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第二百八十六章 平和な日常生活

博士のハッタリで、刑務所に服役している凶悪犯は、面会に来た知人に、「昔、お前が助けた子供は、その後軍人になり、宇宙戦艦のワープエンジンが敵の攻撃で吹っ飛び戦死していたぞ。ひょっとして、お前が死刑確定になっていた事を知っていて二度と出所する事はないと思い、騙されたんじゃないのか?」と指摘されました。

凶悪犯は、「あの糞ガキ!覚えていろよ。」と怒っていました。

知人は、「覚えているも覚えてないもないよ。お前は二度と出所できないのだからどうにもならないだろう。」と諦めるように促しました。

凶悪犯は、「俺の変わりにお前が仕返ししてくれ。脅迫すれば良い金になるぞ。俺は務所の中なので、お金は必要ない。お前が全部使え。」と依頼しました。

知人は、「俺は、お前の仕返しをして、お前みたいに務所暮らしは嫌だぜ。」と断りました。

どうにも腹の虫が収まらない凶悪犯は、務所仲間に、「脅迫すれば良い金になるぜ。」と頼みましたが、抜け目のないフジコは念の為に凶悪犯の事をタイムマシンで調べて、迷子の子供を助けていた事を掴んでいた為に、フジコを脅迫に来た凶悪犯の務所仲間に、それを告げて、その日時と場所を伝えて、「刑務所に面会に行き確認してみれば解るわよ。私は、あの時感激して、その日時と場所が頭から離れません。」と説得しました。

刑務所に面会に行き確認すると凶悪犯は、「良く覚えていないが、確かに、その頃その場所で迷子の子供を助けた事はある。その話しだったのか。」と納得していました。

務所仲間は、「お前のお陰で無駄足をした挙句に恥じをかいたじゃないか。」と怒り、それが他の務所仲間にも広まり、それ以降、凶悪犯の事を信用する人もいなくなり、”考えてみればそんな子供が日付を覚えている筈がない。”と言っても相手にする人はなく、フジコのところへ脅迫に来る人もいませんでした。

アヤメはスケバングループのリーダーを陽子に譲ってからは、母のヴィーナス同様に宇宙旅行を趣味にしていて、呪縛時に宇宙特急電車の経験もあった為に、旅行社に就職して添乗員などの仕事をしていました。

フジコが、「女神ちゃん、呪縛時は宇宙に出た事のない地球人相手に説明した為に勤まりましたが、テレジア星人は誰でも宇宙に出た事があります。説明できるの?」と心配していました。

アヤメは、「宇宙の事は皆知っているので説明する必要はないわ。移動途中は映画の上映をしたり皆で歌を歌ったりするんじゃないの?」と気軽に考えていました。

フジコは、「だから女神ちゃんでも勤まるのか。でも女神ちゃんの歌は聞いた事がないので今度聞かせてね。」と納得していました。

アヤメは、「だから私が歌うのではなく、乗客が歌うのよ。」と説明しました。

フジコは、「じゃ、女神ちゃんは観光船の中で何もやらないの?観光地での乗客の世話係り?女神ちゃんにピッタリの仕事ね。」と納得していました。

サクラは弁護士になり、依頼の件以外でも、日常生活などで困っている事にも相談に乗ってくれる面倒見の良い弁護士だと評判になっていました。そんなサクラに相談に来た人が、「先日、旅行社のツアー旅行に申し込み旅行した時、自由時間に不良に絡まれました。その時は旅行社の添乗員が不良を追い払ってくれましたが、不良が私の事を覚えていて、“あの時に怪我をして痛い目にあったので、その原因を作った、お前が慰謝料を払え!”と脅迫されています。払う必要があるのですか?」と弁護士のサクラに相談しました。

サクラは、「払う必要はありません。原因を作ったのは添乗員でしょう?それなのに、あなたに払えと要求するのは、添乗員は強そうだったので、あなたに要求しているだけですよ。法律的に払う義務があれば添乗員に要求している筈です。それをあなたに払えというのは法律的に払う必要がないので、弱そうなあなたを脅迫しているだけです。」と説明しました。

サクラは先日博士が女神ちゃんは旅行社の添乗員になったと言っていたが、喧嘩の強い添乗員て、まさか女神ちゃんの事?と思い、相談者に添乗員の事を確認すると、矢張りアヤメでした。

サクラは、「その旅行社の添乗員も面倒見が悪いですね。私から連絡しておきます。それでも駄目なようでしたら、私が法律的に話を着けます。」と対応すると告げたので、相談者は安心して帰って行きました。

その後サクラから話を聞いたアヤメは、「あの野郎!うちの旅行社の客が減るじゃないか!」と不良に会いに行きました。

サクラは、”矢っ張り女神ちゃんに連絡したのは間違いだったかしら。火に油を注いだかしら?仕方ない、大火事になれば私が消火するしかないか。”と失敗したと後悔している様子でした。

