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守護者となり主人のために戦い抜く  作者: 城猫
最強決定戦篇
96/150

最高峰との戦闘

《さて、ではどんどんいきましょう!!

次の試合は執行人ペア対ヒート選手チームです!》


グレンの試合の後、しばらく名もなきモブ共の試合が続き、そして俺達の名前が呼ばれた。


<おや、闇帝達のチームですな>

<本当だな。じゃあ今回はどうする?>

<そうだなww、二人でやろうか。〉

<了解だ>


さて、闇帝には悪いがここで負けて貰おうか。俺達は舞台に降りていった。闘技場に降りた俺は三人の男と向かい合っていた。

一人は赤い髪の筋骨隆々とした30代の男、もう一人は黄色い髪の平均的な体型の30代の男、そして最後の一人は長身で細身の20代のイケメン。


<で、何してんだ?総帝?>

<あ、ばれた?>


審判が形式的にルールの説明をしている間に黄色い髪の男――雷帝から念話が届いた。


<そりゃわかるわ、そっちは草帝そうていだろ?

お前は総帝として出てたんじゃないのか?>

<ああ、それ偽物>

<偽物?よりにもよって総帝を語るとは随分見上げた根性だな、そいつは>


「両者構えて!始め!」


雷帝と念話で会話をしている間にルール説明が終わったのか審判が合図を出す。


<おっと、始まったか>

<闇帝に伝えとけ、手加減はしてやらんぞ>

<わかった。じゃあ俺達も全力で闘おう>


《さて!始まりました。この試合は一瞬で5人を蹴散らした執行人ペアと3人のベテラン魔法使いチームとのバトルです!》

《三人の方はチームワークに注目だね♪》


念話を切ると同時に実況が入った。さて、初めての帝との戦闘か。見せて貰おうか、帝の実力とやらを。


「ふん!!」

まずは雷帝が雷を纏い真っ直ぐ俺の方に突っ込んでくる。


「む?」


俺は雷属性を纏い雷帝のチャージを掴んで相殺して、背負い投げをする。


「がはっ!」


そして頭から落ちてきた雷帝の首を足で刈り取る

………別に雷帝だからわざわざ雷を使った訳じゃないぞ。


「ギア!!」


そして崩れ落ちた雷帝の名前を炎帝が呼ぶ。ギアって名前なのか。


「野郎!」


逆上した炎帝がグレンと同じく爆脚を使い超スピードで突っ込んで炎を付加した右ストレートを放ってきた。


「がっ……!」


俺はその右ストレートを首を傾けるだけで躱し、ドラゴンフ〇ッシュブローを放ちクロスカウンターのようになり、炎帝を撃ち抜く。


「ヒート!闇魔法【ダークスラッシュ】【ダークボム】!」


そして足をふらつかせている炎帝にアッパーを叩き込もうとしたが、闇帝が闇刃ダークスラッシュと超圧縮した闇の塊を放って来たので、刃を後ろに跳んで躱し、闇の塊をリカがライトボールで包みこむ

すると、光の球の中で闇の塊は爆発し、包んでいる光の球を大きく震わせた。

躊躇なく上級魔法を使ってくるあたり本気だな、闇帝。

しかし地面に倒れてるオッサン二人はだらしねえな

一撃でのされるとは情けない。


《執行人!あれだけの猛攻をなんと体術だけで躱し、カウンターまで放ちました!》

《ギア選手を掴むときに感電しないようさり気なく手に雷の魔力を纏わせてたね。素晴らしい魔力コントロールだ。》

《しかも草姫はなんと初級魔法で上級魔法を無効化するという離れ業までやってのけました!この二人は一体何者なんでしょう!調べようにもこの二人に関する資料が一切ありません!運営しっかり情報集めやがれ!》


いや、運営は悪くないぞ。二日前に作った二つ名だしな。


「ぐっ……痛たた……本当に容赦無いな……」

「いってぇ……なんつう重いパンチだよ、危うくトぶところだったぜ……」


そうこうしている間に雷帝と炎帝が打ったところを抑えて立ち上がる。

……一応急所を狙って立てなくなるくらいの力で打ったんだがな…。


「流石に一人では辛いか、二人共。大振りは避けて撹乱しながら闘おう。」

「「ああ!」」


首を数回ゴキゴキと鳴らして雷帝は魔武器の双剣を召喚する。


「おいおい……魔武器まで使うのかよ。いくら坊主が強いと言ってもこっちは三人だぜ?」

「お嬢も居るだろうが。使い魔を呼んでも勝てるかわからんぞ。」

「そうですね、殺す気でいかないと傷一つすら与えられないかもしれません。」


流石に雷帝と風帝は冷静だな

雷帝に引き続き、炎帝は巨大な斧を、闇帝はシミターを召喚する。


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