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灰かぶりのティコ 365日の魔術学校300文字日記  作者: 荒木シオン
四年生前期

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1121/1126

1121日目:ため息をつく先生たち……。

 八七代魔帝暦(まていれき)二五年・金牛きんぎゅうの月第二十五日・属性(全)・天気:晴れ


「いや、そうはならんだろ……」

「ロイン先輩、あきらめましょう? だって、ティコさんの関係者ですよ?」


 登校後、カルド君と一緒に職員室へ直行ちょっこうし、昨日の件をロイン先生とシイア先生に相談すると、そんな台詞せりふとともに二人から深いため息がこぼれます……。

 うん……なんか、わりひどいことを言われてませんか、私? 泣きますよ?


 さておき、そうして色々とはなったんですが、しばらくのあいだはこのまま様子を見ることになりました。

 非常ひじょう目立めだつ姿をした自律型じりつがた魔導書まどうしょ魔導杖まどうじょうではあるものの、双方そうほうともにカルド君の指示しじには素直すなおしたがうため、特に問題はないだろう、という先生たちの判断です。


 しかし、本当に大丈夫なんでしょうか?

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