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守護者となり主人のために戦い抜く  作者: 城猫
第三章 夏の修行
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敗北

次の日……皆は浜辺に集まっていた。


「これより君らの特別特訓に入る。各々の長所を生かす。」


カズトの言葉に皆が引き締まった顔をする。

浜辺に空間の炎と時の炎を灯すと、景色が一変する。


「リカ頼む」

「はいよ」


リカは能力を使い、印を素早く組み合わせ手を地に付ける。

「階層精製!」


すると下に階段が形成された。この能力は第1階層から500階層まで形成できる。難易度は制作者によって決められる。倒すことによって次に進み、10階層ごとに階層ボスが現れる。そしてみんなは階層に入っていった。残った私は座禅をし自然エネルギーを取り込んで瞑想を始めた。

カズトは途中で瞑想を取りやめて、空を見上げて


「出てこい。さっきから見ているやつ」


その言葉を言うと、空からスーツをきたハザマが降りてきた。


「何時から気づいてはったん?」

「あのタコが出現したあたりからだな」

「気配を消してたつもりやったんだけどな」

「嘘つけ。駄々もれだったじゃないか」


へらへら笑うハザマを気味が悪いと思っていた。隙だらけなのに今攻撃したら敵わないと警鐘を鳴らしてイザナギ・イサナミを投炎して構える。


「貴様は誰だ」

「僕ですか?僕ですね魔人9人将の1人……ハザマって言いますぅ。お見知りおきを」


またその言葉が出てきたと思ったがカズトだがここで倒すほうが得策だと考え、瞬歩で背後に回り込んで先制攻撃としてハザマの首もとにイサナミを振るう。完全に死角だったのだか避けられた。

ハザマはカズトの距離を離れる。ハザマはへらへらと、いつでもどうぞと呼び掛けるように笑っている。

カズトにはそれが気にくわなかった。神風剣術拾弌の型……はやぶさでハザマの心臓に向けて突き刺す。ハザマは指一本で受け止めた。神速の抜刀術を止められたことに驚いたカズトだった。それを見たハザマは

「うーん想像とこんなに違うもんやなこれでどうや?」

と言い指を鳴らすとカズトの全身から血が吹き出した。それも斬り傷とともに……


「な、なにを、した?」

「何したってなに言うとんの?斬ったに違いありませんの」

「いつ」


カズトは視覚聴覚強化を行っており、常人のはるか5倍の速度で捉えているため、気づかないにしてはおかしかった。


「そうか君は気付いておらんのですか……未来といえばわかりますか?」

「未来だと?」

「それが僕の能力です。未来攻撃アビルリッテニュトーレーターって言いますぅ種は教えないですけどね」


未来攻撃なんてそんな馬鹿な話が在るものかと思ったがカズトは冷静を取り戻すと神格を解放した。勝てないと悟ったカズトは全身全霊をもってこいつを倒そうと解放したのだ。神格を目の当たりにしたハザマは余裕の表情をしていた。

カズトは糸の炎でハザマを拘束し嵐と雨の合成の炎を纏った槍「レーデシュバイン」で雲の増殖作用で増やす。沼と闇の合成「泥沼化落ダークシェリンテ」でハザマの足を引きずり込みあらゆる炎を用いて倒しに掛かる。


しかし、糸の拘束してたはずのハザマはそこにはいなかった。ハザマの情報体を読み取ろうにも何かが防いでいたので読み取れなかった。


「そんだけですの?」


なにやっても攻撃が当たらないカズトは苛立ちを示した。追尾の炎と雨、雷、嵐の炎の纏った槍をハザマに向けて放つ。ハザマの姿が消えると槍はハザマの位置を捉え追尾し始めた。

「よう考えたな。だが甘いよ」

とハザマは避けるの止めると炎槍が襲いかかる。がハザマに到達しようとした瞬間、炎槍が砕け散った。


「神風剣術拾蜂の型…天風神」


炎槍を囮とし自ら霧と砂漠の炎で蜃気楼を作り、風と速の炎で加速し、ハザマの背後に回り込んだ。カズトがこの世界に来てから編み出した抜刀術をする。この技は敵の急所を抜いたと同時に着く抜刀の極意を身につけた。

ハザマは避けることができず抜刀術をくらう。そして吹き飛んだ。だがカズトには違和感を感じた。その違和感とは……

その目線で追うと見えないはずの魔術回路がズタズタに破壊されていたカズトは目を見開いた。魔術回路を気づかれず破壊されるとは……さらに自動回復機能も作動せず投炎はもう出来ずにいた。

さらにハザマに視線を送ると、魔術回路が浮かんでいた。その数100を超えていた。傷も消えておりフェイクだった。


「あれこれで終わりですか?」

「まだ終わってねぇ!ソラ!なにぃ!?」


ソラに炎を灯そうとしようとしたとき、指輪状態のソラも砕け散った。武器を失ったカズトは呆然としていた。


「あらら大丈夫ですの?」


ゆっくりと砂浜に降りてくる。ハザマはへらへらしながらカズトを見ていた。


「はぁぁぁぁぁぁあ!」


魔術回路を破壊されているにも関わらず無理やり投炎を始め、出来が悪い刀を出して全属性の炎を灯す。それに耐えきれず亀裂が入り始める。カズトは我を忘れてしまったのだ。


「詰まらへんなぁ。これでお仕舞いね。『未来改変アビルリッテプリットね」


その言葉にカズトの神格が解除され、椿はバラバラになり、カズトの左腕が消滅しており胸が貫かれていた。

カズトの目に光が消え砂浜に倒れ込んだ。意識は失っていた。


「あーあ殺ってもうたぁ……なんか騒がしいな派手にやり過ぎたのかね。聞こえないだろうけど生きてたらまた楽しもうや」


ハザマはスッと砂浜から姿を消すと異変を感じたアルさんとエルザさんがやって来た。この惨状を見て一瞬怯んだが状況を把握しカズトに回復魔法を掛けた。が治らなかった。

アルさんが光の最上級魔法『光聖域フラッシュサンクチュアリ』を発動する。この魔法は危篤状態の者の死を送らせることができる。これは医者がいない戦場で死を送らせてその間に医者を呼び治癒魔法をかける。アルさんは自分では無理だと感じ、修行中のリカらの帰還を待つしかなかった。

その5時間後にようやく修行を一旦終えたイロハらが戻ってきた。エルザの顔を見て異変に思ったイロハとリカは直ぐさまカズトのほうに向かった。

到着したときには光聖域が弱まり魔力が尽きそうなアルさんが必死に張っていたためそれを辞めさせるとリカがありとあらゆる手段で試みるが反応はなかった。

最後の手段として『◯◯』をしてやり、一命を取り止めた。

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