこそ成り立つある種の平和である。
黒コートにYシャツとスラックス。ジョニーデップ似の黒髪の男。武器は消火斧。
「いいか、日本にもはや治安はない。
世の中、犯罪者に甘すぎる。警察が守ってくれるか?ノーだ。
彼らは君らが死体になった後にしか来ない。
すでに形骸化しているんだ。誰が殺人鬼や化け物から君らの身を守ってくれる?」
「双眸・護兵」【連合】(松脂松明さん)
今様退魔師!の主人公。
短めの黒髪に、細身ながら鍛えられた体付きをしている。目も黒だが、戦闘中には発光していたり仄かに青に見えることも。
性格は生真面目で努力家かつある程度常識人。平和な世界で暮らしつつも、修羅場の家業を継いだ矛盾から自己評価はあまり高くない。
相手が悪党でもお偉いさんでも変らず真摯かつ淡々と対応するので、そこが様々な人物から高評価を得ている。それは、人たらしの才ともいえるだろう。
代々家に伝わる気功・操気術〈双眸流〉の現当主。体に気を巡らすことで全身の強化と維持、特に視覚のソレは物質・霊的両面での弱点や仕掛けまで見抜くほどにまでなる。実力は世界基準で中の上と言ったところであり、一般的な術者の基準では天才の部類に入る。
武器は六角形の小型盾。後天的に炎を操る術も覚えた。
技は気の刃を手足に纏わせる〈空太刀〉それを炎の刃と化す〈炎刃〉
相手の攻撃を受け流して回転しながら蹴りと突きをばらまく〈狂い独楽〉
未来退魔師時点では曽良場大学の講師兼退魔師。連合所属。
「俺は非日常を生きるくせに、日常を好む。退魔師をしながら、学生もやっている。裏稼業で金を稼ぎながら、特待生賞与金も狙っている。貴方が考えているよりひどい」
「貴方に敬意を。考えたことも無かったことですが、貴方は私を倒すために己を磨いてきたのですね」
鈴木さん
登場作品:付喪のバーと二人のおっさん・宵闇おでん
作者:穂波じんさん
大手商社に勤める武術も魔術も縁遠い普通の人だが、なぜか怪異に遭遇することがやたらと多い。物語の導入役。
この度めでたく定年退職となった。
引きこもりの長男と、結婚して家を出た娘がいる。今は、妻(と一応息子)と慎ましく暮らしている。
た行
多見【警察】(樹脂松明さん)
今様退魔師(シーズン1)でも登場。ヨレヨレのスーツに気怠そうなスタイル。
元々は仕事熱心な刑事であったが、〈黒い霧事件〉によって曽良場の都市機能が集中した区画が壊滅。生き残った公人を曽良場大学でまとめ上げて復興支援していたら、なぜか市長代理に。
本人は刑事の方が好きなのだが、責任感で嫌々ながら勤め上げている。現在の混沌とした世界は余り気に入ってない模様。
未来退魔師(シーズン2)時点では曽良場復興支援臨時本部長、次いで曽良場市長代理。
「まだまだ働き盛りのはずが、世界が変わってすっかり時代遅れ。それでも端役ぐらいはやれると見せなきゃな」
「金治……ちょっとは空気読めよ」
「時田」【ファウスト】(秋月さん)
登場作品:剣鬼と魔女は夜を駆けるシリーズ
なにかと志郎に世話をやく小柄な老人の医者。
穏やかな性格。
遠野康孝
登場作品:付喪のバーと二人のおっさん
作者:穂波じんさん
【服装】サングラス、革ジャン、ジーパン
【年齢】47歳
【種族・性別】人間男(ただし影だけはグラマラスな女)、日本人
【所属】連合
