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Ch4- Crowamy./クロウ×エイミー(5)

[ただ、もっと具体的な内容を表示することはできます。別のスレッドを見ますか?]


「じゃあ、私の能力について考察してるスレだけ見せて」


 エイミーは、まだ苛立ちを引きずったままコメントを追っていた。


 本のページがまた切り替わり、別のスレッドを表示する。


ArandomDude[スレ主][考察マスター][第151話考察]考察:エイミーの能力――普通の予見者とは違う?


 今回出てきた金髪の新キャラ、エイミーだけど、クロウとの会話を見る限り、予見か運命視に近い能力を持ってそう。ただ、もし彼女が予見者なら、作中ではザイドに続いて二人目になる。タカハシ先生がまったく同じ能力のキャラを二人出すとは思えないし、たぶん決定的な違いがあるはず。


 自分の考察では、エイミーの能力はザイドのものと根本から違う。覚えてると思うけど、ザイドはガスパール家の運命予見者だ。決められた運命の道筋を見ることはできても、それを変えることはできない。できるのは観測することと、細部を少しずらすことくらい。要するに、ザイドは純粋な観測者なんだ。


 でも、クロウとの会話を見る限り、エイミーの力はもっと能動的に見える。彼女は「兆しを待っていた」と言っていたし、何か特定のものを探しているようにも見えた。これから起こることをただ見るんじゃなくて、望む結果を探している。あるいは、運命そのものを変えようとしているのかもしれない。


 これ、どう見る?


↳ 1.2kいいね・992件の返信


CrowSimp4Life ↪ ArandomDude 本がただサポートしてるんじゃなくて、エイミーを誘導してるっぽく見えた人、他にいない? 実は能力を持ってるのはエイミーじゃなくて、本が彼女を器として使ってる可能性ない? クロウとブラッドエッジみたいな関係だけど、本のほうには明確な意思がある、みたいな


↳ 85いいね・62件の返信


MagicMaven42 ↪ CrowSimp4Life エイミーが本に操られてるだけだったら、かなり熱いどんでん返しになりそう。もしかすると、あの本って旧アヴァロンの封印アーティファクトで、王国を復興しようとしてるのかも。タカハシ先生なら普通にそっちへ持っていきそう


↳ 46いいね


SspypsS[ゴールドサポーター]予想:あの子はクラスS入りする。あれだけ前振りされたキャラがモブで終わるわけない。それに、あの子の能力は今のクラスSの穴をちょうど埋める。戦闘職も魔術師も戦術担当もいるけど、ザイド以外に本職の予見者がいないから


↳ 91いいね・8件の返信


AcademyExpert ↪ SspypsS クラスS?? 本気で言ってる? あそこ、枠がえげつないくらい狭いぞ。アイリスが候補に上がるだけでどれだけ努力したか忘れたの? 誰でもフリーパスで入れるわけじゃない……


↳ 2いいね・1件の返信


SspypsS ↪ AcademyExpert いや、物語の構成的には、クラスS入りが一番自然だよ。主人公と絡ませる必要があるからね。それにアカデミーは、経験より希少能力を重視するって作者がすでに示してる。62話のモリの件とかまさにそれ


↳ 9いいね


BookwormBait ↪ ArandomDude 本そのものが本命のキャラで、エイミーはただの媒介役だったらどうする? ちょっとお約束ではあるけど面白いと思う。意思を持つアーティファクトって、ブラッドエッジ以外まだ出てきてないし


↳ 76いいね・4件の返信


GoldLunatic[スレ主][第151話]なんで誰もエイミーの本について触れないの??? あの本、どう見てもただの道具じゃないでしょ。光るし、エイミーと意思疎通してるっぽいし、ほとんど一人のキャラみたいだった。みんなが思ってるより、ずっと重要なポジションになると思う


↳ 143いいね・22件の返信


LoreExpert ↪ GoldLunatic 俺の知る限り、あの本は73話の古代図書館で言及されてた伝説の『運命縛りの書』に似てる。旧アヴァロン滅亡時に失われたはずの本。もし同じものなら……やばい


↳ 392いいね・13アワード・48件の返信


HistoricalOtaku ↪ LoreExpert そこ拾えるのすごい!! その話、完全に忘れてたわ。あの本って、持ち主を選ぶみたいな設定もなかったっけ? だとしたら、今エイミーが持ってる理由も、特定の相手のところへ導いてる理由も説明つくよね


↳ 67いいね


 エイミーはさらにいくつかコメントを流し読みした。ページには、真面目な考察とカプ談義がごちゃ混ぜに並んでいる。


「何言ってるのかさっぱりわからないけど、一応ちゃんと展開を追ってる人もいるんだね」


[あなたが興味を持ちそうな人気スレッドが、ほかに二つあります。表示しますか?]


