エマージェンシー
万界軍における戦闘態勢レベル。
この発令には拒否権はない。
なぜなら、麾下1332以外はすべて「奴隷民」に過ぎないから。
B級戦闘態勢
現職の軍関係者すべて戦闘態勢をとれ。非番者も、勤務地に戻り、待機せよ。
A級戦闘態勢
現職軍関係者はすべて戦闘態勢。軍を退役し、軍年金(傷痍年金含む)受給者は直ちに公的機関(だいたい役場)にて、戦闘参加の意思を表明し、参加者は各軍事施設・もしくはその場で待機せよ。(「参加しない」場合、年金打ち切りであるから、寝たきりになっていても、だいたい参加表明する。12時間以内に返答義務がある)
S級戦闘態勢
すべての奴隷民は戦闘に臨め(老人・妊婦・未成年者も含む。文字通り、総力戦)
SS級戦闘態勢
すべての奴隷民は命を捧げよ(死ねといわれたら、死ね)
この上に、さらに過酷なSSS戦闘態勢がある
基本、Bまでなら侵略時に発令されるが、A以上は侵略・攻撃を受けたときを想定している。
明確には「闇竜戦」を意識している。
SSS級戦闘態勢は、発動にいくつかの条件をクリアせねばならない。
SSでじゅうぶんにきついのだが、トークン族がこの態勢だけは、ワンクッションを置いた。
早百合が発動コマンドをパスワードを込みで、全奴隷に向けて放送して、はじめて発令可。
パスワードはトークン族が設定している。
そのパスワードとは・・・。「娘への愛」
それを全奴隷民に向けて語らなきゃいけないのである。早百合にしてみたら、死んだ方がましであろう。なので、安易に発令しない。
SSS級戦闘態勢
すべての奴隷民はこの戦に勝つために、すべてのものを捧げよ。
SSまでは当人が、命をかければよかったのだが、これは勝つためには、闇竜に多少でもダメージを与えるためならば、昨日生まれたばかりの我が子に爆弾を巻いて、そのあぎとに放り込むことさえしてのけろ、という命令であり、拒否権がない。