【武装】自ら改造を施したリボルバー二丁。様々な術式を刻んだ特別製銃弾。
【概要】
筋骨隆々。妻子が居たが、今は妻は死亡、娘は行方不明。その元凶の捜索を目的に動いている。
今回は昔取った杵柄でドラマーとして活躍した。作中、彼が行っていた特技を実際に聴いてみたい方は『ダリオ・ロッシ』で検索すると幸せになれるかもしれない。
影が変わってしまった理由については、また別のお話で。
【特攻装警】
笹月風雲さん作「特攻装警グラウザー」とのコラボ。
アンドロイド刑事たちの総称。
ページ下部に別途掲載。
トラクス
登場作品:付喪のバーと二人のおっさん
作者:穂波じんさん
【服装】白黒の髪、ワンピース
【年齢】10歳(付喪神としての)
【種族・性別】アップライトピアノの付喪神。男の娘。
【所属】本作前:なし 本作後:八百万
【武装】なし
【概要】
妖怪向けに開かれたジャズバーに設置されたアップライトピアノの付喪神。ボトルの相棒。
非常に無口な性格で、人の姿に化ける力があるにも関わらず、普段は本来の姿のまま気ままに自身の鍵盤を動かして曲を弾いている。
ジャズバーに展開される『音楽の結界』の核でもある。
な行
は行
「長谷川琴美」【同盟・ファウスト】
登場作品:剣鬼と魔女は夜を駆けるシリーズ
作者:秋月さん
同盟の提携組織ファウストの魔女。
狗賀志郎とは付き合っている。小悪魔的な態度をとっているが根は優しい。
基本的に防衛のためならば殺人も辞さないが、殺しは嫌い。
ファウストの三幹部
登場作品:剣鬼と魔女は夜を駆けるシリーズ
作者:秋月さん
「桐山依子」【ファウスト】
ファウストの三幹部の一人
容赦なくキツい美人。基本的にスパルタである。
剣術を使う。
「マックス・フォン・シュレック」【ファウスト】
ファウストの三幹部の一人
西洋魔術を使う。子爵。
「鳥羽」【ファウスト】
ファウストの三幹部の一人
神道系の術を使う。
フォルキュアス【ファウスト】
登場作品:剣鬼と魔女は夜を駆けるシリーズ
作者:秋月さん
ファウストの首領。長い年月を生きる魔女。
紳士のような気取った口調か、えらそうな男口調の幼女。
銀髪さらさらで魔女装束を身に纏っている。
研究さえ自由にできればそれでいいが、シマを荒らすようならば容赦なく叩きのめすスタンス。
■
「パトリック・R・ハルマン」【神祇局・同盟】
日本かぶれの魔術師。明治時代の生まれ。
日本かぶれが過ぎて戦時中は日本軍のスパイとして活躍。
なぜかGHQにももぐりこみ、戦後は日本のオカルト界で暗躍。
神祇局、八百万、同盟の立ち上げに深く関わっている。
「世界内戦」で行方不明になった。
・性格
慇懃無礼で飄々とした性格、敬語口調
(「~ですな」「~ですねえ」「~でしょう」)
潔癖な激情家にして陰謀家。迷惑だが一理ある老人。
死に場所を探すロマンチスト。
・外見
青いスーツに眼帯、オールバックの銀髪。鉤鼻に堀の深い顔。
腰に刀をぶら下げていることもある。
銀色の杖を持っている。
・能力
念動力により金属球を音速で操り、果ては原子レベルで半径数キロを組み替える。
また、彼は脳を含めて全てを機械化したサイボーグでもある。
・ハルマンの正義感・永田町事件の動機
彼にはこんな信念があった。
「隠し事はなし、悪党を見逃さない、堅気に手を出さない、子供を戦場にださない、人体実験も記憶消去も言語道断」