案の定、アヤメが暴力事件を起こして警察に、「弁護士のサクラに連絡して欲しい。」と要求しました。

警察から連絡を受けたサクラは、”矢張り、こうなったか。”と警察に行き、サクラが身元保証人になってアヤメを警察から連れて帰りました。

サクラは、「女神ちゃん、不良対策はどうなったの?」と確認しました。

アヤメは、「話し合いの途中で警察が来たから中途半端のままだ。これから行って話を着けて来る。」と不良達の所へ行こうとしていました。

サクラは、「女神ちゃんの話し合いは、取っ組み合いの殴り合いをする事なの?私の考えている話し合いとは違うようなので、後は私が話を着けます。女神ちゃんは、この件から手を引いて。」と指示しました。

アヤメは、「もともと、アネゴが私に連絡してきたんじゃないの。今更それはないわよ。」と不満そうでした。

サクラは、「話し合いと殴り合いの区別も付かない女神ちゃんに話し合いは無理ね。女神ちゃんを信用して連絡した私が馬鹿でした。」とサクラが話を着けました。

陽子はスケバングループのリーダーと銀河系専門の天文学者として活動していて、軍隊は非常勤の連隊長として軍より依頼のあった時のみ活動していました。

陽子は、”地球では丸東組の組長と医学部教授と戦闘艦の艦長を務めていたから今も昔も同じか。しかし天文学者は新しい分野で、アンドロメダ星雲に住んでいる天文学者が、アンドロメダ星雲の事を何も知らないのは都合が悪いので勉強するか。”と時間を見付けては勉強して、解らない事はフジコに教えて貰っていました。

そんなある日、軍から陽子に、「凶暴な犯罪者に手を焼いた警察から軍に協力依頼があったので、一個連隊率いて凶暴な犯罪者逮捕に協力せよ。」と依頼がありました。

隊員も次々と凶暴な犯罪者に倒されて、最後は陽子との一騎打ちになりました。

凶暴な犯罪者は陽子の強さに驚いて、「お前、只者じゃないな!何者だ!」と陽子の正体を知ろうとしていました。

陽子は、「私はテレジア軍の連隊長よ。貴方ほど強いテレジア星人に会ったのは初めてです。その強さを悪事に使うとは残念ね。他に使い道がなかったの?少しお仕置きが必要ね。」と返答しました。

凶暴な犯罪者は、「何がお仕置きだ!俺は子供じゃないぞ!」と怒っていました。

陽子は、「精神年齢は子供ね。貴方より喧嘩の強い人がいる事を証明してあげるわ。」と迫りました。

凶暴な犯罪者は、「面白い、できるものならやってみろ!」と陽子に襲い掛かりましたが、結局陽子には敵わず陽子に取り押さえられて警察が凶暴な犯罪者を逮捕しました。

陽子は軍に、「任務完了!」と報告して帰宅しました。

軍から連絡があり、「凶暴な犯罪者を簡単に取り押さえた君に、警察学校で格闘技の指導をお願いしたいと警察から依頼された。君は軍の正式な隊員ではなく、非常勤なので、君が警察と話し合って決めて下さい。」と連絡がありました。

陽子は、”私の本職は天文学者で、その他にも色々とあって手一杯なのに。”と思いながら警察と話し合い、時間の取れる時のみ特別に指導する特別講師になりました。

モミジは凶悪犯の一件以来、軍隊で特殊部隊の連隊長として活動していると司令官から、「X連合の残党が宇宙海賊になっている事は君も知っているだろうが、先日漂流していた宇宙船を発見した為に調査すると、乗組員は負傷したX連合の残党でした。彼の説明によると、X連合を復活させる為に生物兵器の開発をした所、予想以上に凶暴でバリアを破られ、捕獲しようとしましたが、予想以上に丈夫で全員殺され、一人だけ命からがら逃げ出したそうだ。外部から破壊する方法もあるが、丈夫との事ですので、もし生き残りがいると大変な事になります。内部に乗り込み、確実に全て殺せ。」と命令されました。

モミジは、「宇宙ステーションは宇宙を漂っているのでしたら、宇宙空間に廃棄したと考えて、そのままにしておけばどうですか?」と提案しました。

司令官は、「隕石の衝突など予期せぬ事態が発生し、人工的に作られた生物兵器が宇宙ステーションの外に出る可能性がある。それだけは何としても阻止しなければならない。」と返答したのでモミジも納得して、X連合の宇宙ステーションに特殊部隊の連隊長として出撃しました。

銀河系担当秘密調査官のモミジがテレジア星の軍隊に転属になった為に、銀河系担当の秘密調査官はマーガレットになりました。通常一つの星雲には一人の秘密調査官がいるだけですが、今回地球で色々とあった為に、地球担当の秘密調査官は廃止せず渚と菊子が、そのまま活動する事になり、マーガレットと渚は地球で相変わらずの生活をして、菊子は人気のあるアイドル歌手と乱暴者の覆面女子プロレスラーを両立させていて、誰も同一人物だとは気付いていませんでした。

菊子は世界各国を巡業しながら、宇宙人の気配がないかなどを調査していました。


次回投稿予定日は、7月27日です。

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