魔武器精製
戦闘を終え次に武具召喚に移る。
「おーし、じゃあ授業始めるぞ。順番に魔石を取りに来い」
「じゃ、取ってくる。場所とりお願い」
「承知した」
イロハが取りに行ってる間に場所を確保する。
それほど待つことなく戻ってきた。解析したところ、神様がくれたものよりも質は低い。まぁ先程降ってきた石は神様がくれたのは100%という普通手に入らないものだから当然か。
「イーろーハー」
リリィが魔石を持って、一人の男子生徒と一緒にやってくる。あれは……たしか黒須真理亜か?
「久しいな黒須真理亜。」
「あ?カズトじゃねぇか。久しぶりだな一週間振りか?」
「いや厳密には300年と11ヶ月だ。あれからいろいろあったからもっと経ってる。」
「カズト……クロス君とも?」
「そうだな。しかしあの屑野郎と違い、黒須真理亜は信用に値する人物だ。あとで稽古つけてやる。」
「………そうだなありがとよ。」
「フィアンマ君……クロス君照れてるよ」
「カズトでいい、リリィ」
「それにしても喋り方といい。その態度といい、あのあの英霊に似てきたな。」
「それについてはなんとも言えん。」
リリィとも仲良くなったカズトであった。
兎にも角にもイロハ、俺、リリィ、クロス、イリヤの5人で魔武器の作成をすることになった。リリィには説明した。
「じゃあ僕からやるね!」
リリィが魔石に魔力を流し込む。すると魔石がまるで粘土みたいにぐにゃぐにゃと波打ちながら形を変えていく。
やがて粘土状から細長い棒状になっていき、光を強く放つとレイピアとなった。
「わ、ほっそ!」
「ほぅ。レイピアかぁ」
「レイピア、やったこと無いんだけど……」
「なんなら教えようかね?」
「ほんと?お願いするね!」
一応出来るよ?あんまり良い思い出は無いけど……
「それで能力はいかほどだ?」
「えぇとね……魔法術式補正、速度上昇、突属性強化、リミッター解除、後方支援魔法」
「なるほどレイピアに合った能力だ。」
リリィのレイピアを受け取ると目を瞑り呼吸を整える。するとレイピアが光りだす。身体速度を上げてレイピアを振るう速度を上げる。さらに突属性強化で突きの威力を上げる、これは神風道場11連撃細剣術
仏之祭礼
というわけだ…
かねすごい!なにそれ」
「んじゃ、次は俺がやるわ」
「笑える武具だったら殲滅してやるからな。」
「えっ、勘弁して!?」
マリアが魔石に魔力を流し込む。魔石は魔力を流し込まれていくうちに光を放つが、形が中々変わらない。
五分ほどして漸く形が変わり始めた。どうやら銃みたい?
銃の形になろうとした途端、大きく形が変わり始めた。
「目が…!目がぁぁあぁぁ!!!!」
「んっ……!?」
「眩しっ!?」
「ほぅ」
やがて光が無くなり、マリアの魔武器を見た私は、少し考えた。そしてマリアの首根っこを掴んでこちらに寄せた。
「さて黒須真理亜どういうことかね。名前にしてもネタ過ぎる。」
「止めて!確かに名前は似てるけども!」
「黒須真理亜…今は魔武器作成の時間だ。ネタ召喚じゃあるまいに。」
「それは……分かってるけどさぁ…」
「では神罰なのかね?」
マリアンの魔石は、悪魔と戦う借金元帥の愛用する銃だった。




