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守護者となり主人のために戦い抜く  作者: 城猫
生徒会総戦挙篇
83/150

真の勇者

殴り合いが暫く続いていた。しかしシンは霧のように消えていき、強力な幻覚により惑わされたカズトは一旦下がろうとしたとき、シンにより胸を斬られていた。浅かったのは幸いだがあの戦いを経て進化した勇者は厄介であった。シンはクーフーリンの力を纏いゲイボルグにてカズトの心臓に向けて投げる。カズトは大空の7属性で作られた結界『大空之花弁アルノーツグルビランテ』を放出し、ゲイボルグの動きを止める。花弁が一枚一枚砕け散りそれに気を取られた一瞬の隙にシンは那須与一を憑依させ、弓を構えて『扇弓アルノーラビルディング』を放つ。ゲイボルグと一緒に花弁を破りカズトをぶち抜いた。


「がぁ……」


カズトは倒れると思いきやそれは霧と砂漠の炎により造られた『蜃気』だった。シンはカズトの場所を探すと上 上空に弓を構えている彼の姿を見つけた。全属性の炎を後ろに構えて放出する。シンも新たに能力を兼ね備えたカグツチの刀身に炎を放出する。


八岐大蛇やまたのおろち弓」

竜炎りゅうじん


互いの大技が衝突する。その余波がビル群を呑み込んで消し炭となる。だが決着はつかなかった。その余波で二人は吹き飛ばされた。脱落者を決めるペンダントは砕けなかったものの二人は重症であった。直ぐ様能力にて回復を行うが、両者の技による阻害で魔力と炎が回復が進まなかった。だから互いに身を隠して回復と体力が戻るのを待つしかなかった。

カズトはシンの成長が嬉しかったのだがそれでも悔しかった。守護者として使い魔として護るはずの自分が負けていては申し訳ないと感じていた。自分の非力さを噛み締めながら強くなろうと決心した。シンもまた同じ事を考えていた。昔のグズっぷりが嘘のようだった。それは正しく国を護り民を導く勇敢なる者であった。

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