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2-3


嫌な予感を胸に抱きながら、

職員室へと向かう。


職員室のドアの前に立ち、

何とも言えない気持ちになっていく。


(大丈夫!今回もうまく行くよ)


と自分に言い聞かす。


ドアに手をかけようとした時、

中から話し声が聞こえる。


『だから、言ったじゃないですか!問題が起きますよと!』


その声の主は、生徒指導部の田中先生だった。


気合いを入れて職員室のドアを開けた。


『失礼しま〜す』


と入るなり、

田中先生がもの凄い勢いで

こっちに迫ってくる。


『君は!誰かに漏らしたのか?朝、廊下に張り紙は見たのか?』

と怒りがひしひしと感じるくらいの剣幕で聞いてきた。


俺は思い当たる人物はすぐに

出てきたが、疑いたくないと思ってとっさに嘘をついた。


『誰にも話してません!』


と言うと、


『嘘をつくな!おまえ以外居ないんだよ!』


と凄い迫力で先生が言う。


『自分が言ったと言う証拠あるんですか?』


と聞くと先生は黙り込んでしまった。


そこに校長先生登場!


『おふぉん!智也君と言ったかな?』


『はい…?』


『黙っていようとは思っていたのだけど、このような事になってしまったから困っているんだよ。』


『僕本当に誰も言ってないです!』


『それはどうでも良いんですよ。問題は、このことが周りに知られてしまった事ですよ!それで考えた。君をこれから我々の手助けしてもおうと!』


『それは、どういう意味ですか?』


『簡単な事です。この事実を発表した物を発見してもらおうと!断れば、退学処分になりますが』


と、校長が話してきた。


俺はもちろん退学になりたくなかったので、そくこの答えを!


『やります!』


と答えると校長は満面な笑みで『話はまとまりましたね♪ふぉっふぉっふぉ』


と校長室に戻っていった。


それを聞いていた

田中先生は

あっけに取られた感じで

『もう教室戻っていいぞ』


と言ってきた。


俺は

『わかりました。ありがとうございます。』


と言って職員室から出て行った

歩美の視点から書きますのでご了承下さい

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