彼にとっては記憶とは人間存在そのものであり、それを消すなど殺人に等しいと考えてもいる。
ゆえに現状に我慢がならなかった。
「異能を持った子供達が前線で戦い、一般人を巻き込みあまつさえそれを隠すために記憶を消す。
しかも結局すべては闇から闇に葬られるために根本的な解決にならない」
それが彼にとっての90年代以前の現状だった。
ゆえに彼は現状を破壊し、その正義を貫くために壮大な黒幕とならざるを得なかった。
そして彼は「全てを公の元に明らかにして犯罪者は闇から闇に始末するのではなく、法の裁きを受けるべき」という信念の元陰謀を巡らせた。
そのためにまず魔法と異種族の存在を公表し、彼らの犯罪を不能犯とさせないようにした。
またいろんな組織の悪事をばらしまくった。結果として大惨事になったが、彼はそうなると知ってそれでもやった。
そのために神祇局や同盟、八百万といった組織を立ち上げ、準備していた。
しかし、その野望を成した後は、彼はもはや表舞台で政治を行うことはないだろう。
彼は自分は時代遅れの老兵だと考えており、今の時代は今を生きるモノに任せるという視点に立っている。
ただし、目の前で起こる悲劇があった場合は容赦なく介入してくる。
彼がこんなにも日本で暗躍したのはただ「日本ですばらしい友人達に恵まれたから」「彼らの子孫の暮らす地を守りたい」という日本びいき。
ただし彼の「悪党は必ず裁きを受けなければいけない」という考えも混ざったため手段が過激になってしまった。
・魔術観
基本的に「人として一人前でない者がなぜ人道を超える魔道を歩めると思ったのですか?」というスタンス。
彼にとって「人としての幸福を捨てて魔道に生きる」というのは根本的に納得できていない。
彼にとって魔術とは本人の強い意志や覚悟あってこそのものという考え。
親が子に継がせるようなことではない、それでは魔道の源である強い意志など芽生えない。
しかし教えを乞う者にはもったいぶらず教えてしまえばいい、と考えている
また彼にとっては魔術師は「知の探求者」でもあり、それは科学も他の流派も何もかもを含めた広い範囲の知識を求める者である。
彼にとっては「科学嫌いの魔術師」というのは到底理解の出来る存在ではないのだ。
それらのこだわりは魔術師を名乗る者に対してだけであって、他の流派の存在や元々人外なものにはかなり寛容。
むしろ東洋系の呪術にはかなり敬意を払っている。
とはいえ、それが生け贄などやり始めたら容赦なく潰すのだが。
・善悪の判断基準
基本的に大人に対してはわりと厳しめ、科学者や魔術師といった技術者にたいしてはそれはもう倫理観が厳しい。
ただし、子供と被害者に対しては自業自得でない限り激甘。
また、正当防衛は彼にとって絶対であり、正当防衛で殺しちゃったのならばわりと許してしまう。
・神仏観
「神は高みから人間の進化を見下ろしていれば良い、自分勝手に要らなくなったから滅ぼすなどという神などいらない」
「伝統ある魔術体系、神仏には敬意を払うべき。使い魔扱いなど何様のつもりか。とはいえ、それらが人に徒なすなら狩る」
「神とは願いを聞いてくれるモノではなく、拝み奉ってどうか何もしてくれるなと封じるべき存在」
・死生観
悪党を裁きにかけるため、魔術の暴露まではどうあっても死ねない.
