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飛来

「依頼を受けてくれた冒険者だったのか、いきなり真っ黒なのがきたから魔物かと思ったぞ?」


「ははは…ごめんなさい…。」


万象喰い(イーター)はなあ…便利だけど見た目が魔物というか、怪物っぽいのが問題だな…


そんなことを考えながら村長の元へと案内してくれるという戦ってたおじさん(ムキムキ)のあとを付いていく。


「あれが村長の家だ。」


「なんかほかのと比べても普通ですね。村長なのに。」


「別に村長だからって贅沢できるってこともないだろ。おーい村長、依頼の冒険者連れてきたぞ!」


ドタドタ、ガンっ!


なんか鈍い音したけど大丈夫か?

お、扉が開く


「君が冒険者さんかい?いやー、よく来なすった。長旅疲れたんではないかい?」


「あ、いえ全然疲れていませんよ」


出てきたのは背の高い物腰の柔らかいおじいさんだ。


「疲れていないとは、若いのはいいねぇ…。年をとるとちょっとしたことが辛くてなぁ、さっきも少し急いだだけで転けてしまったわ!」


アッハッハと笑っているから平気なんだろうけど、いつかひどい怪我しそうだなこの人。


「なあ、村長よ。そろそろ冒険者さんに依頼の説明頼んだらどうだい?」


「おおっとそうだったな。では説明といこうか。」


村長は部屋の中に招き入れながら説明を始める。


「まあ、依頼内容は書いてあったことそのままじゃ。何故だかここ最近、別の森からグラスウルフやらコボルトの群れがこっちへ移って来とる。それを何とかしてもらいたい。」


「肉や素材は?」


「必要ないならワシらがいただくが、必要なら持って行くといい。他にはあるかな?」


「いえ、大丈夫です。」


「なら、よろしく頼むよ。」


しかし、なんで周りからこちらに来るのだろうか?うまいものでもあるのかな?


「さて、今日は休むかい?」


うーん、少しぐらい見回りとかはしたいからなあ


「いや、少し見回りしてきます。」


「怪我には気をつけて、無理はしないようにな?」


なんか本当の爺ちゃんみたいだ。

一言礼を言ってから、村を出た。









「本当に多いな…」


一時間ぐらい、村の周りを見回っただけでかなりの数戦闘をした。なにかあるのか?


その時。


「ギャーギャー!ギャーギャー!」


少し離れた木々の中から鳥が飛んでいく。


その先をみると、黒が一つと赤の点が五つ見えることに気付く。


「あれは…なんだ?」


グングンと点が近付いてきてゆっくりと形を作る。


「あれは…竜!」


ハッキリと視認できた点の正体は、一匹の巨大な黒竜が五匹の赤竜を連れている光景だった。



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