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2-4



今日から智也と一緒に

登校する。


智也は中学の時から朝が弱く、

毎日と言って良いほど

遅刻の常習犯なの!


だから私が起こしに行ってあげなきゃ!


と朝の準備しながら、

ルンルン気分で登校の準備をしていた。


智也の家の玄関の前に立つと、

なんのうち、智也のお母さんの声が聞こえる。



『智也!いい加減起きなさい。』


ど起こしてる真っ最中だ!


(相変わらず智也、変わってないんだ♪)


と思いながら、インターホンを『ピンポーン♪』


と押すと、智也のお母さんが

『はーい♪ちょっと待っててね』


と明るい声で玄関に向かってくる。


玄関のドアを開け、私を見るそばから

『歩美ちゃ〜ん♪おはよう!バカ息子起こしに来てくれたの?ありがとうね!』


と明るく挨拶をしてきた。


私は

『やっぱり、起きないんですか?』


と聞くといつもの事!!


みたいな表情で苦笑いしていた。


(よぉ〜し、私が起こしてきてやるっ)


と気合いを入れて、

智也の部屋へ向かう。


『お邪魔しまーす♪』

と一声かけて家の中へ

常識は守らないと♪


智也の部屋は二階


部屋へ向かい階段をタッシュで駆け上る


『ドン・ドン・ドン』


さらにスピードをあげた

『ドン・ドン…ドテンッ』


私は調子に乗ってスピードをあげたら、一段踏み外しちゃった


膝から崩れ落ちちょいと痛めたらしい…☆


(智也の家で転けるなんて恥ずかしいなぁ〜)


と思い、何事も無かったように智也の部屋の前に立つ。


ちょっと膝の確認をし

平然を装い、思いっきりドアを開けた。


私は

『いたかった…!もう、ともや〜♪遅刻するぞぉ』


と智也に投げかけていた。


『分かったよ!起きりゃ良いんだろ,起きりゃ』


と言ってきた。


私は心の中で

(凄い〜!私の言葉が効いた♪)


と思いながら、手を腰に当てながら

『分かれば、ヨロシイ♪』

と自慢げに言っちゃった!


その後、階段を降りて

智也のお母さんに

『行ってきます♪』

と言うと

『歩美ちゃん、気を付けて行くんだよ♪』


と優しいお言葉♪


『は〜いっ』


と返事して、門で待っていた。


4月とは言え、まだ寒い。


門で待ちながら、色んな事を

考えていた。


これからの事、智也の事、あの入学届けが誰の仕業なのか等


考え込んでいたら、

玄関のドアが思いっきり、

開き、智也が出てきた。


智也の顔をみて

何故かホッとする私がいた。


『遅いぞぉ』

と自然と口にしていた。


智也は、口にしていたパンを

とり、


『ごめん』

と一言だけ言って、駅へと

歩き始めた。


私も置いてかれないように

後ろをついて行く。


駅まではそんなに遠くないけど朝で智也はテンションが低かった


沈黙で駅へと向かう2人。


私はそんな雰囲気が

嫌だったため、何か話題を探した。


何も思いもつかず、

ありきたりな質問を

『もう友達出来た?』

と言う問い掛けしか出てこなかった。


そしたら、智也が

『まだ2日目だぞ!そんな早く出来るかぁ』


といつものように智也が言ってきた。


それを見て私は

『あっ、それもそうだよね♪』と笑いながら話す。


(なに言ってんだろう?私!でも昨日の事気にしてないようだから良かった♪)


と思いながら、駅に向かった。













駅に着くと、

もう電車が来ていた。


私は心の中で

(ナイスタイミング!)

と叫んでいた。


パッと智也の方をみると、

私をじっと見ている。


(そうか!智也は電車の来る時間把握していて、あの時間まで寝ていたんだ!さすが、智也♪)

と思い、

『智也!さすがピッタリだね♪』

と誉めてみた!


そしたら、

なんかため息を1つ吐いていた

(えっ?智也、把握しているんじゃなかったんだ!まぁ、結果オーライと言う事で♪)


と思い、私は電車の中に入っていく。


智也の方を向くと、まだ何かを考えている。


(なにを考えているんだろう?やっぱり、昨日の事なのかなぁ?大丈夫かぁ、智也♪)


と思っていたら、駅の中に

ある時間をみた。後一分ぐらいで電車が発車する。


(まずいっ?!このままでは、智也が遅刻する!)


と思い、大きな声で

『おぉ〜い、遅刻するよぉ♪』


と言うと

智也が我に返った表情をみせ、慌てて電車に向かってくる。


智也が乗るのを見計らっていたかのように、乗った瞬間

『ジリリリリリィ〜』

と発車の鐘がなる。


息を切らして乗ってきた智也をみて、私は笑みがこぼれながら『ギリギリセーフだったねぇ♪』


と言ったら、智也が一回深呼吸して、ムッとして空いてる席の方へ歩いていく。


(智也、照れてるな!)


と思いながら、私も智也の後をついて行く。

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