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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
四年生夏休み

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1249/1260

1249日目:様子を見に行ったほうがいいですよねぇ……。

 八七代魔帝暦(まていれき)二五年・聖女せいじょの月第三十一日・属性(風)・天気:晴れ


「そういえばティコ様? アーシェからの連絡はないんですか?」


 朝食後、自室じしつで『りゅう尻尾しっぽ』と鉱山魔犬コボルドのココたちを観察かんさつしていると、安楽椅子あんらくいすのミスラにすわって読書中だったヌリアが、ふと思い出した様子でそんなことをたずねてきます。


 あー、私も心配はしてるんですよ? 宿に帰ってから、アーシェへの伝言でんごんたのんでいた従業員じゅうぎょういんさんに確認かくにんしても、もどってきてないという話でしたし……。

 ただ、わかぎわ表情ひょうじょうからさっするに、なにかかくしているというか、あまり実家じっかかかわってほしくはなさそうでしたからね……。


 とはいえ、いくらなんでも連絡がなさすぎるので、グラス先生に実家の場所をいて、明日にでも様子を見に行ってみましょう。

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