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彼と彼女のソロプレイ  作者: 秋野終
第二章 発条少年
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ひとりぼっちの幽霊

「つまり、お前は単に添い寝してくれる相手が欲しかったわけだけど、説明云々が面倒だからヤる前提で上がり込んだ方がラクだって、夜な夜な女の部屋を渡り歩いていた、と」

「そう」

 一日中締め切りで蒸した空気に立ち向かうクーラーのモーター音を疎みつつ、有村は淹れた濃い目の珈琲をふたつのマグカップに注ぎ、氷入りの片方には口をつけながら、未だ興奮冷めやらぬ様子でソファを陣取る藤堂の前にもう片方をコトリと置いた。

 解散後、男四人で夕食を取り、マンションに戻ったのは八時を少し過ぎた頃だった気がするが、ふと視線を投げた有村の勘違いでなければ、藤堂はもうかれこれ一時間はこうして「わからん」と首を捻っている。

「あのね、藤堂。そうは言っても事実なんだから、その説明でわからないなら相容れないってことで」

「口実なのにほぼ毎日?」

「佐和さんがいなくてバイトがあった日はね」

「俺はてっきりその顔で尋常じゃない性欲の持ち主なのかと」

「どの顔だか知らないけど、そんなものはないって言ったの覚えてないの」

 とうに済んだ話と思っていた有村が腰を下ろす隣りで、性欲がないなんて冗談だと思い聞く耳すら持っていなかった藤堂はただただ頭を抱えるばかり。

「じゃぁ、なんだ。俺がお前に女遊びをやめろって言ったのは、つまり……」

「僕にとってはまともに眠れる場所を手放せってことだったわけだよね。ダメなことだって教えてくれて感謝してる。冷めるよ、藤堂」

「マジか……」

 気にしなくていいと終息に向かわせる言葉を有村が投げたところで、藤堂はまたすぐに次の疑問を持ち出して来るのだろう。そんなやり取りを、既にもう三回以上。

「ふはぁっ」

 数えるのも億劫なほど繰り返す欠伸をまたひとつ零して、有村はそのまま瞼を閉じた。

 飲み過ぎた珈琲で胃はムカムカするし、食べ続けたミントタブレットで口の中もヒリヒリする。家までしゃんとしていられたのは良かったけれど、おかげで今度は睡魔がお留守だ。燻る眠気もあるにはあるが、この程度では有村の意識を強引に連れ去ってはくれないらしい。

 倒れそうなくらいに眠いのに、寝られない。そんな鬱々とした気分を抱えて、有村は額やこめかみの辺りに指先を宛がった。

「悪いんだけど、ちょっと寝かしてくれないかな。前みたいに二時間もしたら声を――」

「そうは言っても女の選り好みはするわけだろ?」

「藤堂」

「起つモンか? 性欲がなくても」

「そういう欲求がないってだけだ。人をインポテンツみたいに言うな」

「欲がねぇのにヤるってとこが」

「あれこれ訊かれるのは煩わしいし、目的が同じ方が相手だって気分がいいだろ。向こうはそれで満足して、こっちは欲しいものが手に入る。理に適ってるし合理的だ。以上。この話はここま――」

「お前はそこまで薄情じゃないと思うんだがなぁ」

「藤堂」

 穏やかさが売りの有村の語気が少しずつ強まっていくのは、彼が「ないものはない」と何遍も訴える欲求と同様に、怒りを覚えなくとも苛立つくらいはするからだ。堂々巡りを延々繰り返すなんて、拷問以外の何物でもない。

 なんだか頭まで痛くなってきたと、有村の声のトーンが更に落ちる。

「あのさぁ」

「そうだ。お前、先週は俺がいたって、まさか寝てる間に潜り込んで来てたのか」

「しないよそんなこと。男同士がなんだって人一倍煩いの知ってるのに、どうして君が嫌がることをするのさ」

「じゃぁ、どう違うんだよ」

「君が寝てるベッドに寄り掛かって床で寝るんだ。気配を感じていればそれなりに眠れるから。なぁ、もう」

「ああ、だから佐和さんと寝るとスッキリするのか。ちゃんと横になってるから」

「佐和さんとだって同じだよ。万が一にも間違いを起こしたくない人のベッドには入らない。藤堂、もうわからないでいいって」

「そうはいくか。お前の言い分を信じなかった所為で想定外の無理を強いたんだぞ。解決策を考える責任がある」

「……勘弁してよ」

 普段なら有村の体調や要望を優先してくれるのに、今夜の藤堂はわからず屋な上、どこまでも話し合うつもりでいるらしい。

 根底にあるのはなんとしてもわかり合おうとする彼の真面目な性格と、彼にとってそこまで理解出来ないことを有村がするはずがないという大前提。どちらも向けてもらう感情としては歓迎すべきものだが、今の有村はとにもかくにも眠いのだ。

