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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
四年生夏休み

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1227/1238

1227日目:とりあえず、ボルカ帝国へ出発です!

 八七代魔帝暦(まていれき)二五年・聖女せいじょの月第九日・属性(炎)・天気:晴れ


「あまり気はすすまないけど、いい機会きかいだから私も帰省きせいすることにしたわ……」


 夕方、空路くうろでボルカ帝国ていこくへ向かうため、グラス先生と街の郊外こうがいにある飛翔艇ひしょうてい発着場はっちゃくじょうおとずれると、そこには旅支度たびじたく調ととのえたアーシェの姿がありました。

 うん……多分たぶん、こうなるだろうなとは思っていたので、去年と違ってそこにあまり驚きはないんですが……えっと、大丈夫ですか、アーシェ? 

 

 その、なんだか今から帰省するとは思えないほど、非常ひじょう表情ひょうじょうけわしいですけど……。

 ほら、グラス先生も困惑こんわくしてるじゃないですか……。あ、先生、このは私の親友しんゆうというか交際相手こうさいあいてというか、まぁ……なんかそんな感じです。

 

 さておき、ボルカ帝国へいよいよ出発です!


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