その後のことは正直もう弟子に任せているので、
できればかっこよく死にたい。という死に場所を探すロマンチストでしかない。
・天道光波陣
「効果範囲内数キロを認識し、原子レベルで組み替える術」
彼の技の一つであり、信念の形だが、これの元となった渇望は実は2つ。
「すべてを魔法のように都合よく救いたい」
「すべてを支配したい」
の二つである。
どちらも他者をほぼ信用しておらず、自分がやりたいことは自分でやるしかない、というのが根源。
いくつもの悲劇を見た彼が願ったのは「救済」であった。
そして歪んだ彼の心はこんな形でしかそれを実現できなかった。
自分でもそれを卑しいと感じている一方、それはそれとして、この力は人類にとって有効なので、自分が死んだら能力だけ切り離して誰かに譲ろうかな…と考えているほど。
口上
「さて、始めますかねえ」
「そうですな。いかにもその通りです」
「狂っていなければ、救済などできぬでしょう?」
「子供を戦いにかり出すのは嫌いなんですよ。国家的にそういうことをやっている時代を経験しましたから」
■
符木津・博光
作者:樹脂松明さん
護兵の親友。符術や陰陽道から派生した〈符木津流〉の当主。旧家同士子供の頃から知り合いではあったが護兵とは中学、高校と同じになったことが縁で親交を深めた。
いわゆるヤンキーめいたダルダルとした格好で、言動も軽薄。しかしそれは実家への当てこすりから来るものであり、内面はむしろ護兵よりも真っ当である。
符木津の家は家格こそ旧家の中でも上位に位置しているが、長年これといった術者を排出しておらず、落ち目にある。そこで久方ぶりに誕生した才人が博光であるが、落ちぶれても過去の繁栄が忘れられない符木津の家は博光にとって堅苦しいものであった。
特に「当主の自覚が足りない」と口では言いつつも実務では博光に頼り切り、実力では上の家を家格を頼りに見下す姿勢には辟易している。
占いから戦闘までこなすオールラウンダー。戦闘においても優れた術者である自分に加えて、符術で作り出した紙兵を用いて手数を増やすスタイルは隙がない。
戦闘能力・問題解決能力ともに上の下。一般的な基準では大天才、退魔師の世界でも間違いなく天才の部類に入る。
未来退魔師(EP2)時点では博士過程兼退魔師。連合所属。
「なにそれ?エロス?」
「部長は胸がでかいからな!」
「相変わらず頭おかしいな、ゴッちんは」
「死にたくないとかどの口がほざいているんだ?普通じゃない存在になりたかったんだろう?そうなりゃ当然、普通じゃない死が待っているわけで…ああ、めんどくせぇな。柄じゃないし言えた立場でも無いからな俺も」
ボトル
登場作品:付喪のバーと二人のおっさん
作者:穂波じんさん
【服装】ピッチリとしたスーツ。所謂バーテンダーっぽい服装。
【年齢】88歳(付喪神としての)
【種族・性別】酒瓶の付喪神。男
【所属】本作前:なし 本作後:八百万
【武装】なし
【概要】
妖怪向けに開かれたジャズバーのマスター。常に丁寧な口調を崩さない。
中に何かを貯められる容器が付喪神化したため、自身の中に多くの妖気を貯めている。
傷ついて妖気を失った妖怪に対して、飲み物の形で分け与えることも出来る。
ただし、強いアルコール分が混ざっているため、分量には注意が必要である。
一方、本体がガラス瓶のため衝撃には弱く、戦闘には不向きである。
ちなみに、元となったのは芋焼酎のボトル瓶である。
トラクスとの出会いがバーを開くきっかけとなった。
ま行
名前:六車鬼華
登場作品:『剣と、鬼と。』シリーズ・『宵闇の剣』シリーズ
作者:香月夏人さん
種族:異種族:鬼。現在は「人間宣言」をしている。
外見:小柄。額に小さな角。和ロリの衣装。
