1203/1240
1203日目:前期、最後の授業日!
八七代魔帝暦二五年・獅子の月第十六日・属性(闇)・天気:晴れ
前期最後の授業は仮説熱力学の研究授業なんですが……。
「カルドー? 夏休みは帰省するの~?」
「いや、姉さんも帰らないだろうし、寮に残る予定だけど?」
「ダメだ! 何度やっても蒸気圧の計算が合わねぇ!」
朝食後、アーシェと一緒に教室へ行くと、世間話をするルベルさんとカルド君の隣で、ハール君が机の上の書類に頭を抱えていました。
ハール君、どうやら仮説熱力学の前期末試験が、またアレだったみたいですね……。
そんなことを考えつつ、私はアーシェと席に着き、燃石の選別結果をまとめた資料に改めて目を通します。
しかし、九割以上が屑石だとは思いませんでしたね。あの店が優良店とか、絶対になにかの間違いです!




