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新たな伝承
その国には伝説が残る。
一人の男と、国を、平和を創った創成の女神。
彼女は王の願いと共に深き眠りにつき、そして数百年の歳月を経て再びその緑の瞳を開く。
目覚めた彼女が出会ったのは、王の末裔。
しかし彼女は全てを失っていた。
なくしたものを取り戻すため彼と共に旅した女神は再び平和を導き、そしていつしか彼女と彼は結ばれる。
やがて子を成した二人は子供の成長を見届けると城から姿を消した。
けれど彼らは死したのではない。
いつまでも自らの子を、子孫を、国を見守っていると言う。
――今日も祈りの森に、王家の馬車が踏み入った。
無事完結致しました。
これからは番外編をちまちまと更新していきたいと思います。
今までありがとうございました。