所属:百鬼→無所属→同盟所属
性格:無邪気で一途。子ども扱いされると怒る。思い込みが激しかったり、嫉妬深かったり、執着心が強かったりする。
過去:鬼の一族。幼い頃、鬼若と出会い、兄妹のように親しくする。百鬼に所属していた頃は、人を喰らうのが当然と思っていたが、柳生十兵衛との出会い、人を傷つけることの過ちに気づく。
口調:丁寧調。怒ると語気が荒くなる。
信条:死ぬ覚悟のない者は他人に武器殺意を向けるべきではないという、十兵衛の影響を受けた信条を持つ。百鬼の頃は「人は家畜で、自分の好きなようにいたぶれるもの」という思考だったことを考えると、すさまじい変化。
武器:百鬼時代は持っていなかったが、十兵衛と行動を共にするようになってから、匕首あいくちと鉄扇を持つようになった。
能力:直視した者の五感を狂わせる〈魔眼〉を持つ。よく鬼若に抱えられて移動するが、それは鬼華の運動神経がないせいで、なにもないところでよく転ぶのを鬼若に心配されたから。戦闘時あまり動かないのも、転ばないようにするため。
口上:「せっかく女に生まれたんだもん。可愛くなくっちゃ、嘘ってものでしょう?」
や行
名前:柳生十兵衛三厳
登場作品:『剣と、鬼と。』シリーズ・『宵闇の剣』シリーズ
作者:香月夏人さん
種族:人間
外見:すらりと背が高い。夜色の長い髪を後ろで一つに束ねている。片目に眼帯。仕事時は和服の上に黒いコートを羽織り、黒い中折れ帽を被っている。
普段は着流し姿であることが多い。
所属:「同盟」の〈狩人〉
性格:どこか飄々とした雰囲気を纏う。泰然自若として、ストイック。意外と面倒見がいい。
過去:江戸時代に活躍した剣豪、柳生十兵衛三厳――が現代に蘇ったものである。十兵衛を蘇生させた術者は、十兵衛を見捨てて逃亡、姿をくらませる。
十兵衛は自身を蘇らせた術者を追うため、「同盟」に所属する。術者を見つけ出した後どうするのかはわからない。ただ、どうして勝手に蘇らせた挙句逃げたのか。とりあえずそれを聞くのは、一発ぶん殴ってからでも遅くはないと思っている。
口調:抑揚のある、時代かかった口調。一人称は「拙者」
信条:昨日の自分より、今日の自分。今日の自分より、明日の自分。他人と比べず、ただひたすら最強の自分を目指し続けている。そのためか、ひたすら強敵を求める一方、弱者に対しては、敵であってもわざと見逃すこともある。
また、死ぬ覚悟のない人間は他人に武器殺意を向けるべきではないという考えを強く持つ。〈粋〉な生き様・死に様を求めている。
「同盟」の長:獅子吼竜也の理念にある程度の理解を示し、共感もしている。
武器:刀。大小二振りの刀を所有しているが、使用するのはもっぱら打刀の方で、「三池典太」作の業物である。
能力:新陰流の剣術を使う。
口上:「剣の道に終わりなどない。くたばっちまうその瞬間まで、己を超え続けるのさ。剣士ってのは、刀握ったその時から、修羅の道を歩むのよ」
「殺される覚悟がなきゃあ、刀なんて握るもんじゃねえのさ」
「せっかく男に生まれたんだ。格好つけなきゃ、嘘ってもんだろうがよ」
わ行
――宵闇プロジェクト参加用――
――特攻装警設定――
■主旨
・SFアクション作品『特攻装警グラウザー』の登場人物である【アンドロイド警官・特攻装警】をシェアード・ワールド企画・宵闇プロジェクトに登場させる際の基準と設定です
・原則としてこの設定基準に従って登場させてください。
・どなたが宵闇プロジェクトにて登場させてもかまいません。
■原典作品
笹月風雲作・特攻装警グラウザー
https://www.magnet-novels.com/novels/51853
各種基本設定
