魔法獲得でウハウハ
「うおおおぉぉぉぉぉ!!!!!!」
ムキムキムキムキッ!
うわぉ。
すっごい筋肉。
男の人が雄叫びをあげたかと思うと、いきなり鎧がはじけるくらいの筋肉が飛び出してきた。
あれは、魔法だよね?
実際の筋肉が凄いわけでは、無いよね?
「わぁぁぁ!!!珍しいぃぃぃぃ!!!」
聖女ちゃんが歓声を上げてる。
え?何?
聖女ちゃん、ああいう筋肉マッチョ系が好きなの?
以外だねぇ。
あっ。でも、聖女ちゃんみたいなタイプの子は強い人がいいとかいってるイメージあるかも。
「お水さん!あの魔法は珍しい魔法でね。30年修業しないと使えないって言われてるんだよ!」
(へ、へぇ~)
なぁんだ。
聖女ちゃんは筋肉に驚いてたんじゃなくて、魔法の方に驚いてたのかぁ。
ん?
魔法ということは、
、、、やっぱり!
私も使えるようになってる!
なに!?
水溜りがムキムキになるってどういう事!?
シックスパットの水溜りって怖いんだけど!
というか、凄いね、この魔法。
使えば攻撃力と防御力が1000倍になるんだって。
人間が使うと、最低でも皮膚がダイアモンドと同じくらいの硬さになるって書いてある。
パシュパシュッ!
ん。
また新しい魔法を獲得したよ。
凄い魔法をまたゲットしたね。
パァンッ!
おお!
まただ!
今度のも強そ、、
バァンッ!ドカァァンッ!シャシャシャシャッ!パキンッ!
うわうわうわうわっ!?
凄い凄い凄い!
いっぱい来たぁぁ!!
もう何を獲得したのか分かんないよぉぉ!!
・・・。
「グオオオォォォォォ、、、、、」
「え!?うそ!あれが負けた!?」
ムキムキが倒された。
え?
魔法の効果的には無敵みたいな感じだと思うんだけど。
どうやって倒したの?
(何が起きたの?)
「分かんない」
「でも、あれが倒せるくらいの凄いものが起きたって事じゃないかな?」
新しい魔法の知識が入ってきてはいないから、魔法ではないよね。
じゃあ、一体何?
もしかして、スキル?
、、、まさかね。ありえない。
だって、魔法の方が圧倒的にスキルより強いじゃん。
「うわああああぁぁぁ!!!?????」
「魔王だああぁぁぁぁ!!!!!!!!」
叫び声がした。
魔王?
もうって何?何かの隠語?
ああ。違うか。勇者教の敵は魔王教だって言ってたから、そこの人だろうね。
「え!?魔王が出てきたの!?魔王教、本気だね」
(そうなの?魔王って、そんなに強いの?)
魔王って言われると、恐怖とか魔法の師匠が出てきちゃうなぁ。
違うとは分かっているんだけど、名前的にね。
2人とも元気にしてるかなぁ?
「そうだよ。私たちじゃ到底立ち向かえないくらい強いんだよ」
「魔王と1対1で渡り合えるのは勇者だけだって教わったけど、今は勇者が召喚されていないから、誰も太刀打ちできないんじゃないかな?」
(ふぅ~ん。大変だねぇ」
私は他人事のように、そう返事をした。
しかしすぐに思い知った、魔王の力というものを。
・・・。
「「「ぎゃああぁぁぁぁ!!!!!!」」」
叫び声が聞こえる。
そちらを見てみると、そこには見覚えのある顔があった。
あれは、
「恐怖の魔王!?」
「魔王教に帰ってたの!?」
恐怖がいた。
恐怖の周りには恐怖で顔が真っ青になり動くことのない死体がたくさん転がっていた。
そうか。
魔王って教父たちの事だったんだぁ。
そんな事はないって、思ってたのになぁ。




