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え?衛兵、じゃない!?

警察署の方から来ました。(警察署から来たと入ってない)

「あいつも殺しやってるなら、仲間にすればよかったな」


「そうだなぁ」

「でも、それにしてはあいつ、俺たちに怯えてなかったか?」」


「そりゃあそうだろ」

「最初に殺人がバレるときは嫌なもんだろ」


衛兵さんと思われる人たちは、あの聖女ちゃんを追ってる人が殺したのを、この馬車を運転してた人が殺したと勘違いしたみたい。

でも、変だね。

仲間にするとかよく分かんないや。


「ん!酒があるじゃん!」


「おっ!やりぃ~。持って帰って、ボスに献上すれば褒めてもらえるだろうな」


え?

私たち(酒樽たち)を自分たちのものにするつもり?

駄目だよ、衛兵さんみたいな職業の人がそういう事をするのは。

まあ、他の人たちもダメだけどね。


「よし!運び込むぞ!」


「おう!」


ガチャガチャッ。


衛兵さん達は酒樽を抱えて外に運び出す。

私も外に出された。


そして、私たちを自分たちの馬車に入れると、


「よし!」

「ずらかるぞ!」


「おう!!」


衛兵さん達は馬車に乗り、道のない森の中に入っていった。

、、、え?

道無いけど、なんでそんなところを走るの!?

さっき以上に揺れるぅぅぅぅ!!!?????


おええええぇぇぇぇぇ!!!!!」

ゲロゲロゲロォォォ!!!!!


・・・。

私、もう、駄目かも。

死んじゃうぅぅぅ。


ガタンッ!!


馬車が大きく前のめりになり、止まる。

衛兵さん達の基地か何かに着いたのかな?

どんなところだろ?

ちょっとワクワクするなぁ。


渡井は、建物のありそうな場所に目を向ける。

そこにあったのは、


ボロッ。


ぼろ小屋である。

まさにぼろ小屋という名前が似合うほどのぼろっぷり!

うん!

汚い!


私の期待は崩れ去り、そこにある建物に恨みまで湧いてきた。

私の!私の期待を返せぇぇぇ!!!!

もしかしたら、キレイ系のイケメン騎士がいるかもしれないみたいな私の期待を返せぇぇぇ!!!!

こんな汚い所にイケメンがいるわけないだろォォォ!!!!


「おう!帰ったか!」


の太い声がする。

振りむいてみると、小汚いおじさんがいた。

太っていないのが唯一の救いかな。(太っててもかっこいい人はかっこいいよ)


「「あっ!ボス!お疲れ様です!大量ですぜ!!」」


「ほぉぉぉう」

「そりゃあいい」

「早速見せてもらおうか」


衛兵さんたちは、ボスと言われる人に私たちを見せた。

・・・。

今更なのかもしれないけど、本当にこの人たち、衛兵さんなのかな?


「うっほう!大量だぜぇ!!」

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