https://www.magnet-novels.com/novels/53128
(のちほど、口調・外見などの補足情報を記述します)
■制限事項
・宵闇プロジェクトでいかなる展開があっても特攻装警グラウザーの本編部分へは影響がないものといたします。
■■以下、宵闇プロジェクトにおける設定、及び、キャラクター補足
■所属部署
・原典設定に準じます
アトラス:組織犯罪対策部・組織犯罪対策4課
センチュリー:生活安全部・少年犯罪対策課
ディアリオ:情報機動隊(背後は公安部)
エリオット:警備部・警備1課
フィール:刑事部・捜査1課・科学捜査班
グラウザー:某所轄署・機動捜査班(第1方面を中心に随時外部協力依頼あり)
■職域・主な役目
アトラス:各種犯罪性組織の調査・捜査・ガサ入れ・強制制圧・非常戦闘
センチュリー:青少年犯罪対応、補導、触法青少年の身の上相談、暴走族・青少年マフィアなど青少年犯罪部門管轄の組織犯罪制圧
ディアリオ:情報犯罪、電脳犯罪の調査・操作・制圧、政府諸機関での電脳対策、公安活動の補助、未発見テロ行為・反政府行為の裏付け、極秘制圧
エリオット:機動隊・SATなどの活動に準ずる犯罪制圧・非常戦闘全般、爆発物除去など
フィール:刑事部における犯罪捜査活動全般、及びその支援、女性犯罪者対応、飛行能力を活かした早期警戒活動、非常戦闘行為
グラウザー:一般所轄署における犯罪捜査活動全般、市民対応、非常戦闘
■活動方針・行動方針
・国内法に基づいた『市民の保護』『法の遵守』『社会と国家の保護』
・つまり彼らはあくまでも警察であり、それ以上でもそれ以下でもない。国を守り、街を守り、市民を守り、そして、〝法〟を守るのがその使命である。彼ら自身もそれを強く自覚している。
・そのため、警察活動の主旨と制約を超えて活動することは〝原則として〟ない。
ただし個体別がある。
アトラス:原則として法の遵守と警察の原則を重要視。特に組織や集団を組んで違法行為を働く者へは容赦ない。
センチュリー:原則は理解しているが、一人一人の〝市民〟や〝人〟のかかえた事情を見過ごせない。また人間以外の種族へも寛容。
ディアリオ:法の遵守の権化。融通は一番効かない。また活動母体が公安部のため、自らが違法な手段を講じることにも何ら迷いがない。おとり捜査、不当な情報入手、だまし討ち、結果のためには手段は選ばない。また彼は公安部の方針にのっとり〝国家〟と〝組織〟を優先する傾向がある。
エリオット:組織の論理に従順、法の原則と決まりにのっとり、粗暴犯や暴力行為・破壊行為の制圧が原則の行動任務
フィール:一般刑事活動を全うすることが重要と理解している。だが彼女自身が人との対話やコミニュケーションを重要視しているため、人間一人一人を大切にし和解する事が重要と考えている。また人間以外の種族にも寛容であり、時には法の原則を曲げて特例を求めることもある。
グラウザー:フィールと同じ。刑事であり、自らが警察の主力戦力であることを自覚している。市民――特に子供たちを守ろうとする傾向が強い。
分類すると――
組織・規則優先:アトラス・エリオット
個々の人間優先:センチュリー・フィール・グラウザー
国家優先・手段は不問:ディアリオ
――となる。
■描写上の補足として
□口調
①アトラス
一番近いのはアーノルド・シュワルツェネッガーのやってる刑事や軍人や、某TF司令官をイメージすればOK
一人称は俺・私・自分などTPOによって使い分ける。
イメージCV:玄田哲章さん
②センチュリー
兄貴風を吹かせた若者そのまま。言葉遣いは乱暴で荒い。TPOは判っているが、感情が優先するので無礼な言い回しでも平気にかます。
一人称は俺
イメージCV:山口勝平?
