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怠惰のダンジョン運営―未来の怠惰のために―  作者: しんあい
1章 異世界ダンジョン―聖女―
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遅れてごめんなさい。もう3日更新とか無理。できるだけお待たせしないようには頑張ります。

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 大罪会議が終わってダンジョンに帰ってきてから3か月ほどが経過した。現在階層は居住区含めて16階層まで拡張されている。


 この規模は中規模ダンジョンに分類されている。1~10層のダンジョンが小規模ダンジョン。10~50までが中規模ダンジョン。そして50以降が大規模ダンジョンといわれている。


 ただこれは規模の話でダンジョンごとにランク付もされているようだ。これは難易度でつけられており。E~Sまであり冒険者は潜るためにはこのランク以下のダンジョンにしか潜れないようだ。



 現在うちのダンジョンは中規模Cランクとされている。(ネムが調べてきた。)下層はDランク程度なのだが10層のボスを突破して11層になってから難易度が上がるからだ。それは僕の怠惰の領域が11層から効果が及ぶようになってるからなんだけどね。




 しかし10層までなら身の程をわきまえている奴らにとってはなかなかにおいしいダンジョンなようでダンジョンの地上には結構な規模の村を超えた集落ができていた。なんといえばいいのだろうか……ダンジョン街としておこう。


 実はこれレムの策略の一つであって冒険者というのは仕事をするときとしないときの差が激しい。つまり命を懸けて金を獲得し。だらけるのである。






だらけるのである。




  つまりここのダンジョンに潜って金を入手した冒険者は街でだらける。そしてそれをDDPとして地上をダンジョン領域として設定して回収するのである。短期的なスパンで見るとマイナスではあるのだけれども、結構安定してDDPが回収できており1年程度で収支はプラスになる見込みだ。




 これダンジョンの低階層を簡単にして人を呼び込むことを決めた大きな要因であったりする。レムは地上の領域もダンジョンの中心から半径5kmまでは領域として設定できるのに気が付きこの計画を実行したようだ。



 むろん僕が一番DDPを稼いでるわけなんだけど。数の力はすごいってことだね。効率がいいよ。




 そして冒険者を集めてDDPを稼ぎダンジョンを拡張する。拡張すると人が集まり集まった人からDDPを回収する。


 冒険者ギルド商人ギルドも支部を置く計画を立ててるようだし。いろいろと参入して人が集まることだろう。いいことだ順調に安心して眠れる環境になってきてる。情報収集もしやすくなっていくしね。さっき言ったこのダンジョンの情報もレムが街で仕入れてきたものだし。


 このダンジョンには今とてもいい好循環が流れてきている。この世界に来て最大の成功ってレムを見つけたことだと常々実感するね。



 おかげで今日も安心して聖域でくつろげるよ。おやすみなさい。

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