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ガチポルノ 第41話 〜裏切り〜

パカラッパカラッパカラッパカラッパカラッパカラッパカラッパカラッパカラッパカラッ(TheSoundOf蹄)


セイシルの叔父が神樹への侵入を手伝ってくれるらしい!

優しい人で良かったなぁ、ありがとう!


「あ!メンジルのおやっさんじゃないですか!作業は順調ですよ!」

「ああ、みんなお疲れ様。このガキはエルフ族だから殺してくれ。」


コイツ、裏切りやがったッッッッ!!!(早すぎ!)


「ど、どういうことですか!?!?」

メンジルは混乱するセイシルの服を掴み、作業員達の方へ向ける。


「セイシル―――、いや、このガキは大樹への侵入を画策した。ブチ殺してエルフブチ殺し推進局《トータル・アナイアレート・オブ・エルフセンター》に引き渡せ。ただしこのお嬢さんは生かしておけ。」


「メンジルさん!!な、なんで!?何かの間違いですよね!?」


「……おやっさん、分かりました。」

「オラ!とっとと首を出せ!」


モーニングスターを担ぐ男達。


「や、やめて……!!」


必死に抵抗するセイシル。

あーもう終わりだ終わり 俺も寝返るか……!?


「静かにしろこのガキッ……!!」

セイシルのフードが、勢い良く裏返る。


「……ッ!」

「クソ、耳無し、か……。」


しかし、セイシルの耳を見た作業員達は、一斉に躊躇し始める。


……なんだあの反応は……!?

あれだけ勢いづいていた作業員達が、セイシルの切断された耳を見た瞬間、急に静かに……これはひょっとして……!!


や、やめて!!!そいつはエルフじゃないわ!!!只のヒトよ!!!

俺は叫ぶ。それを聞いた従業員の身体がぴくりと動く。

へっ、あの反応、やっぱりビンゴだ!


「あ、ああ……そうだな……」

「いや、殺そう。エルフのガキなら値も弾む。もし《能力持ち》ならもっと……」

「でももし、この前みたいにヒトだったら……」


騒然とする作業員一同。


「何をしてる!!早くブチ殺すんだ!!」


「で……でも、こいつに耳は無ぇぞ!?メンジル!」


そう―――恐らく奴等は、"ヒトかエルフか確定していない人間を殺すのに慣れていない" ッッッ!!


そうよ!彼はヒトガキよ!メンジルが耳を切断したの!私ももう少しで危うく耳を切断される所で……!!

俺は後押しするように叫ぶ。


「な、なあメンジルさん……このガキは本当にエルガキなのか?」

「最近、ヒトの耳を切断して、エルフだと言い張る連中も増えてるし、罰則が厳しくなってる……」

「もし引き渡し後にバレたら鞭打ちどころじゃないっすよ。」

「なんだお前ら、コイツがヒト族とでも言いたいのか!?」

「でもメンジルさん、前回の奴は神樹見に来た只の観光客だったじゃないすか……」

「そんなの、殺した後にバラして、エルフだと分かってから突き出せば良いだろ!」


どういうこと?

「エルフ族は魔力操作可能な特殊神経回路を持ってるから、解剖したら判別できるんだよぉ〜」作業員のおっさん、教えてくれてありがとう!


「でももし、違ったら……?」

「その時はまた、川にでも流してしまえ!」


声を荒げるメンジル。

大人しくなる一同。


「……」

「クソッ、俺にもこれくらいの息子がいる……!」

「いくらメンジルさんとは言え、エルフかも分からねぇガキを殺す訳には行かねえよ……」

「エルフのガキで確定ならそれはもう本当に喜んでブチ殺すんだがな……」「エルフならもうね本当に微塵の躊躇も無く肉片にするんだけどね」「エルフのガキなら確実にその肉を断ち、捌きてぇなぁ〜」


お、風潮がこちら側に傾いてきた♡

【確定演出】人望の獲得に失敗しましたなw【お前の負け】


「……」

大人しくなるメンジル。深く被られたフードのせいで表情までは読み取れないが、プルプルしてるしたぶんブチ切れてるだろう。雑魚w


「……代わりは居るんだぞ?」

従業員「……ッッッ!」プルプル(リバースプルプル)

プルプルし始める従業員一同。


「この村の興隆に伴い、近辺の村々は総じて没落した。その住民であるお前らが今、路頭に迷わず飯を食えているのは、一体誰のお陰だ?」


田舎のイオンに潰される商店街みたいな感じか〜


「俺達にエルフ狩りの仕事を斡旋してくれてるのは感謝してる!でも……」


「でも、何だ?お前らは手足の分際で、俺に逆らうのか?いいか、お前らに求められる仕事は一つ、従順であることのみ。考えるのはお前たちの仕事ではない。頭脳である俺に逆らう手足など、私から断ち切ってくれる。」シャキン


「ッッッ!分かった!メンジルさん、分かったから命だけは、…!」

「……という事だ。悪いな……ボウズ……」

「でも仮にもしここまで来てあのガキがエルフだったら嬉しすぎる♡♡♡」「確かにぃ!」「エルガキガチャジャックポットカモン!」


モーニングスターを見せ槍にセイシルへとにじり寄る作業員達!


ク、クソオオオ!俺の女神の処女がああああ!

「この野郎ッ、暴れるな!!」

畜生、手コキをしてセイシルを助けたい所だがメンジルに両手をガッチリホールドされてッッッ♡♡♡


「あばよ、坊や!」

「う、うわあああああああああ!!」


俺は手コキを塞がれ、セイシルも離れた場所で処刑寸前!

どうなる、セイシル!!?!?



つづく

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