③ディアリオ
冷徹で丁寧な言い回し。感情より理論と原則を優先する。知的な言い回しになる。長い理論的な会話を滔々と語るのも平気。どんなときもTPOをわきまえるので、丁寧すぎることも。
逆に彼が感情を顕にするのはよほど怒っている時。
一人称は私、自分
④エリオット
完全な軍人口調、感情はめったに出さない。任務中は相手に対して敬称も使わない。あくまで作戦行動最優先。余分な言い回しを避け、必要事項のみを端的に語るタイプ。ただし任務外では原則無口。
一人称は私、自分
⑤フィール
典型的な女性警察官そのまま。任務中は非常に丁寧な口調。プライベートと仕事の区分けができており、プライベートでは16~7くらいの普通の女の子。
一人称は私、自分
⑥グラウザー
まだまだ未熟であり仕事とプライベートのような区分けが出来ていない。
そのため、タメ口をうっかり使ったり、プライベートでの気さくな語り口で任務中に話すことも。
ただし、無神経では無いので、常に相手の事情に配慮した言い回しは欠かさない。
穏やかで優しい語り口。
だが、犯罪者制圧や凶悪犯への攻撃行動、さらには市民が不当に傷つけられている場合は素直に怒りをあらわにする。穏やかなときと激高している時の落差が大きい。
一人称は僕、自分
□服装・外見
①アトラス
外骨格系のボディでマッチョ体型で金属の外観がむき出しです。頭部は素体の頭とその上にフェイスマスク付きのヘルメットを常用。更にその上にフライトジャケットやバイカージャケットなどを好んで着ています。
口はフェイスマスクで隠れており、眼は左だけが目立つ、右はセンサーとの複合のため瞳はないです。
腰にガンベルトを巻いており、愛銃のデザートイーグルを下げてます。
②センチュリー
普段から専用のヘルメットを常用してますが目元のみハーフスクリーンのゴーグルつきで鼻から下は出してます。
首から上は人間そのままで内骨格のリアルアンドロイドなのですが、首から下は人造ボディそのままでその上にライダースーツの様な全身スーツを着用。それに肩、肘、膝、などにプロテクターを付けてます。
首から下の地肌が露出しないようにすれば、一般の平服を着てもアンドロイドとはわかりません。
腰にはガンベルトで二丁拳銃です。
③ディアリオ
首から上はリアルアンドロイドで人間そのまま。目元ゴーグル仕様のヘルメットを常用。目元はミラースクリーンで外から見えません。首から下はアトラスのような金属外皮製の外骨格仕様。ただしプロポーションは改良されており人間の平服を着ることも可能。
ただし任務中は腰から上をポンチョのようなハーフサイズの外套を着ています。
足はブーツです。
拳銃は肩から脇の下に下げるコンシールメントホルスター。
腰には大型警棒、彼専用の小刀型のアイテムを下げてます。
④エリオット
首から上のみリアルタイプで装甲の厚いごついヘルメットを常用。目元スクリーンで鼻から下は開閉式のシャッターのため作戦中は素顔見えない。
首から下は地肌の装甲ボディむき出しのまま。
ただ平時は、装備品や警察手帳などを収めるポケット付きのベストのようなものを着用。
当然。ヘルメットは作戦中のみ。
⑤フィール
肩の鎖骨のラインより上はリアルな人造皮膚仕様。頭部は非常に可愛らしい。髪は栗色。原則ショートカット。
鎖骨から下のボディーは少女的なプロポーションのプラスティックボディ。バストサイズはA
勤務中も平時も、人間と同じ服を使用している。服を着ればアンドロイドとはわからない。(下着はショーツのみ)
勤務中は女性刑事らしいスカートスーツやパンツスーツ
平時はまるっきりの女の子である。(趣味はファッション関連全般)
ただし非常戦闘が必要なときは着衣を脱いで、彼女専用のプロテクター装備をつける。
そのときはアンドロイドとはっきり分かる。
プロテクター装備は全身で、概要は設定資料集を参照
⑥グラウザー
完全なリアルタイプのヒューマノイドアンドロイドで、ややロシア系の混じった日本人の若者
髪はブラウンで、眼は茶系。
服を脱いでも着てもアンドロイドとはわからない。
レザーパンツやレザーのバイカージャケットを常用し、内側には襟付きシャツを着る。
腰にはガンベルトを巻いており右に愛銃を下げている。
足はスニーカーである。
非常戦闘時には〝変身〟をする。
戦闘時は完全に頭部を含めた全身装甲となる。
(詳細は設定資料集を参照)
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