第四話 毒と妖精
目を開けると目の前には温泉地帯が。
まだ明るかったはずなのに、もう夕日が……
太陽動いてねぇなあれ
ノゾムは岩を蹴って
ノゾム「あやっべ、スった」
「ここ毒の世界だわ」
関西弁どうした
あとスったってなんだよ
イスカ「あーもーいい、毒採取して凛桜に飲ませたろー」
ノゾム「依存性高いやつにするか?」
イスカ「お前それ薬物だろ」
ノゾム「だぁいじょぶ、アランも麻酔薬で使われとったし」
なんか最近、ノゾムバカになってきたな
ノゾム「あ、硫黄ついでに取ったろ」
イスカ「なんで硫黄」
ノゾム「爆弾の材料やし、マッチ作れるんよ」
マッチこの世界にもあんのかよ
???「おンやぁ?迷い子カなァ?」
突然、後ろからそうねっっとりした声で話しかけられた
振り向くと、宙に浮いた光が
鬼火か?
ノゾム「あれ、妖精の国?」
おいまて、あれ妖精なのか?!
???「ワタクシはシーリーですよォ」
シーリーかよ
……おいまて、シーリーは湿原だろ
ここ温泉地帯
シーリーと名乗った光は、悲しそうな顔を作り
シーリー「実はデスねェ、毒の世界ト妖精の国ガ繋がってしまイましてェ」
繋がったらダメだろ、そこは
シーリー「実は、他ノ旅人には、既に解決に向かっテもらってイマして」
他の旅人って、
シーリー「トりあえず、ワタクシについてキテください」
ノゾム「いや、あんさん悪側やから……」
シーリー「いえイエ、そこの白髪のお方にナニかあったら、ワタクシが彼にコロされてしまう」
うわー絶対凛桜だー
ここ、鈍感系主人公なら「誰?」で済むけど
別の旅人、絶対凛桜決定ー
ざけんなー
シーリー「彼、どうしたノです?」
ノゾム「放置でええで」
シーリー「……そろそろ行かないと、王女サマに怒られてシマウ、」
ノゾム「あー……あのヒト怖いからね……」




