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呆気ない闘い

「もう!!

何でクルザスとインガルドがアイツの所に居るんのよ!

命令違反をしたら奴隷紋g...グハッ!」


あっ、キルエルスが血吐いた。

あいつ忘れん坊なのか?意外と可愛いな。


そんな事より、なるほど、あの呪いは奴隷紋なのか。

という事は奴隷魔法か。

奴隷魔法には二つの種類がある。


一つ目は、腕輪や首輪に魔法を掛けておいて刃向かったり命令を失敗したら腕輪や首輪が反応して激痛が走る。


二つ目は、身体の一部に奴隷魔法を掛ける。

魔法を掛けられた身体には紋様が浮かぶ。

命令を違反したら即死か激痛がはしる。


因みに属性龍達に使っていたのが身体に刻むほうか。


なるほどね。

この魔法を使っていたから最強の属性龍を従えていたのか。

でも、相手が悪かったな、アイツらは多分この世界で最強の一角だ。

魔人のナンバーズ一人程度では完全に従えなかったということか。


完全に従えさせたかったらナンバーズと魔王が力を合わせなくちゃね。


でも、ナンバーズと魔王達はの対立関係にあるから協力することは無いだろう。


「!クルザス、インガルド、なぜ従わない?

お主達は呪いを掛けられたはずだ。」


「あの程度の呪いで儂等達を完全に従えれると思っていたのか?

バガ共め儂等とお主らでは格が違うのだ。

儂等を従えたかったら儂に力を認められることだな。」


属性龍に勝つなんて無理ゲーだろ。

俺でさえ勝てないんだから。


「ふんっ!お前らが居なくてもこいつ位楽勝に殺せるぜ。

魔力も回復したしな。」


さてと、来ました、ついに来ました。

初めてのまともな戦闘!

しかも、属性龍の加護も試せる。


「さぁて、来いよ!

エルメス!キルエルス!」


そうして、俺は地面を思い切り蹴って今自分が出せる最高速度でキルエルスに殴りかかった。


昔俺は、柔道と古武術を習ってたんだぞ!

近接戦は得意なんだ!

加護の効果が分からない以上全てを試さねばならない。


「うぉぉぉお!」


バシこん!っと綺麗な音が響いた。


綺麗に...それは本当に綺麗にキルエルスに流輝の右ストレートが炸裂した。

そして、喰らったキルエルスはくの字になりながら見えなくなるまで吹き飛んで行った。


......。


...。


いや、強すぎね?

ビックリしたよ、まさか、一つ目の加護が身体能力がupしてるなんて。

いや、upしてるなんてもんじゃない。

これはもう......チートだ、チートだよこんなの。


「......!?

おい!テメェー!キルエルスに何をしやがった!」


「え?ただ殴っただけですよ?」


「そんな訳ないだろ!

キルエルスはナンバーズの中でも最弱だが決して弱くない。

キルエルスが物理攻撃位であんなに吹き飛ぶ訳ないだろ!」


事実を言っても信じてもらえない。

それなら仕方ない、身をもって体験してもらおう。


「では、エルメスをシートベルト無しのジェットコースターの旅に案内しますね?」


流輝は拳をぐうにしてそこに魔力を貯める。


「おい!何をする気だ?

大気が揺れている。お前の仕業だろ?」


その異変に気がついたエルメスは急いでそれを止めに入ろうとする。


でも、少し遅かった。


「終わりだ!エルメス!殺した人にあの世で謝れよ!」


流輝は全魔力と体力を使って盛大にエルメスを殴った。


「喰らえ!"成龍拳"!」


「グボッ、ガハッ!、くっそがァァぁぁぁ!!!

いつか、お前を殺してやるぅうぅぅ!」


それを言い残したエルメスは遠くに吹っ飛ぶんではなく、散り散りになって消えた。


......威力強すぎだろ!

...あっ、ヤバい...俺も限界が来て倒れる。


流輝は魔人を倒したと同時に意識を手放した。


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