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たたかう魔王様

「うぅん」

「隠れてた方がよさそう。というより、逃げた方がいいかも?」


(うん。そうかもね)


恐怖がいるって事は、魔法の師匠とかも近くにいるかもしれないからね。

あのレベルの強さの人たちがいるんだったら、勝てないし逃げるのが最善。

戦おうものなら、、、。


(そうと決まれば、準備して早く逃げよう!))


「え?お水さんの方が私より逃げるのに乗り気なんだけど」

「まあいいや。よし!逃げよう!!」


聖女ちゃんは戦場とは反対方向に走り出した。

このくらいのタイミングで逃げれば誰にもバレずに逃げれるんじゃないかな?

もう少し後のタイミングでいくと、追撃でたくさんの兵士が来たり、に8げる兵士がきたりするかもしれないから、今がちょうどいいでしょ。


「あれ?何か人影が」


バシュバシュバシュッ!


「きゃぁっ!?」


地面からあみのようなものが飛び出してきた。

聖女ちゃんは転がって躱せたけど、私じゃ避けられなかっただろうな。

なんでこんなものがこんな所にあるんだろう?

まるで、逃げる何かを逃がさないようにするような、、、っ!?


バシュバシュバシュバシュッ!


(危ないっ!)


「きゃっ!?」


聖女ちゃんに向けて沢山の毒々しい色の液体が飛ばされる。

急いで間に入ってバリアの魔法を張って防いだ。


ジュゥゥゥゥ。


うわぁ。

絶対これ毒じゃん。

液体が掛かった草とかがいきなりかれちゃったよ。

こんなものが聖女ちゃんに当たっていたら、、、。

ひえぇ~。考えただけで恐ろしい。


「な、何なの!?」

「そこにいるのは、誰!?」


聖女ちゃんが草むらの方に叫ぶ。

すると、男の人が現れた。

あれは、

魔法の師匠!?


「なっ!?」

「怠惰の魔王!?あなたもここに居たのね」


「ふふふっ。その通り」

「はじめまして、私は怠惰の魔王だ。君を殺す者さ。君は、」

「聖女かな?」


魔法の師匠が聖女ちゃんを殺すつもりっぽいんだけど。

ちょっと待ってよ。

私、魔法の師匠には勝てるかどうか怪しいんだけど。

私が水溜りだってバレたら即蒸発させられそう。

正体をバレずに戦う事は厳しいだろうし、こうなったら、


(聖女ちゃん!)


「え?、、きゃっ!?」


「ぬっ!待てっ!!」


シュンッ!


私は聖女ちゃんの体に触れ、瞬間移動をした。

人が居ない所に転移しようと思って気ここにしたんだけど、


「なっ!貴様は聖女!?」


「うぇ!?ここはどこ!?」


失敗だったみたい。

やってきたのは、ダンジョンの最下層。

教皇のいた所だね。

この間来たときは人が誰もいなかったし、今回もいないと思ってたんだけど、いっぱいいた。

あっ!教皇もいるじゃん。


「殺せぇ!」

「隙を与えずに、確実に殺せぇ!」


「「はっ!」」


教皇の周りにいた兵士たちが一斉に襲い掛かってくる。

いそいで私も魔法を放つけど、一斉に来られると追いつけない!

兵士の刃が聖女ちゃんに触れる。

そう思った時、


シュンッ!


「「うわぁぁぁぁぁ!?」」


「見つけたぞ聖女!、、、って、教皇!?」


「「「うぇ!?」」」


魔法の師匠が現れた。

教皇も兵士も聖女ちゃんも、みんな驚いてる。

なんで魔法の師匠も一緒に驚いているの?

自分で転移してきたんでしょ。


「せ、聖女が魔王を連れてきたぞぉ!!」

「両方とも殺せぇ!!」

「教皇様に指1ッ本触れさせるなぁx座!!」


「「は、はっ!!」」

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