 手を貸してくれないなら、せめて邪魔しないで欲しい。それ以外に有村が藤堂に願うものなどない。全く以て、伝わらないのだけれど。

「続きはあとにしてよ。起きたら何時間でも付き合うから」

「そんなこと言って、スッキリしたら無駄に働くその頭で上手いこと言い逃れするつもりだろ。ハッキリ言わなかったのはお前も悪いと思ってるからで――」

「良い悪いの話じゃない」

「良い悪いの話だろうが」

「ああ、もう。眠くてどうにかなりそうだ」

 そうでなくても有村の睡眠はデリケートだ。

 適度な疲労感があって、静かな環境が整っていて、身じろげば触れられる距離に温かい人肌がある。幸運にも三つの条件を満たしているこの状況で、休ませてくれないとはあんまりだ。

 徐々に、本当に緩やかに、しかし確実に不快感を募らせていく有村はもう溜息を吐くのさえ面倒になり、遊ばせていたマグカップを向かいのテーブルへと下ろした。

 ゴトッ。

 有村がするにしては珍しくその表面に大きな波が立つのを、藤堂は見ようともしない。

「どうにも腑に落ちないんだよなぁ。お前みたいなヤツこそ好きな人とじゃないと、とか言いそうなのに。どうでもいい女なら利用するってのも、なんからしくないって言うか」

 わかり合えるはずがないのだ。藤堂と有村では起点になる動機も、測る物差しも種類が違う。殊更うんざりと奥歯を縛ったのを最後に、有村は『僕』と『俺』の曖昧なスイッチで濁す更に奥の、もっと深い所にあるスイッチを切った。

 簡単に言えば体裁を繕うのをやめたのだ。同時に表情と呼べるものを湛えることもやめてしまった。

「どうして、わかり合えないと思う?」

「それをいま考えて――」

「根本が違うんだ。君は存外ロマンチストだから、好意を寄せる相手がありきで行為に至るんだろうけど、僕にはその性欲に繋がる好意ってものがない。エレクトするかどうかは情じゃなくて意思の問題だし、そこに相手への感情とかは正直どうでもいい」

 そうしてしまうと、有村の世界は酷く静かだ。真夜中と朝焼けの中間みたいに、時間さえも止まって感じる。

「逆に、教えて欲しいくらいだ。神聖なるラブアフェアってやつは愛があるからすんだろう? なのに君は寝た相手とだってすぐに別れるじゃないか。今日はあって明日はないなんて刹那的なものを基準に不純もなにもあるのかい? 君と同じで合意の上で及ぶのに。どちらも、誰も、傷付いていないのに」

 藤堂の視線が、ようやく正面から有村と向き合った。

 極端な話をすれば、そうした行為には子孫を残さんとする本能に因るものと、ただ快楽を得たいが為の二種類しかないと有村は続けた。そして自分は後者を利用しているだけだ、とも。あくまでもそう思うとする個人的な考えとしてだ。押し付けるつもりはないが、わかりたいのなら理解しろと強くその目が訴えて来る。 

「君、避妊はするな?」

「当たり前だ」

「なぜ」

「なぜって、マナーだろ。出来たら困る」

「なぜ困る」

「困るだろ」

「わからないな。愛している人との間に授かった子供が、困るのか」

「それは」

「愛の結晶っていうらしいじゃないか。なのに出来たら困るのか。困るならしなければいいとは思わずに? それとも世の愛情ってやつは、その『困る』も共有しないと壊れてしまうくらい脆弱なのかな」

「そういうわけじゃ……」

「そんなもの。僕は要らない」

 納得させてくれ、と突き放されて、藤堂にはすぐに返せる答えがなかった。

 そんなものは屁理屈だ、と跳ね退けるのは簡単だったが、日頃湛えるものとまるで異なる攻撃的な視線を前に適当をぬかせば、そこまでだと嫌でもわかる。

 普段の緩さが嘘のよう。いま藤堂と対峙する有村には、揺らぐ隙も余裕もない。

「わかっているよ。僕が言っているのはただの理屈で、綺麗事だ。人にはそれぞれ都合がある。例えば、手段としてセックスを用いる僕みたいなヤツだっているさ。君の愛も偽物だとは思わない」

 ただ、その痛々しいほどに真っ直ぐな視線を一身に受けて、藤堂にはひとつ、わかったことがある。

「極論。例えば俺が名乗り出たとして、抱かせろって言ったらさせるのか」

「君がそうしたいと言うのなら」

「後悔はしないのか」

「するんじゃないかな。僕は君が好きだから」

 気付いたこと、と言うべきか。

 そっと手を伸ばし、瞬きもせず向けてくる右目と同様、そちらも美しく澄んでいるはずの左目を隠してしまう長い前髪を退けてやると、有村の肩がビクリと跳ねた。

「お前、そんなに自分が嫌いか」

 そのまま指の背で撫で下ろしてゆく頬が細かく震えているのに、有村はきっと口が裂けても嫌だと言わないのを藤堂は知っている。酷く悲しみながら、それでも黙って受け入れるのが目に浮かぶようだ。

