幼女体型の奴隷
先程俺が助けまた奴隷が馬車の牢屋から出てきて何かを言いたそうにこちらをじっ...と見ている。
ううむ...身長は140位だな...黒の髪の毛で目は...!?...黒と白の...オッドアイ......。そして貧乳!
ロリコンどもが見たら間違いなく発情するだろうな。
まさか!そこに倒れてるヤツらもロリコン!!
こんな幼女を誘拐してこんな山奥に...まさか犯s......いや、監禁するつもりだったのか!
でも、裏で何かと繋がっているだろうし...この子は何かをするのに必要なモルモットとか?
まぁ、どちらにせよ俺が助けたんだ面倒を見よう。
おっと...奴隷幼女ちゃんが何かを言おうとしてるぞ。
「さき......ほどは...助けていた......き...あり...ありが...とうござ...います。」
可愛い。
一瞬で可愛いという言葉が思い浮かんだ。
いや!可愛すぎだろ!声もザッ!幼女って感じ......ああ、疲れがとれる。
.........ハッ!?
俺は一体...俺はロリコンじゃないロリコンじゃないロリコンじゃない。
「...あっ、ああ...楽にしていいよ。
僕が助けたのはたまたま此処を通りかかっただけだから。」
一応否定はしておく。
こういうのってゲームではこれで恋愛フラグが立つからね。
まぁ、そんなもの現実には存在しないだろうけど。
「そ、それでも........有難うございます。」
奴隷幼女が少しニコッと笑って礼を言った。
あっ...俺もうロリコンでいいや。
......てっ!ダメダメ!!俺は先輩一筋なんだ。
...この程度では...揺るがない!...と信じたい。
「わ、分かったからもういいよ。
それよりも君...名前教えてくれる?
あと、住んでるところと両親の名前...あと...君の年齢。」
「エ?......えっとね...私は萌花楓」
楓ちゃんか。
「住んでた所は...皇国にある...でも...もうない。
両親は...私が生まれると同時にしん......だ。
私は叔父様や叔母様に育て...られた。
でも...全身黒の変な人たちな殺されて...私は...あいつらの所に連れていかれて。」
楓が泣きそうになってる。
...悪い事を聞いちゃったな。
嫌な事を思い出させちゃったかな。
でも...全身黒...何か覚えのあるような。
まっ、後でおもいだせばいいか。
「その...ごめん。
そんな事知らなくて。」
「ううん......いいの。
私は...貴方は悪くないから...。
優しいんだね。」
楓ちゃんなんていい子!
俺が引き取って面倒をみてあげよう。
お父様ならきっと許してくれるはずだ!
メアの事を頼む次いでに楓ちゃんの事もお願いする!
強引にでも認めさせてやる!
さっきので少しドキンっとしたからという理由ということは決してない!ええ、決して!
「ねぇ...萌花ちゃん...良かったら家に住む気は無い?
家なら人が一人二人増えたところでなんの問題もないから。
だから...居場所がないなら...家に来なよ。」
「でも...迷惑だろうし。」
「そんな事ないよ。
僕は迷惑だなんてちっとも思ってない。
僕は萌花ちゃんに家に来て欲しいんだ。
だから...家に一緒に行こ?」
そういい流輝は楓に手を伸ばした。
流輝が伸ばした手をとるか少し迷ったけど楓は流輝の手を掴んだ。
この人は優しい人...そばに居ると安心する。
と楓は心の中で呟いた。
「さぁ、帰ろうか。
我が家に。」
「......うん!」




