第12話 掲示半と装備
今日は2話連続投稿してます。
目が覚めると昼だった…
「うん、今日は情報収集だ」
誰もいない部屋の中一人で自分に言い訳をしながらウインドウを開いた。
俺が今から使うのは掲示板という機能だ。
ちなみにまだ一度も使った事がなかったりする。
掲示半を見ていると色んなスレが建っていた。
[第4の世界のボスに関する…]など真面目な物から[モフモフモンスターに関する…]や[ロマン武器について]という素晴らしいスレまで建っているではないか。
その中でも俺の目を引いた[チート持ちプレイヤーの二つ名に関するスレ]というものだった。
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チート持ちプレイヤーの二つ名に関するスレ
1:名無しの片手剣使い
ここはチート持ちプレイヤーの二つ名に関するスレです。なお、チート持ちプレイヤーとは単にPSやユニークスキルが凄い人たちの事の総称で本当にチートを使っているわけではありません。
2:名無しのダガー使い
やっぱり有名なのはギルド移動要塞の鉄壁さんでしょ
3:名無しの長剣使い
>2あの人は本当に鉄壁だもんな、ボス攻略戦の時の安心感がすごい
4:名無しの風魔法使い
移動要塞といえば固定砲台さん
5:名無しの長剣使い
>4固定砲台さんの火力は凄すぎるね
6:名無しの両手剣使い
雷迅さん
7:名無しの双剣使い
>6雷迅さんはとにかく速いよな
8:名無しの片手剣使い
>7速いだけじゃなくて火力もしっかりあるしね
9:名無しの大剣使い
切り込み隊長さん
10:名無しの弓使い
バリスタさん
11:名無しの火魔法使い
>9切り込み隊長さんは凄いよね、あのフットワーク
12:名無しの両手剣使い
>11あれはPSかな?
13:名無しのハンマー使い
>PSだけであの動きは人間じゃないでしょ
14:名無しの片手斧使い
>12あれはスキルの補助がないとさすがに…
15:名無しのハンマー使い
震姫さんを忘れるな
16:名無しの片手剣使い
震姫さんって?
17:名無しのハンマー使い
高火力のハンマー使い、噂では鍛治もしいるとか…
18:名無しの鍛治職人
>17噂でしょ?
19:名無しの両手剣使い
>18本当だって聞いたことあるぞ
20:名無しの水魔法使い
迅猫さんを忘れてるぞ
21:名無しの双剣使い
>20あの人は一度見たら忘れられないなぁ
22:名無しの両手斧使い
おい、お前ら情熱山脈さんはどうした?
23:名無しの片手剣使い
>22お、俺とした事が出し忘れていた…だと
24:名無しの鍛治職人
>22あの人は一度見たら忘れられないな
25:名無しの料理人
>22俺の屋台に来てくれた時は感動した…
26:名無しの弓使い
ガタッ
27:名無しの大剣使い
ガタッ
28:名無しの双剣使い
ガタッ
29:名無しのハンマー使い
お前ら…
30:名無しの土魔法使い
震源地さん
31:名無しの片手剣使い
>30あの人は絶対ユニークスキルだろ
32:名無しの両手剣使い
>31当たり前だろ
33:名無しの双剣使い
閃光さんは?
34:名無しの長剣使い
>33あの人はPSとユニークスキル両方だろう
35:名無しの小剣使い
>33あの人は本当に凄いと思う
36:名無しの片手剣使い
>33あの人は美人だよなぁ
37:名無しの火魔法使い
>36関係ねえだろ
38:名無しの片手剣使い
>37顔もPSの一つだろうが
39:名無しの大剣使い
>38俺たちの顔面PS…
39:名無しの両手斧使い
>39俺も…グスンッ
(以後顔面PSについての話が続く)
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ーーうん、色んな人がいるんだな。
それにしてもチート持ちかぁ。
俺もその中に含まれるんだろうなあ…。
「おーい、ボウズー。起きてるなら降りて来い」
「あいよー」
フォル爺が呼ぶ声が聞こえたので二階にある俺の部屋ーーと言っても寝る以外は使わないーーから出て降りていく。
茶の間に居なかったので工房の方へ行ってみるとフォル爺が俺の最初に選んだ初心者の片手剣を持って座っていた。
「どうしたんだよフォル爺、初心者の片手剣なんかもって」
「ボウズ、まだまだ甘いのう。しっかり見んかい」
俺は疑問に思いつつも初心者の片手剣を集中して見る。
【片手剣:品質8、初心者の片手剣の形を元にして作られた片手剣、切断しやすいようになっている、ATK.150】
「これは?」
俺はフォル爺の意図が分からずにそう聞いた。
「ボウズは一応駆け出しだと言っていたじゃろう。それなのにワシらの武器や防具を使ってみい、目立ちまくるぞ」
「うっ、それは…」
「何も考えとらんじゃったろうが」
「ありがとな…フォル爺」
俺はフォル爺の気遣いに感動したいた。
「気にすんな。ほら、これも受け取れや」
【皮の装備:初心者の装備を模倣して作られた皮の装備、とても軽く柔らかい、DEF.350】
それは俺が着ていた初心者の装備と見た目が全く同じ装備だった。
「やばいフォル爺…俺泣きそう…」
「フハハッ、喜んでくれて何よりじゃ」
フォル爺はとてもいい笑顔で笑った。
「明日から出発するんじゃろ?今日は早めに寝ろや」
ーー色々考えてくれてたんだ…。
「本当にありがとなっ‼」
その日の夜はぐっすりと寝れた。
次回は冒険の開始です。