 それでせめて見限ってくれれば、傷付けてやる甲斐もあるのだろうけれど。

「言わねーよ。バーカ」

 それだけ言って、藤堂はテーブルに放り投げていたリモコンを手に、「うるせぇな」とクーラーから吹き出す風を弱めた。

 こんな汗も滲む蒸した夜に、有村の肌が死体のように冷たかったからだ。

「軽蔑するかい?」

「いや。言われてみれば俺にも、下の名前しか知らねぇ女が何人かいるしな」

 謝るのはやめにした。代わりに藤堂は自分のマグカップを差し出して、丁度良いくらいだと思うぞ、と不恰好に口角を上げたから、有村はそれを受け取り、促されるまま口に含んだ。

「淹れ直そうか」

「もう止めておけ。何か飲むならホットミルクがいいぞ」

「子供じゃないんだから」

 藤堂の珈琲は確かに、有村に丁度良い温度まで温くなっていた。



「で、だ」

 すっかりと目が冴えてしまったらしい有村の横顔を覗いて、藤堂はひとつの提案をした。

「そいつは本当に、俺でもなれるモンなのか?」

「……ゴフッ!」

 絵に描いたような噎せ方をして傾けていたマグカップの中にホットミルクを吹き出した有村は、咄嗟に宛てた指先で口許を拭いながら困惑の表情を藤堂へ向けた。

 さして深刻な様子でもなく、寧ろ確認するニュアンスで何を言っているんだ、と。いっそ恐怖すら感じつつ、有村はその仏頂面のあちこちに目線を配る。

「ああは言ったけど僕は嫌だよ! 君の好奇心で失くさなくていいものを失うのは!」

「待てよ。俺だって御免だ。何が悲しくて野郎のケツなんざ……まぁ」

 お前の顔は好みだけどな、という鈴木曰くの口癖を耳にして、有村はソファの隅まで逃げると、藤堂との間に広い隙間を開けた。前々から思っていたけれど、違うぞ、と否定するならもう少しそういうトーンで、にこやかに言って欲しいものだ。

 まぁ、とかつけるな。紛らわしい。

「勘違いするな、俺だって率先して同じ布団に入りたいわけじゃない。口に出すだけで胸クソ悪いし、単純に気持ちが悪い。吐きそうだ」

「そう思うならなんでそんな提案をしてくるのさ……今まで通りでいいよ。強いて言うならこれから夏休みにも入るしさ。泊まってくれる回数をちょっと増やしてもらえれば」

「それでお前は何時間寝れるんだよ」

「二時間くらい?」

「添い寝したら?」

「同じ……」

「朝までって言ったよな」

「…………」

「言ったよな?」

「……言いました」

「なら、仕方ねぇ」

「そんな決死の覚悟みたいに言われても……」

 三人かけても余裕があるソファの端と端で暗殺者みたいな顔をして藤堂が言うことには、そもそも自分は有村の睡眠を手助けする為に泊まったりしているわけで事足りないなら意味がない、という結論に達したらしいのだ。

 生真面目な藤堂らしいと言えば確かにそうだ。けれど、そっと両手で顔を覆った有村からすれば、控えめに言っても要らぬ気遣いである。

「僕だってね。確かにそういう欲はないけどさ。隣りにいてくれるなら、やっぱり優しくして欲しいよね。そんなライフル抱えて寝ましょうかって気迫で言われてもさ」

「隣りにいて、温かけりゃいいんだろ」

「極端に言えばね。でも僕も寝ちゃったら動くしさ。それはね。無意識だから」

「何が言いたい」

「大体、目が覚める時は腕枕くらいしてますよ」

「なに?」

「そういうことして寝るのに川の字? リットウ? そんな棒が二本みたいな寝方はしないでしょ。そこまでろくでなしじゃないよ。感謝くらいしてます」

「寝しなにしてたからだろ」

「多分ね。だけどもし寝てる間に抱き着いたりして殴られるんじゃ割に合わないって言ってるの。身が持たないとも言ってるの」

「じゃぁ、我慢する」

「だから顔が怖いんだって。僕が五歳児なら火が付いたみたいに泣いてるよ」

「ワガママ言うな!」

「わからず屋!」

 十七歳児だって泣きたい。有村はそんな気分で、もういやだと揃えた膝の上に突っ伏した。気持ちは有り難いけれど、親切では乗り越え難い高い壁ってものはある。

 そう思って有村は掌の暗がりでどうやって宥めようかと必死に考えていたのに、僅かな沈黙のあと「やっぱり男はきついか」とよもや藤堂の方から尋ねてくるから、何とも言えない重苦しい空気がふたりの間に流れた。