 エイミーが頷くと、ページがまた切り替わった。


GranitesGaze[スレ主][今月の考察者][第151話+]予想:クラスSの勢力図とエイミー参入の影響


 2年目が始まる直前に新キャラが投入された以上、クラスSの勢力図はかなり動くと思う。1年目のラストで、全員がそれぞれ同盟関係を固めていたの覚えてる? この謎の新入りは、その関係を全部かき乱すはず。


 タイミングも偶然じゃない。ここで彼女を登場させたってことは、130話から伏線が張られているアカデミーのウォーゲームアーク(戦技演習編)に、彼女が深く絡んでくるということだ。


↳ 2,176いいね・13アワード・31件の返信


AcademyExpert ↪ GranitesGaze 彼女が本当に予見者なら、たぶん即クラスS入りだろうね。アカデミーは経験の有無に関係なく、希少能力持ちを必ずエリートクラスに入れるし


↳ 43いいね


TheoryWeaver ↪ GranitesGaze 彼女の登場、43話のザイド登場と重なってることに気づいた人いる? どっちも意味深な形で現れて、すぐにクロウが重要人物だと見抜いた。二人の予見者の対立構造を作ってるんじゃないかと思う。運命を見る者――ザイド。運命を変える者――エイミー。


↳ 87いいね


DarkMagic505 ↪ TheoryWeaver その考察に乗るけど、エイミーが実はザイドと同じ一族の出身で、何らかの事情で引き離されていたとしたら? 謎の本は、一族に伝わる失われたアーティファクトとか。そう考えると、生まれ持った能力についてもかなり説明がつく


↳ 52いいね


CriticalReader ↪ GranitesGaze このキャラ、急に出てきすぎだと思うの自分だけ? クラスSだけでもう13人もいるのに、そこへさらにチートっぽい能力持ちを追加? タカハシ先生がちゃんと考えてやってるならいいけど、正直グッズ売るためにキャラ足してるだけに見える


↳ 19いいね・5件の返信


SerialTheoryist ↪ CriticalReader 信じよう! ヴィンスが出てきたときも、みんな文句言ってたの覚えてる? 今じゃ人気キャラじゃん。タカハシ先生は151話までやってきて、まだ読者を裏切ってない


↳ 64いいね


ForeverPessimist ↪ CriticalReader 完全に同意。この漫画、長期連載あるあるの道をたどってる……キャラが増えすぎ、話の軸も増えすぎ、全部が薄まっていく。見てなよ、ここから質が落ちるから :/


↳ 7いいね


MangaDefender ↪ ForeverPessimist 終わった認定する前に、せめて1話くらい待てないの?? いやほんと、新キャラが出るたびに同じ人たちが「こ の 漫 画 は も う オ ワ コ ン」とか言うくせに、151話まで来た今も普通に読んでコメントしてるんだよね


↳ 82いいね


AnalyticalReader[スレ主][マンガアナリスト]エイミーのキャラデザと象徴表現についての詳細分析:


 毛先に紫が入った金髪は、おそらく高貴さ(金)と魔法(紫)の組み合わせ。


 服の三つ星模様は、予言で言及された星座と一致。


 スカートには、112話の歴史回想に登場したエララ女王のドレスと同じ、控えめな刺繍模様。


 彼女は間違いなく、何らかの形で王家の血筋につながっていると思う。失われた王女の子孫かもしれない。意見求む。


↳ 168いいね・87件の返信


ArtHistorian ↪ AnalyticalReader 待って、刺繍模様とか全然気づかなかったけど、見返したら本当にそう!!! 112話に戻って確認したら完全に同じだった。タカハシ先生はこういうことを偶然ではやらない


↳ 59いいね


DetailedObserver ↪ AnalyticalReader いい分析。あと、彼女のイヤリングに、クロウが開けようとしている古代の門と同じ紋章がついてることにも気づいた。あれが偶然とは思えない


↳ 47いいね


ClassicLiterature ↪ AnalyticalReader 彼女が持っている本、現実世界の神話に出てくる『運命の書』を思い出す。いくつかの文化では、運命は特定の選ばれた者だけが読める本に記されている、と信じられていた。これは、その概念に対するタカハシ先生なりの解釈なのかもしれない


↳ 71いいね


 エイミーはため息をつき、漫画を閉じてソファのクッションに背を預けた。窓のほうへ目をやって、外がすっかり暗くなっていることにようやく気づく。「今、何時かわかる?」


[もうすぐ真夜中です。ちなみに、明日は夜明けから授業です]


「夜明け!?」


 エイミーは勢いよく身を起こした。「本気? まだ何ひとつ処理しきれてないのに、夜明けと同時に授業に出ろってこと?」


[登録が最終日でなければ、授業開始まで数日ほど環境に慣れる時間があったかもしれませんが、残念ながら]


「いや、そもそも私に選択権なかったでしょ」


[そうですね。女神があえて最終日を選んだのか、気になるところです]


 エイミーはソファへ再び倒れ込んだ。「あの女神なら、あり得る……」そう呟き、天井を仰いだまま考え込む。「明日の授業までには、自分の能力が何なのかくらい把握しておいたほうがよさそう。予見者として合格したことになってるけど、実際に何ができるのか、私自身が全然わかってないし」


[良い考えです]


「そうなんだけど……」エイミーは眉を寄せた。「で、能力って具体的にどう使えばいいの? 瞑想でもする?」


 本が近くに浮かんできた。


[自分の能力を確認したい、と意識を向けてみては?]


 エイミーは目を閉じ、意識を凝らした。「自分に何ができるのか、こう……一覧で見られたら楽なんだけど」


[ふむ……それでしたら可能です]


しばらく、何も起こらなかった。しかし次の瞬間、本がまた光を放った。開かれたページの上に、文字が浮かび上がる。


名前:エイミー・ステイク


特殊能力:フェイツ・サイト(運命視)


熟練度:1


筋力:F/耐久:E/技量:E/敏捷:F/魔力:C


 浮かび上がったステータス画面を見つめ、エイミーはぽかんと口を開けた。「え、それ出せるの!?」


[サプライズです!]


 本は、どこか得意げな調子でそう返した。

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