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1093日目:お父さん
八七代魔帝暦二五年・銀羊の月第二十八日・属性(全)・天気:曇り
午後、学校に帰るため、アーシェたちと駅で魔導機関車を待っているんですが……。
お母さんと一緒に珍しく見送りにやって来たお父さんが、最後に二人きりでちょっと話がしたいと言うので、皆から少し離れ、乗降場の端のほうへ移動すると、
「まぁ、なんだ……アーシェちゃんと仲良くな? とてもいい娘じゃないか……」
そう言って、いつになく真剣な表情で私のことを見つめてきます……。
えっと……急にどうしたんです? いや、アーシェとは普通に仲良くしますけど?
予想外の言葉に意図が読めず困惑していると、お父さんは苦笑しながら、私の頭を乱暴に撫で、皆のほうへと戻っていきます。
もう! 本当にいったいなんなんですか!




