学園試験【初編】
28000PVありがとうございます。
ユニークユーザー様5500人突破しました。誠にありがとうございます。
遅れてすみません。
ネタが思い付かなくて。
で、でも、試験編が終わればな、なんとかなるはずです。
さて、今日は待ちに待った学園の試験日だ。
爽やかな気持ちで屋敷を出て馬車に乗り...右手にはメア、左手には楓ちゃん、両手に花とはまさにこの事だな。
ハハハ、今日の試験はもう勝ちだな。
試験勉強も完璧だ。
でも.....大丈夫じゃない奴が二名いる模様。
「や、やばいです。試験に受かる気がしないです。
こ、このままだと流輝様と一緒に学園に通えません!!
ああ...こんな事ならもう少し前から勉強しておくべきでした。」
「わ、私もやばい...です。
魔法もですが、それよりもやばいのが......実技です......。
私もコツコツと前から...勉強しておくべき...でした。」
とまぁ、さっきからこんな感じでガチガチに緊張&ネガティブになっております。
俺?勿論受かる気しかしないよ。何故かって?それはね、ステータスを思い出して貰いたい......ほら、大丈夫でしょ?
まぁ、俺は大丈夫だから...本当だよ?流輝嘘つかない。
「流輝様...大丈夫ですか?
さっきから、身体が震えておりますが。」
「流輝君......大丈夫?
えっと...体調でも悪いんですか?」
嘘ですごめんなさい!!
本当はすっごく緊張してて、物凄く不安です。
だって!!しょうがないじゃん?
この試験に落ちたら先輩に会えなくなるんだよ?
これが緊張してられずにいるか!!
本当に......本当に怖い、正直逃げ出したい。
でも!俺は逃げない、何故なら先輩と最高の青春をしたいからだ。
恋人関係になれたらどれだけ幸せだろう。
でも、俺はそんな関係にならなくてもいい。
俺は、先輩と一緒にいられるだけで幸せだから。
ほら、好きな人と一緒に居られる以上の幸せってこの世に六つ位しかないだろ?
つまり、そういう事だよ。
「あ、ああ、大丈夫だよ、メア、楓ちゃん。
僕は...大丈夫、大丈夫だよ。
それよりも、学園に着くまでまだ時間が掛かるから試験勉強でもしておかないか?
少しでも、点数を採るために...ね?」
俺は冷静を保ちつつメアと楓ちゃんに提案してみる。
「そ、そうですね。
最後の最後まで気を緩めずに、一点でも多く点を採るために頑張りましょう!」
「そ、そうですね...。
心配ですし......少しでも勉強していたい...です。」
最初の言葉が被った。
まぁ、それは置いといて、二人とも賛成してくれたのであらかじめ持ってきておいた本を二人に渡した。
「ありがとうございます。」
「あ、ありがとう...ございます。」
二人は流輝にお礼をいい、本を開いて勉強を始めた。
さてと、俺も勉強しますかな。
読んで頂きありがとうございます。
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