「厳しいのは君の方だろう? 僕は別に。子供の頃は()()と寝たりしてたし」

「なら、それと同じだと思えよ。和斗さんでいけるなら、タッパもまぁそんな変わらねぇし。俺も何回かすりゃ慣れるだろうし」

 恐る恐る顔を上げて藤堂の方を見てみると、彼も有村と同じく両方の脚にそれぞれ腕を着き、すっかりと俯いていた。肩幅程度に開いた膝の真ん中で、固く両手を組んだりして。

 なんて顔をしているんだろうと思ったのだ。だから有村はひとつ大きな溜め息を吐いて、仰け反るくらいに背筋を伸ばした。

 嫌で仕方ないならやめればいいのに。藤堂にとって自分が庇護の対象なのはわかっているけれど、そこまで色濃く見せられては幾らなんでも気が滅入る。

「藤堂、あのね。僕は大丈夫だよ。君の気持ちは有り難いけど、そこまで身を削ってもらう気はないし、さすがに重い」

「わかってる。今、我が儘を言ってるのは俺だ。お前はひとりでなんとかするし、こんなのはもうお節介の限度も超えてる。言っておいてなんだが、俺だって引く」

「なら――」

「でも、このまま何もしねぇのは……嫌だ」

「嫌?」

「嫌、なんだよ。自分でもよくわからねぇけど、嫌なんだ。お前を、放っておくのが」

 跳ね退けるつもりでいた耳に、藤堂の声は悔しいほど真っ直ぐに届いた。言葉そのものではなく、それが纏う()()が、有村が何を言おうと譲る気はないと、そう宣言しているような声だ。

 本当に、随分な我が儘を言ってくれる。嫌だと言われたら断れないのは知っているくせに、そんな打算には頭も回りませんなんて顔をして。それを横目で捉えると何かがストンと落ちる感覚があって、その正体が形を持ってしまう前に有村は急いで蓋をした。

 身に覚えがあり過ぎるなぁ。目を逸らした有村が思ったのは、それくらい。

「お前の役に立てるならって。だったら、このくらいは、って。でも、意味がわからねぇ。てめぇで言ってりゃ世話ねぇけどよ」

 そんな声を、宙に浮かせた視線で天井と壁の突き当たりなど眺めながらぼんやりと聞いていたら、有村も少し、今夜は蒸し暑い気がした。

 苦手だ。殊更、こんな夜は。

「……後悔したら、僕の所為にするといい」

「ん?」

「僕って男は罪作りだね。君を惑わせてしまった」

「オイ」

「ふふっ、冗談だよ。君にとって僕にそれだけの価値があれば、嬉しいさ」

 ありがとうと告げた口許に小さな笑みを湛えて藤堂の三白眼を見つめた有村が思うに、そこにいるのに誰にも見えない幽霊みたいに生きて来た自分の足はまだ先の方が透けていて、裾でも掴んでいないと不安になるのかもしれない。

 藤堂の揺るぎない瞳を見つめていると、有村は何度だって確かに彼の目の前にいる自分を認識することが出来るのに。それがどれだけ嬉しいことか藤堂にはわからないのだろうし、共有出来ない残念くらいは飲み込むべきなのだ。きっと。

 出来るだけ大袈裟に嘆いて見せて、有村はソファの背に埋まり込んだ。

「あーあ。これ絶対あとで黒歴史になる」

「安心しろ。お前は大体そうだ」

「君のにもなるんだけど?」

「俺は忘れる。それか若気の至りってことにする」

「気の迷い?」

「そうだ」

「君が友達少ないのもわかる気がするよ」

「お前もな」

「確かに」

 どっちの得にもならないだとか、最低な気分だ、とか。

 そうしてしばらく何とも言えない苦笑やら自虐やらを零し合ったあと、有村はふとこの座りの悪い成り行きにひとつの約束を願い出た。

 理由は聞かず、ただ絶対に破らないと誓って欲しい。そんな我が儘がもうひとつくらい加わっても、今夜の酷さは変わらない。そう思ったのは藤堂も同じで、有村が持ち出した唐突で現実味のまるでない、けれど瞬きもせずに言って寄越したその約束に目を大きく開かされたとして、返事などひとつしかなかった。

「わかった。必ず守る」

「ありがとう」

 安堵を纏って向けられた弱々しい笑顔。それに返せるものもまた、藤堂にはたったひとつ、合わせた視線を逸らさずにいることくらいだった。

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